圧巻のステージを披露したNCT DREAMの京セラドーム最終公演
ツアータイトルにもある「 In A DREAM」にある通り、メンバーの夢の中でファンと共鳴する世界観と7人のメンバーの繋がりを表現。コンサートの終了=夢が覚めるを意図し、ファンにパワーを持ち帰ってもらうライブをコンセプトにし、7DREAMで初となった今回のツアーには40000人の観客が来場し、総動員数は174000人にものぼりました。
放射線状に花道が伸びたステージ上に設置されたクリアボックスから登場するメンバー。ドームがライブのスタートを待ち侘びていたシズニの掛け声に包まれます。日本デビューシングル「Best Friend Ever」のカップリング曲の「Glitch Mode (Japanese ver.)」からライブはスタート。その後、チソンが主人公となり物語が進みながら「My First and Last」「Bye My First」「Love Again」「To My First」と続き、青春時代のかわいらしさと切なさが詰まったステージを披露。
ロンジュン、へチャン、チョンロの「Sorry,Heart」、マーク、ジェノ、ジェミン、チソンの「Saturday Drip」などのユニットステージも。ライブ中盤では「Quiet Down」で舞台からせり出してくるクリアボックスが上下し、ボックスの中にいるメンバーと周りにいるメンバーで繰り広げる色気溢れるペア・ユニットダンスでを披露し、大人の魅力を放つ姿も披露しました。
ライブ後半、トロッコに乗る演出でよりシズニのそばへメンバーが行き、SNSでも人気を集める「Life Is Still Going On」や、アリーナツアーでは披露されていなかった「Fire Alarm」などを披露。スタンド上段や上階のファンに大きく手を振るメンバーたち。2月8日に発売になった日本デビュー曲「Best Friend Ever」も熱唱。本編ラストは「Hot Sauce」で締めくくりました。
ライブ後半ではメンバーへのサプライズも!
アンコールは「Beatbox」でスタート。記念撮影をしようとすると突然流れ出す映像に「ボヤー(なに〜)」と驚きを隠せないメンバーたち。これまでのツアーの様子やシズニのメンバーへの想いが撮影された映像を、食い入るように見ていました。そして映像に「NCT DREAM is my」の文字が流れると「Best Friend Ever」とスローガンを持ったシズニたちから声がかけられます。
予期せぬ出来事に驚きながらも「ありがとうございます」とお礼をするメンバー。「いつ準備してくださったんですか」「シズニたち、言いたくてうずうずしてなかった?」「こういうの初めてじゃないかな」と喜びを隠せない表情をのぞかせます。ジェノは「(アリーナの時にドーム公演の告知があったから)追加公演が決まったのかなって思った(笑)」と話します。普段、涙を見せないジェミンも「あぶなかった、泣きそうだった」とコメント。サプライズは大成功となり、メンバー全員もスローガンを持って記念撮影。
スローガンには「NCT DREAM is my 〝Best Friend Ever〟」と書かれており、それを見たチソンは「わー、ロマンティストシズニ」と言い、「(日本語で)心がきれい」と笑顔をのぞかせるマーク、「(日本語で)私たちの心が温かい」と感無量のジェノ、「(日本語で)シズニと僕たちはベストフレンドだからこれからもよろしくねー。本当にありがとうございます」とニコニコのジェミン。チソンは「(日本語で)ぼくたちはこれからもかっこいい姿でお会いできるように、一生懸命頑張りますので応援よろしくお願いします!」とシズニへの思いを伝えました。
メンバーのコメント全文
チョンロ:今日、今回のツアーの最後の公演を終えたんですが、僕はさっきのサプライズを見て(言いたかった)言葉を忘れてしまいました。僕が話したいことは、とても幸せだったということです。このメンバーと一緒に、そしてファンの皆さんと一緒にステージができて歌えたことが幸せだったと思います。これからも必ずいい歌を届けていい姿をお見せしますので、ずっと一緒にいてください。ありがとうございます。今日は最後まで楽しんでくださってありがとうございます。
へチャン:もう3日目の公演が終わりを迎えました。まずは感謝したい方々がたくさんいらっしゃるんんですが、このコンサートを作ってくださって、僕たちがたくさんのことを勉強できた(仲宗根)梨乃さんに感謝しています。そして僕たちがうんざりするくらいいうことをなかなか聞かない7人だったんですが、僕たちのために頑張ってくれたILLヒョン(お兄さん)本当にありがとうございました。そしてドリームメイカーのお姉さんをはじめとして、スタッフの皆さん本当にありがとうございます。SMTOWNジャパンのファミリーの皆さんにも感謝しています。エイベックスの関係者の皆さんも本当にありがとうございます。また、僕たち7人がなかなか言うことも聞かず、バタバタしている中、7人の僕たちをうまくまとめてくれるマネージャー、ヒョン・ヌナありがとう。そして海外のスタッフの皆さんも本当にありがとうございます。カメラの方、このコンサートのスタッフの方全員、本当にありがとうございます。
ドームで公演するということは、一生の中で叶えられるか、叶えられないかのことだと思います。それなのに3日間この会場をいっぱいにしてくださって、僕たちDREAMが頑張れるようにしてくださったシズニの皆さん、ありがとうございます。皆さんに伝えたいことがあったんですが、覚えられなかったので用意してきました。
(ここから日本語で)3日間、楽しかったです。きてくれた皆さん本当にありがとうございます。僕たちDREAMはこれからもずっと走り続けるので、皆さんもついてきてください。皆さんの応援以上にお返しします! ありがとうございます。
ロンジュン:本当にいま僕はとっても感動しました。今年に入って1番大きな感動をもらったと思います。本当に普段からつらいときや悲しいとき、振り返ったらこんなにも大勢の皆さんが応援してくださっているんだと思うと、この世の中の中で一番幸せなんじゃないかと思いました。この長い人生の中でまだまだ未熟な僕たちのことを、こんなに愛してくださって本当に心からありがとうございますと、改めてお伝えしたいです。そして僕が準備してきた日本語を言ってみたいと思います。
(ここから日本語で)僕たちNCT DREAMがたくさん日本のシズニに会いにくるので、素敵な思い出をたくさん作りましょうね。いつもありがとうございます。大好きです。これからが始まりです、ずっとそばにいてください。
(韓国語で)本当に僕たちのそばに一緒にいてくださいね。
ジェミン:皆さん、本当に2023年にこんなかわいい素敵な思い出を作ってくださり、心からありがとうございます。皆さんがいてくださらなかったらできないのがコンサートだと思うんです。正直にいうとリハーサルをしているとき、練習をしているときは結構きついんです。皆さんがいてくれるのといないのでは、天と地の差があるんです。おかげさまで本当に本当に幸せでしたし、最後はあやうく初めて泣きそうになるところでした。一生忘れられない思い出をいつも僕に与えてくれて、ありがとうございます。
(日本語で)本当にありがとうございます。日本デビューもしてシズニの皆さんに会える機会も増えるから、これからも末長く(ここで大きな歓声)よろしくねー。僕たちはベストフレンドエバーやで。皆さん、ほなまたなー!本当に愛してるよ。ありがとうございます!
ジェノ:3日間のドームコンサートが終わりましたね。時間が経つのが本当に早かった気がするんですが、でもそれは皆さんのおかげで時間が経つのも忘れて、このステージに立って思いっきり飛び回っていたからだと思います。まずは皆さんこの3日間、この会場に来てくださって、遊んで、いい思い出を作ってくださってありがとうございます。貴重な時間を割いてきてくださって、ありがとうございます。
今日は感謝の気持ちについてお話ししてみたいと思います。僕はNCT DREAMになれて、とても幸せでありがたいと思っています。皆さんがそばで応援してくださり、力をくださるから僕たちNCT DREAMがずっと続けられるんですが、もしかしてNCT DREAMになれなかったらどうなっていたんだろう、と思うとすごく悲しい気持ちになります。NCT DREAMになれたのは僕の誇りでもあるし、NCT DREAMは本当にありがたいグループです。このグループでいつも力になってくれるメンバーにも感謝しています。ずっと僕たちNCT DREAMがいい姿をお見せできるように、メンバーと一緒に頑張って力を出して成長して皆さんの前に現れるようにしますので、いつもNCT DREAMのそばにいてくださったらうれしいです。シズニ is my Best Friend Ever! 3日間がんばってくださった皆さん、おつかれさまでした。いつも僕たちの力になってくれるシズニの皆さんも本当にありがとうございます。おつかれさまでした。
(日本語で)シズニしか勝たん!
マーク:僕たちのメンバーは話がうまいですね。(日本語で)まずは皆さん、サプライズ本当にありがとうございます。
(韓国語で)一度もまだやってなかったので、皆さんで「Yo DREAM!」(NCT DREAMの掛け声)を一緒に叫ぶのはどうか。
(マークが「Yo DREAM!」と叫ぶと、会場に響き渡るシズニの「쩔어 주자 화이팅!」の声)
(日本語で)本当にありがとうございます。(韓国語で)僕も本当にたくさんのことを考えたんですが、本当に皆さんさえいてくださったら、僕たちは何も恐れるものはありません。(日本語で)皆さん、本当に本当にありがとうございます。
この3日間、メンバーにもありがとうございますと伝えたいです。そして僕たちを助けてくださった大勢の皆さんにも感謝しています。僕たちにとってドーム公演は練習生の頃から夢見ていたことです。初めてのドーム公演を3日間をご一緒してくださった皆さん、ありがとうございます。皆さんが本当にたくさんの愛を送ってくださいました。日本デビューしてまだ間もないのにたくさんの愛をくださったことを当たり前と思わず、これからも長い間、この力をもって、いい姿をお見せできるDREAMになります。
(日本語で)最後にもう一度、僕たちの本当に初めての日本ツアーに一緒に来てくれてありがとうございます。僕も忘れないから、皆さんも忘れないでください。OK? 皆さんがいればどんな困難も乗りこえられます。ありがとうございます。
チソン:さっきロンジュンヒョン、へチャンヒョンの感想を聞きながら思ったことなんですが、今この瞬間が不思議に感じられます。昔のこともいろいろと思い出されました。昔のことも色々と思い出されました。2019年だったと思うんですが、6人で日本に来てホールに来てコンサートをしたことも思い出しました。こんなふうにドームの会場で、大勢のシズニの皆さんとと7人のメンバーと一緒にいられるので…
(声を詰まらせるチソンにマークがタオルを差し出し、チソンの肩にタオルをそっと置く)
この3日間で、これからを僕がきちんと人生を歩んでいく力をもらったように思います。
(言葉を詰まらせるチソン)
言ってもいいかな…。(と言い、言葉を詰まらせる)ごめんなさい、今言おうと思っていることは次の機会に改めて伝えますね。いま、頭の中がめちゃくちゃになっています。とにかく3日間本当にありがとうございました。
(拍手が止むのを待ちながら )
皆さん、未来で会いましょう。(日本語で)みらいで!
マーク 未来で会いましょう!
ジェノ 遠くからもライブビューイングで見てくれた皆さんもありがとうございました。
今日はへチャンがからかったので大変でしたよね、いつか必ず(オンラインで見ていた)皆さんにも会場でお会いできるのも楽しみにしてます。
アンコール4曲、ダブルアンコールには大ヒットを果たしたスペシャルミニアルバム『Candy』のタイトル曲である「Candy」を披露。ひとりずつ挨拶をして、順にステージ奥にある扉からステージをあとにするのですが、他のメンバーの挨拶中に、ステージをあとにしたはずのメンバーが行ったり来たりするおちゃめな姿も。ラストはまさかの全員勢ぞろいして、シズニに大きく手を振り扉が閉まり、メンバーのシズニ愛を存分に感じるフィナーレに。最高の盛り上がりを見せ、約3時間30分、熱狂に包まれた3DAYS最終日の公演は幕を閉じました。
Oggi.jpでも会見&ライブのレポートを掲載。異なる写真が掲載されており、マークさん、チョンロさん、ロンジュンさん、ジェミンさんの2枚目のソロカットはOggi.jpで2月23日 20時に公開予定です。こちらもあわせてチェックしてくださいね!
NCT DREAM TOUR ‘THE DREAM SHOW2 : In A DREAM’ – in JAPAN
京セラドーム大阪公演セットリスト
1 Glitch Mode (Japanese ver.)
2 Countdown (3, 2, 1)
3 Stronger
4 Dreaming
5 Déjà Vu
6 My First And Last
7 Bye My First…
8 Love Again
9 To My First
10 Sorry, Heart
11 Puzzle Piece
12 Chewing Gum
13 ANL
14 Dive Into You
15 Irreplaceable
16 Saturday Drip
17 Quiet Down
18 Better Than Gold
19 Life Is Still Going On
20 Diggity
21 Ridin’
22 Fire Alarm
23 BOOM
24 Hello Future
25 Best Friend Ever
26 Trigger the fever
27 Hot Sauce
28 Beatbox
29 Candle Light
30 Dear DREAM
31 Walk you home
32 Candy(ダブルアンコール)
NCT DREAM日本デビュー・シングル
『Best Friend Ever』好評発売中
ミュージックビデオはこちらから!
撮影/田中聖太郎事務所(ライブ写真)
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