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2023.07.25

おすすめキッチンメーカーを比較! 選ぶ際に注意したい点についても紹介【専門家監修】

キッチンをリフォームする際には、キッチンメーカーを選ぶ必要があります。しかし、どこがよいのか分からなくなるということも多いでしょう。本記事では、各キッチンメーカーの商品や、失敗しない選び方を紹介します。

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「古くなったキッチンをリフォームしたい! でも、メーカーによって様々な種類があり、どこがよいのか分からない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 毎日使うキッチンは、使いやすいだけでなく、デザイン面も考慮して選びたいですよね。

そこで、お家の快適空間を作る街のリフォーム屋さん「アトリエボックス」でインテリアデコレーター並びに窓装飾プランナーをされている米道莉恵さんに、おすすめのキッチンメーカーについてお話をうかがいました。

人気のシステムキッチンは?

メーカーによって性能やデザインなどが多岐にわたる、システムキッチン。高級価格・中級価格・普及価格と、価格帯も分かれています。価格帯ごとにおすすめのキッチンメーカーについて紹介していきます。

1:高級価格帯

高級価格帯のシステムキッチンだと、LIXILの「リシェルSI」が人気です。機能性もデザイン性も妥協したくない方や、細かいところまでこだわりたい方におすすめ。ハイグレードなキッチンをお求めの方はぜひチェックしてみてください。

クリナップでは「CENTRO」が高級グレードです。2023年6月にモデルチェンジして、ますますデザイン性がアップされています。天板やシンク、キャビネットまでも高性能ステンレスという機能性が高いのはもちろん、見た目の美しさも兼ね揃えていておすすめです。

黒を基調にしたキッチン

2:中級価格帯

続いて中級価格帯では、クリナップの「STEDIA」が挙げられます。収納力・お手入れのしやすさ・作業性などバランスがいい! ステンレスのキャビネットが標準装備になっているので、清潔さも保ちやすいですよ。

もう1つ紹介したいのは、タカラスタンダードの「トレーシア」。おすすめのポイントは、お手入れのしやすさ。タカラスタンダードのキッチンはホーロー素材なので、簡単にマグネットの取り付け・取り外しが可能です。また、油汚れも簡単に落とせます。

タイルの壁を白い雑巾で拭いている手元

3:普及価格

普及価格帯キッチンですと、クリナップの「ラクエラ」が人気です。収納力がとてもあり、デザインも豊富。色や素材などコーディネートに合わせられるのもいいですね。

LIXILの「シエラS」はコストパフォーマンスが◎。シンプルなキッチンにしたい、細かな機能はあまり必要でない方にはぴったりです。

失敗しないキッチンメーカーの選び方とは?

毎日使うことになるキッチンだからこそ、せっかくキッチンをリフォームしたのに何だかしっくりこない… という事態は絶対に避けたいもの。ここでは、失敗を防ぐことができるキッチンメーカーの選び方について、紹介します。買ってよかったと思えるような、素敵なキッチンを見つけてください。

白が基調のキッチン

1:優先順位をつける

まずは優先順位をつけるということについて。

どのキッチンメーカーで購入するか検討する際に押さえておきたいポイントは、価格帯・機能性・デザイン性の3点です。リフォームする際には、特に価格帯は慎重に検討する必要があります。

メーカーによって異なりますが、キッチンをリフォームする際にかかる費用の相場は、大体50万円から250万円ほどです。こちらは、選ぶグレードやどのくらいオプションをつけるかで大きく変動します。

機能性が高いものほど、リフォームにかかる費用は高くなります。また、同じメーカーでも、オプションをつけたりした場合には、価格が大きく変わることも。あらかじめ予算を組んでから、リフォームに臨むようにするとよいでしょう。

そして、手入れのしやすさや頑丈さなど、機能性のチェックも重要。また、どのくらい収納があるのか、使い勝手のよい高さなのかどうかもチェックポイント!

デザイン性に関しては、どこまでこだわるのか、人それぞれ異なるでしょう。デザイン性にもとことんこだわりたいという方は、価格帯や機能性なども考慮した上で、自分の趣味に合うメーカーを見つけるのがおすすめです。

価格帯・機能性・デザイン性の3点は、キッチン選びの際に意識してもらいたいポイントではありますが、全て理想通りのキッチンを見つけるのはなかなか難しいかもしれません。そこで、一番重視する点はどれなのか、優先順位をつける必要があります。

特にこだわりたいという点や、ここは多少妥協しても大丈夫という点を決めておくことで、キッチンメーカーや商品を比較的スムーズに絞り込むことができるでしょう。

2:リフォーム会社に相談する

各キッチンメーカーについて詳しく特徴が知りたいという方は、リフォーム会社に相談するのがおすすめです。契約の前に見積もりとプランニング内容を確認する流れになります。リフォームするのであれば、現地で間取りや水栓の位置など確認した上、予算や希望に応じたプランニングができます。

また、パーツにもよりますが、同じメーカーに別シリーズの組み合わせや、他のメーカーとの組み合わせも可能です。キッチンに取り入れたい機能があるという場合は、メーカーごとに調べて、リフォーム会社に相談するのをおすすめします。

そして、下調べの段階でキッチンメーカーやキッチンを選んだあとは、ショールームで実際に触れてみることが大切です。見るだけでは分かりづらい、使い勝手のよさなども確認することができます。メーカー専属のアドバイザーの話も聞くことができ、キッチン選びに失敗するリスクを下げることができるでしょう。

また、各メーカーのショールームへ行って、それぞれの特色や強みを比較して選ぶのもいいですね。

家の模型を指しながら話し合っている人たち

最後に

今回は、価格帯別の人気システムキッチンやキッチンメーカー、失敗しないキッチンメーカーの選び方について紹介しました。毎日使うことになるキッチンは、使いやすいだけでなく、自宅の雰囲気に合ったものを選びたいですね。

メーカーごとに様々なタイプのキッチンが販売されているため、実際にショールームを訪れて、素敵なキッチンを見つけてください。

画像ALT

監修

アトリエボックス 米道莉恵(よねみち・りえ)

京都・太秦にある、「アトリエボックス」でマネージャーを務め、快適な空間作りをしている。インテリアデコレーター、リビングスタイリスト、窓装飾プランナーの資格を保有。
趣味は、沖縄旅行。離島のきれいな海でシュノーケルするのが大好きで、毎年リフレッシュしに行っている。

執筆/京都メディアライン

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