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2025.11.03

パスタに塩を入れる理由を解説!分量の目安や入れ忘れたときの対処法も

パスタをゆでるときは通常、少量の塩を入れます。しかし、ふとしたタイミングで「塩を入れる理由は?」と疑問に思ったことがある人も多いでしょう。本記事では、パスタに塩を入れてゆでる理由とともに、ゆで塩として入れる塩の量をご紹介。また、「もしパスタをゆでるときに塩を入れ忘れてしまった場合どうすればよいのか?」というお悩みについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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パスタに塩を入れる理由は?ゆで上がりへの影響

ゆであがったパスタの写真
(c)Adobe Stock

パスタをゆでるとき、塩を入れるのはなぜなのでしょうか? はじめに、ゆで上がりにどう影響するのかなどを解説します。

パスタに薄く塩味を付けるため

パスタをゆでるとき、塩を入れる理由としてまず挙げられるのは「パスタそのものに薄い塩味を付けるため」です。この塩味が、ソースをかけたときになじみやすくなる「下味」となります。

ゆでるときに塩を入れなくても、ソース自体の塩味を濃くすればよいのでは? と思うかもしれません。ただ、パスタ自体に塩の味が染み込んでいると、ソースとの一体感が出て柔らかな味になるとされています。

しっかりとパスタに塩味を染み込ませるにも、ゆで始めてからではなく、お湯が沸騰してパスタを入れる前か沸騰させるときに入れたほうがよいでしょう。

コシを出してアルデンテにゆでるため

もうひとつ、パスタにゆで塩を入れる理由として一般的に言われていることがあります。それは、パスタのコシを出すためです。多くのパスタの原料はデュラムセモリナ(デュラム小麦を粗挽きにした小麦粉)で、複数のタンパク質から生成される「グルテン」を多く含んでいます。

グルテンはパスタの「コシ」を作るために必要な物質。塩(塩化ナトリウム)はグルテンと結合してパスタの表面を固めてくれるため、ゆでるときに塩を入れるとパスタにコシが出やすくなるのです。

また、塩分が染み込むとパスタの吸水量が減ることも、コシ出しにゆで塩を入れたい理由です。吸水量が少なければ、歯応えがあってコシのある「アルデンテ」にゆで上がります。

コシ出しに塩は不要という見解も?

一般的な認識とは逆に、パスタをゆでるときに塩は不要という声も見られます。おそらく、コシを出すために必要な塩分の割合が高いことから、「ほんのりと塩味が付く程度入れたくらいでコシは出ない」と考えているためでしょう。

ただ、塩を入れるとコシが出ること自体は事実です。下味を付ける効果も加味すると、(塩を入れる前提で作られたソースのレシピを使う場合は特に)パスタをゆでるときは塩を入れたほうがよいと考えられます。

パスタをゆでるときに入れる塩の分量

塩の写真
(c)Adobe Stock

パスタをゆでるとき、「このくらいでよいのだろうか」と目分量で塩を入れている人も多いかもしれません。もし、ゆで上がりにバラつきが出ているなら、目安量を参考に計量してみましょう。

水1Lに対して、塩は約10gが目安

家庭ではゆで上がったパスタのお湯を切って、そのままソースと合わせるのが一般的です。ゆでたそのままで塩味がちょうどよくなるよう、ほんのりとした下味を付けられるくらいの量を入れると、味のバランスが整います。

目安は水1Lに対して塩約10gです。水1Lは、乾燥パスタ1人前(100g)をゆでるのに必要な量なので、1人前に対して約10gの塩を入れると考えれば問題ありません。

コシ出し効果が確実に欲しければ約25g

塩(塩化ナトリウム)をグルテンと結合させてアルデンテのようなコシを出すには、ゆで汁の塩分濃度が2〜3%必要といわれています。水1Lに対する塩の分量は、20〜30gです。

海水の塩分濃度が約3.4%ということを考えれば、ゆで上がりはかなり塩辛くなると予想できるでしょう。コシを出すために2〜3%の塩分濃度にしてゆでる場合、塩気を和らげる工夫が必要です。

ゆで上がったら熱湯にくぐらせる、ソースの味を薄くするなどの工夫で、ゆで上がりの強い塩気を気にせず食べられるはずです。

塩を入れずにパスタをゆでてしまったら?

はてなマークを出して考えているエプロン姿の女性のイラスト
(c)Adobe Stock

パスタをゆで始めてから、塩を入れ忘れたことに気付く場合もあるのではないでしょうか。ゆで塩を忘れてしまったときのカバー方法を、目的別に2つ紹介します。

味が足りなければソースで調整

うっかり塩を入れ忘れてパスタがゆで上がってしまった場合、ソースがそのままだと味が薄い可能性があります。両方を合わせてみて味が薄いと感じたら、ソースに塩味を足して調整しましょう。

もしも薄味好みでそのままが良いと感じるなら、そのまま食べても問題ありません。無理にソースを濃くすると、自分好みの味に仕上がらなくなってしまいます。

ゆで時間を短めにしてコシを残す

コシ出しのために塩を入れる予定だったならば、ゆで時間を少し短くすることでもコシを出せます。ゆでている途中で気付いたなら、タイマーより少し手前で火を止めましょう。

パスタといっても幅広い種類がありますが、パッケージに記載されているゆで時間より約1分短くゆでるとアルデンテの食感にしやすいとされています。

ただ、冷製パスタにする場合、冷水で締める工程で硬くなることに注意が必要です。ゆで時間どおりか1〜2分長めにゆでるくらいで、ちょうどよい硬さになります。

まとめ

ペペロンチーノの写真
(c)Adobe Stock

パスタにゆで塩を入れる目的は、下味を付けてソースとなじみやすくすることと、コシを出すことです。下味が付けばよいという場合は約1%、コシ出しの効果も期待する場合は約2.5%の塩分濃度になるよう調整してみてください。

とはいえ、塩を入れるかどうかは個人の好みによるところもあります。「パスタは絶対に塩を入れてゆでなければならない」と考える必要はありません。塩を入れる理由は参考知識とし、必要に応じて入れるか入れないかを判断しましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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