パスタの茹で汁を活用するおもな方法
パスタを茹でた後は、お湯が残ってしまうもの。茹で汁を活用する方法はあるのでしょうか? おもな活用方法と、ポイントを解説します。うまく活用して、節約や環境保護につなげましょう。

パスタソース作りのベースにする
パスタの茹で汁をパスタソースのベースとして使うことで、ソースが乳化しやすくなります。パスタを茹でたお湯にはパスタの成分であるデンプンが溶け出ているので、水と油が混ざりやすくなるのです。
特にオイル系のソースを作る際には、茹で汁を加えることで水と油が乳化しやすくなり、ソースがなめらかに。茹で汁の有効活用にもつながるでしょう。また、スープパスタを作るときには、茹で汁をそのまま使って煮込むこともできます。
スープのベースとして使う
パスタと一緒にスープを作るときには、茹で汁をスープのベースとして使うことも可能です。
パスタをざるに上げた後、残った茹で汁をスープのベースとして使用します。茹で汁が多すぎるときには一部を捨て、足りないときには水を足すとよいでしょう。
茹で汁に具材を入れて煮込むだけのため、普通のお湯と使い方は変わりません。塩を入れている場合は、味付けを調整しましょう。スープだけでなく、ポトフなどの煮物にも使えるため、幅広く活用できます。
食器洗いに使う
パスタの茹で汁は、食器洗いにも使えます。茹で汁には小麦のタンパク質やデンプンが溶け出ており、油汚れ落としに効果的とされているのです。
食器洗いに使用する際は、やけど防止のため茹で汁をある程度冷ましてから使いましょう。ぬるま湯なら、水よりもさらに油汚れを落としやすくなることに期待ができます。
食器だけでなく、シンクやキッチン周りの油汚れを落としたいときにも活躍するでしょう。
庭にまいて雑草の管理をする
パスタの茹で汁を熱いまま庭にまくと、雑草の除草にもつながるそう。塩が含まれている場合は、土壌や植物にダメージを与える可能性があるため、雑草の抑制効果が期待できます。ただし、塩は土壌に悪い影響を与えてしまうことから、今後植物を育てる可能性がある場所や、塩害が起きると困る場所には使用しないのが賢明です。
塩を入れていない茹で汁なら土壌への影響は少ないと考えられるため、一時的な除草が目的であれば塩を入れずに試してみてもいいかもしれません。
パスタの茹で汁を捨てるときの注意点
もしパスタの茹で汁を活用したとしても、全て使い切れるとは限りません。使い道がなければ、ある程度は捨てることになるでしょう。シンクに茹で汁を捨てるときの注意点を解説します。

冷ましてからシンクに流す
熱湯をシンクに流すと、シンクや配管が傷みやすくなります。臭いや配管トラブルにつながるため、冷ましてから流すようにしましょう。
どうしても熱湯を流さなければならないときには、水道から水を多めに出し、少しずつ茹で汁を流して温度が上がりすぎないよう調整するのがポイントです。
パスタの茹で汁だけではなく、熱湯自体がシンクによくない影響を与えるため、普段から注意しましょう。
流した後に清掃をする
パスタの茹で汁を流した後は、真水できれいに清掃しましょう。油汚れが落ちるとはいっても、茹で汁に含まれるタンパク質やデンプンが残ったままになるのはよくありません。
シンク全体が汚れていないときでも、配管に茹で汁を流し続けると詰まりや配管の汚れの原因になる可能性もあります。
定期的に配管の清掃を行い、詰まりを予防するよう心掛けましょう。
パスタの茹で汁を活用する際のポイント
茹で汁を活用しようと考えている場合、一般的な使用期限やどうしても余るときの対処法が気になるかもしれません。活用時のポイントとして、どのくらいで使い切る方がよいのか、茹で汁を減らすためにどのような工夫ができるのかを確認しましょう。

用途を問わずなるべく当日中に使い切る
パスタの茹で汁を再利用する場合は、用途を問わず当日中の使用がおすすめです。特に、パスタソースやスープなど、食用の目的で使う場合は可能な限り早めに使いましょう。
茹で汁には水分・デンプン・塩分などが含まれます。常温で置いたままにすると腐敗する可能性や劣化も考えられるでしょう。
冷蔵庫で保存すれば短期間の保管は可能とも考えられますが、使用する予定がない場合は、衛生面を考慮して処分するのが賢明です。
余る場合は茹で汁を減らす工夫も検討する
通常、パスタを茹でるときには鍋いっぱいに水を入れます。しかし、茹で汁が余ってしまってもったいないと感じることもあるかもしれません。
また、環境面を考慮すると、あまりシンクに茹で汁を流したくないと考える人もいるでしょう。
もし茹で汁を再利用しても余ってしまう場合には、茹で汁を少なくするために、パスタを少量の水で加熱したり、電子レンジを用いた調理法を取り入れたりするなどのも一つの方法です。
パスタを半分に折ってフライパンに入れ、ふたをして少量の水で加熱することで、茹で汁の量を抑えられます。
まとめ
パスタの茹で汁は、パスタソース作りやスープのベースとして再利用することもできます。余った茹で汁は食器洗いや清掃、雑草の管理などにも使えるでしょう。
どうしても茹で汁が余ってしまう場合には、パスタを少量の水で加熱したり、電子レンジ調理を取り入れるなど、茹で汁を減らす工夫を試してみてもよいかもしれません。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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