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2023.07.26

「ガスコンロってどこで買うの?」築19年目のキッチン・プチリフォーム実況レポート〈1/3〉

 

築19年のキッチン プチリフォーム体験レポート。オンラインでのリサーチから見積もり、現況確認など今どきのリフォーム事情を施工会社選定まで紹介します。

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築19年目のマンションが迎える設備危機!

新築で住み始めたマンションもあっという間に築19年。家中の設備や家電が次々と故障に見舞われている大島です。まさに設備危機!

そんな我が家、キッチンの大きなスペースを占領している食洗器は故障で放置(メーカーが食洗器の生産を止めていて、修理不能のまま3年…)、そろそろ掃除も限界な疲弊したレンジフード、そしてコンロの1つが直ぐに着火できなくなったガスコンロと…。もう限界!キッチンがこんな状況だと、日々の家事へのモチベーションも下がります。

この夏、キッチンのプチリフォームを断行することにしました!!

そこで大きな疑問が…。「ガスコンロやレンジフードってどこで買うの??」19年前と今では、住宅設備もその売り方も大きく変わっていますよね。

備え付けの19年間使ってきたガスコンロ▲19年間使ってきたガスコンロ

10年に1度有るか無いかのキッチン設備の買い替えについて、このコラムで3回に渡って紹介します。最新の機種は?その使い方は?と紹介する前に、まず1回目は施工サービス会社の選定編です。

コレ、本当に大変でした。

「ガスコンロってどこで買うの?」

現在のマンションでは、ほぼ選択の余地なく付いていた設備を与えられたまま使っていました。でもレンジフード、ガスコンロ、食洗器を19年ぶりに買い換えるに当たり「性能と価格の検討をしたい」「新しい性能の機種も使ってみたい」と強く思いました。

以前マンション内でガスメーカーが斡旋販売をしていた時、同メーカーの3〜4機種が展示されていてその中から選ぶだけなのが嫌で興味が持てなかったこともありました。

家電量販店やホームセンターで見ても、キッチンのサイズや施工の状態を自分が理解していないと機種を選べないので先に進めない。そんなことで先延ばしにしてきてしまった我が家のキッチン。本当に限界でした。ちゃんと調べて向き合わなくては…と。

そこでガスメーカーやガスコンロメーカーのショールームを検索してみると。以前あったショールームが閉鎖されていたり、プロ向けのショールームだったり。素人がしっかり商品を検討して購入する。という当たり前のルートがなかなか見当たりません。本当に「ガスコンロってどこで買うの?」状態になりました。

キッチン全体をリフォームする場合は、インテリアコーディネーターが全体の設備や配線も含めて、要望をカタチにしを提案してくれると思いますが、今回はプチリフォーム。そこまでお金はかけられません。目的はキッチン全体を変えずに設備だけを新しいものに更新です。

そんな途方に暮れているとき、出会えたのが交換できるくん。住宅設備専門のオンラインストアです。

すべてオンラインで完結!?
ECサイトでキッチン設備を購入!

「交換できるくん」サイトはキッチン設備だけでなく、給湯器や洗面台、空調機器なども機器の販売と施工工事、既存品の回収までを一括して請け負うオンラインストア。そして各社のさまざまな種類のガスコンロやレンジフード、食洗器が揃っています。早速、サイトから会員登録してコンタクトしてみると…。

担当者から半日と空けずに返信が届きました!早い対応◎

返信のリンクから設備毎のサイトでさまざまなメーカーの機種を検討して、希望機種を自分選択します。オンラインですから、メールにリンクのあった「交換できるくん」の詳しい機種サイト、併せて各メーカーのサイトや口コミサイト、家電量販店のサイトも比較し本当に自分が欲しい機能やデザインと価格帯を独習しなくてはなりません。

また現状の設備のサイズを測り、キッチンの全体写真、現状機種の写真、レンジフードや食洗器の配管の写真などもマイページに登録します。オンラインだから、機種の特徴や配管の状況を理解するのも自分自身。オンラインサイトという家庭教師について、学習を進めるような要領です。

配管部分▲配管を初めてチェックしました

約2週間かけて仕事の隙間時間にリサーチし、絞り込んだ希望機種の見積りを依頼しました。出てきた見積りは想定より安く抑えられていて、ガスコンロと食洗器は付属のサービス含めてとても納得できました。

ただレンジフードの機種が現状の設置位置より高さが下がるとのこと。それがどのくらい下がるか設置しないとわからない。との説明がありました。もしレンジフードが自分の身長より低かったら、使いにくいと心配になりました。

▲最新式に対応するには高さがない現状のレンジフード

オンライン+現調の「スミレナ」

そこでもう一件、見積りを取ることに。東京ガスグループのスミレナというオンラインストアです。こちらもオンラインでガス器具・水回りのリフォームを請け負っている企業です。

このサイトの特徴は分割手数料0円での分割払いという新しい形でのサービスを提供しているところ。1回払いでも10年間払いでも手数料ゼロ。その代わり割引率はそれほど高くありませんでした。価格は「交換できるくん」の方が優秀、でも初期費用を抑えた分割払いを使う方には割安になる仕組みです。

水回りやガス器具は生活必需品、急な故障は大きな出費です。いざという時に助かる、家計に優しいサービスだと思います。そして何より「スミレナ」は現地調査が必要な器具について、正式見積り前に工事業者が下見・現調をしてくれることが◎です。この現調は料金もかかりません。

我が家のレンジフード高さ問題は「スミレナ」でも指摘され、その為現調に来てもらいました。工事業者の担当が丁寧に設備を確認し、記録し、私の希望もヒヤリングしてくれた後正式見積りのメールが届きました。現況のレンジフードより5〜7cm下がるがそれ以上は下がらない施工が可能とのこと。現調をしてもらえたことで、希望機種が施工できそうです。

ガスコンロもオンラインで買う時代に

ここで私のプチリフォームのオーダー先が決まりました。ガスコンロ、食洗器は「交換できるくん」、レンジフードは「スミレナ」です。オンラインのサービス2社にお任せします。

1日の作業でプチリフォームを完了したかったし、全体見積りは交換できるくんの方が割安でした。でも住宅設備には空間のサイズ感や使い易さ、配管など、1件1件異なるコンディションがある。レンジフードについては、そのサイズ感と使い易さを何より重要と考えた時、スミレナの現調を含めた対応はとても安心できました。

7月中旬現在、我が家のキッチンはガスコンロと食洗器が新しくなっています。楽しみにしていたガスコンロは本当に使いやすくて優秀で、毎日の料理の時短にも役立っています。ガスコンロは次回ぜひ詳しく紹介しますね。そして7月末にレンジフードを交換して完了予定です。

新しいコンロ

五徳部分、火の調整などのパネル部分

・ ・ ・ ・ ・

最後に交換できるくんの施工の担当者もスミレナの現調担当者も、当日の説明や応対サービスが素晴らしかったこともお伝えしたいです。ずっとウェブサイトとメールとアポ確認の電話でのやり取りが続いてオンラインでのリフォーム。初めて施工当日やスミレナの現調で施工担当者と会うことになります。

その時の丁寧な対応や設備や商品の知識、感じ良さってとても大事なこと。自宅での作業ですから尚更です。購入者への現場での丁寧な説明までをひとつのサービスとしていると感じました。それまでオンラインで独習して商品理解に努めてきた私にはとても嬉しい時間でした。

キッチン設備の買い替えをオンラインでトライしてみたら、最後は豊富な知識&感じの良い施工担当者のリアルサービスに出会えたプチ・リフォームとなりました。

大島文

ブランディング コーチ

大島文子

ファッションや百貨店、化粧品、ライフスタイル雑貨などのブランディング支援、PRや販促を中心に活動している。6年前に(株)ブルーム&グローという会社を起業。Oggi.jpにて連載していた「ブランディング仕事術」はこちら

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