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2023.11.11

【会食の達人がセレクト】大人の女性が「わかってる!」って思われる手土産ワインは「サンマルツァーノ」

イタリアの踵の部分、プーリア州で最も有名なワイナリーで、世界80ヵ国以上で発売されている「サンマルツァーノ」のワイン。 おしゃれで、お料理に合わせやすくて、相手の方が負担に思わない価格…大人の女性が「わかってる!」って思われるこのワインについて、ワインの達人がそのおすすめをご紹介します。

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家飲み、記念日、女子会、忘年会…ワインの出番です!

ワイン畑で採れた葡萄

以前、Domaniの副編集長だった下河辺さやこがお届けする、大人の女のお作法TIPS。年末年始の宴会シーズンに向けて、ホームパーティ用のワインの選び方とおすすめワインをご紹介します。

うっかりすると週5会食なんてこともある筆者。ワイン慣れしていそうに見えるからか、「選んで」と言われることも多いけど、実は銘柄は何にもしりません。でも、絶対にハズさない自信はある。

なぜなら、お客さまと一緒のときには信頼できるお店にしかいかないから。所詮、私は素人なので、つべこべ語るより「お料理にあうこのくらいの価格ものを」と、メニューを指したほうが間違いない。だいたいハズさないものがでてきます。

でも、ワインを買うのはかなり難易度が高い!

葡萄の品種が同じでも、つくられた場所や年などによってまったく味が変わってしまうから、あまり頼りにならない。どなたかのお家を訪ねるときや自宅で飲む用に、とデパートやワインショップに行っても、お店の方の手書きのおすすめコメントを頼りに想像を膨らませるしかない。

最近流行しているナチュールもいいんだけれど、それこそ信頼できるお店で買わないと、安定感に欠ける。友達同士の集まりならラベル買いもいいけど、目上の方にお持ちするにはちょっと怖い。結果、コメントもないところで買うときは、もう面倒だから名前の通った泡でいいや・・・ってなりますけど、それじゃああまりに芸がない。

ワイナリーの楽しそうな畑の写真

というわけで、最近はもっぱら「ワイナリー買い」。信頼できるワイナリーがつくっているボトルを、泡、白、赤…お料理や用途に合わせて買うと、失敗しません。


世界各地に著名なワイナリーは数あれど、どなたかにお持ちしたときに驚きや発見があって、おしゃれで、お料理に合わせやすくて、相手の方が負担に思わない価格…大人の女性が「わかってる!」って思われるのが「サンマルツァーノ」。イタリアの踵の部分、プーリア州で最も有名なワイナリーで、世界80ヵ国以上で発売されています。

プーリアは、ハリウッドセレブたちのバカンスの地としても知られる場所。マドンナ、ナオミ・キャンベル、ジョージ・クルーニーやトム・ハンクスなどが訪れたことも。アドリア海とイオニア海に面した肥沃な大地が広がり、オリーブやトマト、小麦の栽培が盛んで、イタリアの穀倉地帯にあたります。

ワイン畑を走る車

もちろんブドウ栽培にもとても適した環境。ワイン生産量はヴェネト州やシチリア州と共にトップを争うくらい。ワインの生産地として古くから知られる場所ですが、サンマルツァーノの歴史は実はそこまで長くはなく、1962年に誕生。だからこそ、伝統的な文化を継承しながら、最新技術を使ったモダンなスタイルを提案できるワイナリーだと言えるでしょう。

サンマルツァーノのおすすめワイン5選

サンマルツィアーノのワインとワイングラス

サンマルツァーノのワインの中でも、私がおすすめなのはこちらの5種類。

・サンマルツァーノのシグニチャー、セッサンタアンニ

ワインボトルと食材

樹齢60年以上の凝縮した甘さのある「プリミティーボ」というブドウを用いて造られる、サンマルツァーノの代表的な赤ワイン。
濃密で甘味があり力強く、お肉料理やマグロ、トマトを使ったお料理に合います。プーリアらしいワイン。タンニンを感じるけれど、アプローチしやすいので、食後にゆっくりデザートと楽しむのもおすすめ。
私はバニラアイスクリームとセッタンニの組み合わせが好き。「あーーーふとるー」といいながら背徳感を楽しんで。

・エッフェネグロアマーロ

ワインとお肉

スタイリッシュなFのマークが印象的なフルボディの赤。樹齢60年以上のプーリアの地品種ネグロアマーロでつくられた、ベリー系のフルーティな香りとスパイシーさを併せ持つ複雑な香り。タンニンがしっかり効いていて、絶妙な樽感と長い余韻を楽しめます。
玄人ウケするタイプなので、「赤ワインが好き」という方と飲むならこれ。

・コレッツィオーネ・チンクアンタ

赤ワインボトルと食べ物

しっかりとコクのある赤ワインなのに3000円程度なので、お酒好きの友達と集合! というときにピッタリ。
ネグロアマーロとプリミティーボがそれぞれ50%ずつ。さまざまなビンテージを掛け合わせてつくられています。
実は韓国料理とも相性がよく、焼肉屋さんでのお取り扱いも多いワイン。
バーベキューにもいいし、自宅での晩酌用にもおすすめです。

・エッダ

白ワインの入ったグラスとワインボトル

イタリア語で「彼女」という名前の白ワイン。プーリアでつくられるワインは80%が赤で、白ではあまり知られてなかったのですが、サンマルツァーノが9年前に生み出して、瞬く間に人気になりました。
力強い白ワインだけどカルフォルニアともフランスとも違う味わい。
タイム、ローズマリーなど地中海のハーブのニュアンスと、バニラ、蜂蜜など甘美なニュアンスがあって、丸みが感じられる、その名の通り女性らしいワインです。
魚介にピッタリなので、バターを使った魚介のグリルや、キンキンに冷やしてカルパッチョに合わせるのも◯。

・トラマーリロゼ

ロゼワインのボトルとグラス

ワインの色とリンクしたシャイニーなピンクのロゴがスタイリッシュで、気分を高揚させてくれる辛口のロゼ。
チェリーやラズベリーのようなみずみずしい果実味が特徴で、フレッシュなお料理にぴったり。陽射しのある休日のランチやアペロならこれ一択です。

私はサラダや魚介のマリネ、フルーツのカプレーゼに合わせるのが好き。ギフトにするなら毎年つくられているアーティストとコラボレーションしたラベルの限定品も喜ばれます。

人と人との繋がりが、より愛おしく感じられる昨今。過ぎた1年をふりかえりながら、また新たにはじまる未来を語りながらすごす大切な人との時間。せっかくだから素敵なワインをシェアして、さらにコミュニケーションを深めてみませんか。

下河辺さやこ顔写真

書き手

下河辺さやこ

(シモコウベサヤコ):小学館ユニバーサルメディア局コンテンツ事業推進センター 編集長。「小学館 ビューティ・プロジェクト Powered by 美的」統括プロデューサー。小学館入社後、『Oggi』、『Domani』、『AneCan』、『Precious』の副編集長を経て、一橋大学大学院でMABを取得後、事業開発を行う現セクションへ。日本テレビ系『それって実際!? どうなの課』ほかテレビ、イベント出演多数。著書に「男尊社会を生きていく昇進不安な女子たちへ」(主婦の友社)。インスタグラムアカウント:
https://www.instagram.com/sayako_shimokobe/

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