【目次】
日本を代表するアール・デコ建築
約90年前の1937年に竣工された当時よりほとんど変わらない、重厚感のある美しい佇まいの「山の上ホテル」。三島由紀夫や夏目漱石など、数多くの文豪たちにも愛されたホテルとしても知られています。今回は、ホテル内にあるコーヒーパーラーでデザートを堪能してきました。
コーヒーパーラー「ヒルトップ」
古き良き時代に愛されたクラシックコーヒーやデザート、しっかりとしたお食事もいただけるコーピーパーラー。クラシック調の店内は、平日でも多くの食事客でにぎわっていました。
席に案内されると、すぐさまテーブルのセッティングをしてくれます。そこで目に入ったのは、こちらの美しいプレースマット。繊細なレースで縁取られているのですが、よく見ると「HILLTOP HOTEL」の文字が!
こちらは横浜元町のレース専門店「近沢レース店」が手掛けているものだとか。真っ白で繊細なレース模様に、自然と背筋が伸びる気持ちです。
山の上ホテルの プリンアラモード
気品あふれるプリンアラモード。ガラスの器に並べられた色とりどりのフルーツやスイーツは、まるで芸術品のような美しさ。ちなみにお値段は2,000円(税・サ込み)。
昔ながらの卵がしっかりと香るプリンは、スプーンですくうともっちりとした質感。バニラのたっぷり入ったバニラアイスを一緒に食べることで、絶妙ななめらかさに。色とりどりに並べられた季節のフルーツは、どれもみずみずしく新鮮な味わいでした。会話や雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと味わいたい贅沢なスイーツです。
神保町~御茶ノ水の間にひっそりと佇む「山の上ホテル」。時の流れが止まったような重厚感のあるホテルで、自然と心もリラックスできました。ちょっと特別なティータイムにおすすめです!