男役を卒業してからちょっぴり長めの過渡期。美容もファッションも、とことんチャレンジ中!
宝塚歌劇団在籍時から、美しい男役(美しい存在感ゆえ、まれに女性の役を演じることも)として人気を博した彩凪 翔(あやなぎ・しょう)さん。口を開くと親しみやすい関西弁で、そのギャップにトリコになった人も少なくないはず! そんな彩凪さんのプライベートをこっそり教えていただきました。
インタビューvol.1
▶︎【宝塚歌劇団OGリレー連載/彩凪 翔さんvol.1】芽吹幸奈さんから退団後のお仕事つながりバトン!
彩凪さんの今のマイブームはなんですか?
彩凪さん(以下敬称略):観劇もハマっているし、ピラティスなどで体のメンテナンスをするのもハマっているし、あ、あとはネイル! 自分でやっているのでそんなに凝ったデザインはできないのですが、ネイルカラーやネイルの小物を集めるのが好き。今日のはジェルネイルだけど、ジェルシールもかわいいですよね。
在団時のステイホーム中は何もできず、その時に「卒業したらネイルやるやん?」って思って。で、いろいろ調べたら、どうも1か月に1回は替えなあかんらしい。なら自分でできたらよくない?と思ってジェルネイルキットを買いました。1〜2回練習したあと放置していたんです。舞台『フランケンシュタイン-cry for the moon-』での女役で、本番にネイルをしなければならなくなり、お稽古でも女役としていたいからマニキュアをしていたんですね。合間にあった七海(ひろき)さんのクリスマスディナーショーや夢咲(ねね)さんと愛加(あゆ)さんのディナーショーには男役としての出演だったから、セルフで塗ったりオフしたりしていたんですね。よし、ディナーショー終わったぞと思ったのにネイルサロンへ行く時間がなく、『フランケン〜』の本番はセルフジェルネイルでやりました。今はまたお休みに入ったので、ネイルをしています。春らしいピンクで。
動物がお好きということですが、犬派ですか? 猫派ですか?
彩凪:犬派でした。だけど、母に猫(今実家で飼っているアロハちゃん)をプレゼントする前に自分で2〜3日預かっていたら自粛期間になって実家に帰れなくなり、結局1〜2か月私の家にいましたね(笑)。もう情がわいてしまって。それで、猫もかわいいなと思うようになりました。アロハは絶対に爪を出さないし、噛まないし、悪いことを一切しないいい子なんです。小さい頃から芸を教えていて、最近はおすわりを覚えました。あとは、回るのとお手ができます。お手は、たまたま上がっている前足を掴むだけなんですけど(笑)。大阪に帰る時はなんとかして実家に寄って、アロハに会っています。私もペットを飼いたいのですが、今は自分のことで精一杯なので…。
彩凪翔さんの写真をもっと見る芽吹さんもそうですが、OGの方でも現役生の方でも、ペットを飼われている方が多い気がします。交流はありますか?
彩凪:めっちゃありました。東京公演中に「犬会」という集まりがあり、休演日に犬を飼っている人たちでドッグカフェに行ったり、ある方のおうちに集まってみんなで遊んだりしていました。残念ながら最近はコロナで集まれなくなってしまったのですが…。OGの朝風(れい)さんや蓮城(まこと)さん、彩風咲奈ちゃんなどが集まるのですが、私だけ犬を飼っていないのにメンバーに入れてもらっているという(笑)。いつか自分も犬を飼って、また参加できたらいいなと思っています。