ロッテ初“カカオ専門店”「LOTTE DO Cacao STORE」
■LOTTE DO Cacao STORE
1964年より約60年もの間チョコレートと向き合ってきたロッテは、カカオの持つポテンシャルを最大限に活かしてチョコレート作りをしたいとの想いから、2015年より「DO Cacao PROJECT」と名付けた活動を行っています。
この「DO Cacao PROJECT」の情報発信を行う場所として、また、カカオの新たな一面に触れられる魅力的な体験を提供する場所としてオープンさせたのが「LOTTE DO Cacao STORE」です。
カカオ豆の外皮を利用した“サステナブルな取り組み”
ロッテでは、カカオに関わるサステナブル(持続可能)な取り組みの一環として、カカオ豆の外皮“カカオハスク”を有効活用しています。
店内には、カカオハスクから生成したエタノールを一部使用して作ったアルコールスプレーや、カカオハスクを織り交ぜた壁材、カカオハスクを活用し、環境に優しい「ボタニカルダイ」で染色した生地を採用したユニフォームと、さまざまな部分に活用されています。
カカオ豆の個性を活かしたスイーツ作り
チョコレートの原料となるカカオ豆は、コーヒー豆が産地によって味わいや風味が異なるように、カカオ豆も育つ国によって個性が大きく異なります。
「LOTTE DO Cacao STORE」では、そんな産地の異なるカカオを使って作るドリンクやスイーツで、気軽に味わいの違いを感じられます。
気になるメニューをピックアップ!
■TASTING Cacao[drink]
▲550円
まずオススメしたいのが、産地の違いをホットドリンクで楽しむカカオ飲み比べセット「TASTING Cacao[drink]」。
「TASTING Cacao[drink]」は、カカオ豆を即座にペーストにするカカオ豆の摩砕機「カカオグラインダー」を使用し、ナッティなコク深さを楽しめる“ガーナ”、トロピカルフルーツのようなフルーティーな香りと鮮烈な酸味を楽しめる“パプアニューギニア”、赤いベリー系の酸味を楽しめる“インドネシア”と、それぞれの国で育った個性豊かなカカオの味わいが飲み比べで楽しめます。
3種それぞれの味わいの違いが楽しめるだけでなく、550円という価格にも驚き!自分好みの味わいを見つける楽しさもあるので、訪れたら絶対チェックしてほしい一品です。
■Cacao WRAP
▲660円
手軽にワンハンドで楽しめる「Cacao WRAP」は、カカオ生地、カカオクリーム、カカオソースとカカオ尽くしのスイーツ。3産地のカカオそれぞれの味わいと相性の良いバナナ、ミックスベリー、キャラメルソースやナッツがくるくるっとラッピングされた、楽しく美味しい一品。
食べ進めるうちに味わいの違うカカオとフルーツやナッツのマリアージュがつぎつぎとやってくる、新たな体験が待っていますよ。
他のメニューやカフェスペースも要チェック!
この他にも、焼菓子や飲みごたえたっぷりなデザート仕立てのドリンクなど、さまざまなメニューが揃います。2階のカフェスペースでゆったり寛いだり、街歩きのお供に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
【LOTTE DO Cacao STORE】
場所 :東京都渋谷区神南1-8-11 (JR渋谷駅から徒歩7分)
席数 :15席(2階)
営業時間:11:00〜19:00(LO/18:30)
定休日:なし(年末年始の休業予定あり)
※新型コロナウイルスの状況により営業時間が変更になる場合がございます。最新情報は公式HPをご覧ください
チョコレートアドバイザー
西村 裕子
幼少期の頃から大好きなお菓子は“チョコレート”。学生時代から海外のチョコレートを取り寄せるなど、本格的なチョコレート愛好家歴は約30年。2014年、チョコレート鑑定家クロエ・ドゥートレ・ルーセル氏が講師をつとめた、日本コネスール デュ ショコラ協会認定のシニアアドバイザーの資格を取得。現在はチョコレートアドバイザーとして、Web・雑誌・ラジオなどのメディアにてオススメや注目のチョコレートの紹介や記事を執筆中。インスタグラム:@365chocolats