超簡単でしかも安い!一晩でできる最高のヨーグルトデザート
このツイートを投稿したのは、フランス料理のシェフであり、Mr.Cheese Cakeというサイトでただ1品だけのチーズケーキを販売している田村浩二さん。
「ヨーグルトにドライマンゴーを刺すと、翌朝に最高のデザートができる」と簡単な内容ですが、2日間で約15万ものいいねがついたことで、話題になっています。私は、スイーツ好きの知人のリツートで知りました。
説明無用の簡単レシピでありながら、極上の仕上がりが想像できるあたり、人に広めたくなるのも、よくわかります。めったなことで押さない「いいね」をポチっとしちゃいました。
このツイートに対するコメントには、
“ぬか漬けみたい”
“杏とイチジクぶち込んでます”
“バナナチップスではどうでしょう”
など、バリエーションも提案されていて、それらのやりとりを読むのもとっても面白い。
先日は、田村シェフ自身が干し梅をヨーグルトに投入し始めた模様(笑)。下の写真は田村シェフのツイッター @Tam30929より。
田村シェフにお聞きしたところ、2日間でフォロワーは5,000人増! 同時にチーズケーキは140本もの注文が入ったとのこと。
多くの企業やショップが、販売促進のためのSNS活用に頭を悩ませているなか、こんなふうにさりげないツイートが、ビジネスを加速させている。
流れてくる広告や企業担当者のやらされ感漂うツイートと異なるのは、発信者の「伝えたい」思いが短い文に込められているところ。
「映え」狙いでも、フォロワー集めでも、販促でもなく。だから、リツイートやいいねで「情報ありがとう」って、お礼を言いたくなる。
実は、ちょっとSNSから離れたいなと個人的には思ったところだったのですが、「SNSも悪くないもんだ」という気持ちにさせてもらいました。ありがとうございます。
そして、私も試しましたよ!
田村シェフは、「ギリシャヨーグルトに漬けると簡単ですよ」と書いていましたが、我が家のはヨーグルト菌で増やしているカスピ海ヨーグルトなので、やわらかめ。それが、ドライマンゴーと絡みあって、とろ〜り、コクのある味に仕上がりました。糸を引きそうなくらいの、ねっとり感もいいです。半冷凍にして、ヨーグルトケーキみたいにして食べようかと、ただいま冷凍庫に投入中。出来上がりが楽しみです♪
南 ゆかり
フリーエディター・ライター。Cancam、Oggiでもインタビュー、コラムなど連載中。デザートは手づくり派です。いまはこちらのヨーグルトデザートと、オリジナルのグレープフルーツゼリーに夢中。