春休みはちょっぴり贅沢な時間を味わいたい!
ホテルを象徴する暖炉、天井まで続く大きな窓から降り注ぐやわらかな光。開放感たっぷりの空間でいただくアフタヌーンティーは格別。非日常感と旅心が掻き立てられます。
都心から 1時間半というアクセスの良さもあり、ご家族はもちろん、学生時代の友人や気心知れたママ友と過ごすのにもぴったりですよ。
子どもたちが大きくなると、週末は塾や習い事などで忙しくなってしまいますが、子どもたちが小さな頃は家族でよくお邪魔していました。上の写真は昔の思い出の1枚です。
まずは、メレンゲを崩しながらいただくティラミスにスコーンが登場!
アフタヌーンティーの代名詞であるスコーン。
通常はティースタンドに入っていますが、「焼きたてをアツアツのうちに食べて欲しい!」そんなペストリーシェフの想いから、別々に。寄木細工のトレイが箱根ならではの雰囲気ですよね。
次はどんなスイーツが出てくるのだろうと、わくわくしながらティースタンドの登場を待ちます。
お待ちかねのアフタヌーンティースタンドがこちら
今シーズンのテーマは『Sweet Spring』。苺やラズベリーといった春の訪れを感じるスイーツが勢ぞろい。木のぬくもりを感じるプレートやトレイも素敵でしょう? 食べて美味しいのはもちろんですが、目で楽しめるのもアフタヌーンティーの魅力ですよね。
また、アフタヌーンティーはPM12:00~PM2:30(ラストオーダーはPM2:30)まで。都会の喧騒を離れてゆったりと過ごせるのがいいなと思って。
特にこれから夏にかけては、中庭の新緑が楽しめるのだとか。訪れる時間や景色によって、移り変わる様子を眺めるだけでも、優美な気持ちになりそうです。
一段目は春をイメージした優しいピンク色のスイーツがギュッ♡
(右上から時計まわりに)苺のスムージー、 ロールケーキ、ヘーゼルナッツクッキー、ラズベリーマカロン、ギモーヴ。春らしい香りが口の中でほのかに広がります。あぁ、写真を見返すだけでも、キュンキュンしてしまう。
ちなみに手前にある花びらは、メニュー表に記載していないチョコレートの細工菓子。なんでも、ペストリーシェフが花びらを1枚1枚組み立てて、色をつけていくのだそう。
この日はペストリーシェフの風戸さんがいらっしゃたので、そんなお話も伺うことができました。なんだか得した気分です。
二段目は季節のフルーツとケーキ
二種類の味が一度に楽しめるシュークリームに濃厚なチョコレートのムース。ムースの上にちょこんと乗った小さな板チョコもなんと、手作り(!!)。
地元の食材を使うなど、随所にペストリーシェフのこだわりが盛り込まれています。食べるのがもったいないな、と思いながらもペロリ完食(笑)。
パパも大満足! 三段目は食べごたえのあるセイボリー
三段目は、クロワッサンのホットドッグにゴロゴロっとしたかぼちゃやブロッコリーが入ったキッシュ、お野菜のバーニャフレッダと塩気のあるラインナップ。ビジュアルも味もばっちりなセイボリーを間に挟みながらのスイーツって、無限ですよね(笑)。
4種類の紅茶(ポットサービス)ほか、コーヒーやカフェラテ、日本茶など、ドリンクのラインナップも豊富。ラグジュアリーホテルで好きなドリンクを好きなだけいただくことができて ¥4,000(税込、サービス料別)は、良心的だなと思って。
お腹もちゃんと満たされるので、女性だけでなく、パパも満足してくれるはずですよ。
春は卒入園や進学、進級など、慌ただしい季節
仕事に家事、子どもたちのサポートに奔走してきた母の区切りに、ラグジュアリーホテルのアフタヌーンティーで自分を労わってみませんか?
*今回紹介したのは訪問時(2023年3月初旬)の情報になります。最新情報は公式HPをご覧下さい。
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラム(yucarikawaguchi)も話題♡