今大注目の「WILD BLUE」のTGC出演を深掘り!
2005年から年2回開催している史上最大級のファッションフェスタ「東京ガールズコレクション(以下:TGC)」。
2024年9月7日、39回目となるTGCがさいたまスーパーアリーナにて開催されました。そのTGCに、8月にグループ発表されたばかりの「WILD BLUE」も出演! 初のパフォーマンス披露の場となりました。
堂々の初ステージ
黒いデニムジャケットに白シャツ・黒タイ・黒パンツというシックカジュアルなファッションで登場。ジャケットの胸元とバックには、ブルーで縁取られた「WB」のロゴがきらめきます。
登場早々に、9月6日にリリースされたばかりのデビューシングルである「WILD BLUE」を披露。クールな曲調で、ダイナミックでありながら繊細さも感じられるダンスに引き込まれます。
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1曲目が終わって挨拶をし、1人ずつ自己紹介をするメンバーたち。自己紹介の後ほかのメンバーたちが「フゥー! 」と盛り上げ、仲のよさがうかがえました。
リーダーである山下幸輝さんがグループ名の由来について説明した後、なんと『TGC KITAKYUSHU 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION』のアーティスト出演も発表に。サブリーダー・宮武颯さんは「ぜひ僕たちのことを覚えて帰ってもらえたらうれしいです」とコメントしていました。
続いて2曲目となる「First light」を披露。曲がかかると、グループの末っ子・鈴 日向さんが「TGC、行くぞー! 」と会場を盛り上げます。「First light」は爽やかでポップなナンバー。ランウェイを通ってセンターステージに移動し、キレキレのダンスで会場を魅了しました。
ステージ後には合同取材も。そんな合同取材の様子も詳しくレポートします。
フォトセッション・合同囲み取材
取材前のヘアメイク直し中、ハンディファンを片手におしゃべりするメンバーたち。初ステージ後、肩の力が抜けた様子が見て取れました。
いざ取材スタート。まず山下さんが軽快に取材陣の前に現れます。
山下幸輝さん(以下敬称略):「よろしくお願いしまーす! 」
予想外にメンバーが後に続かず、パネルの前にひとり立つ山下さん。
山下:あれ? (フォトセッション)ひとりずつ?
山下さんが不安げにメンバーの元へ戻ろうとすると、スタッフが「いつもの並びで…」と4人の移動を促し、5人そろいます。山下さんも「全員ですよね(笑) 」と安心した様子でした。
5人:よろしくお願いします!
フォトセッション中、正面・上手・下手と目線振りをする際、メンバーがわかりやすいように取材陣の後ろから手を振るスタッフ。それを見てついメンバーたちが笑ってしまうシーンも見られました。
——初のステージの感想を教えてください。
山下:では僕から! 僕ひとりでは何度かTGCのランウェイを歩かせていただいたこともあるのですが、初めてWILD BLUEとして出演してすごく楽しかったです。お客さんからのレスポンスも気持ちがよかったですね。
宮武颯さん(以下敬称略):(手を挙げながら)次は僕が。メンバーと目が合うたびに自分の士気が上がっていく感覚がありました。この5人だからこそ、すごくいいパフォーマンスができたんじゃないかと思います。
鈴川直弥さん(以下敬称略):メンバーみんなと目が合ったときにお互い緊張がほぐれて、WILD BLUEらしさのあるステージになったと思います。会場のお客さんのペンライトを見て「楽しい! 」という感情が溢れ出てきて、最高のパフォーマンスができました。
池田優斗さん(以下敬称略):はい!(手を挙げて)池田優斗です。僕は舞台袖に来た瞬間すごい緊張し始めて、大丈夫かな…と思ったんですが、颯くんも言っていたようにメンバーと目が合ったときに緊張が全部吹き飛んで、純粋にとても楽しい時間になりました。
笑顔で池田さんの方を向き、宮武さんの話になると宮武さんの方を向いてうれしそうな顔を見せる山下さん。
鈴 陽向さん(以下敬称略):さっき颯くんも言ったように、メンバーと目が合って緊張がほぐれ、楽しくパフォーマンスできたと思います。ファンの方が方が持ってくれていたネームボードやペンライトが見えて、よりパワーがみなぎりました。
ジェスチャーを交えて丁寧にコメントする鈴さんを、山下さんと宮武さんがにこやかに見守ります。
——今回のファッションのポイントは?
山下:ポイント…なんやろ。ジャケットのインナーは結構かっちりしたスタイルなんですが、デニムジャケットを羽織ることでグループ名にもなっている「ワイルドさ」を表現できていると思います。あとはこのデニムジャケットが手作りで…。
胸元のロゴを強調する山下さん。
後ろを向きバックスタイルを見せてくれる宮武さん、鈴川さん、池田さん、鈴さん。こういった行動にもチームワークのよさが光ります。
山下:後ろもキラキラ仕様で、ステージで映えるようになっています!
——メンバーの中でファッションリーダーは?
山下:颯です! そもそも私服がおしゃれ。
鈴:うんうん。
宮武さんを指すメンバーたち。自分です、というように挙手する宮武さん。
池田:いつでもおしゃれにキマっている感じ。颯くんのファッションは大人っぽくてかっこいいです。
鈴川:確かにキマってるよね! 余裕がある感じ。
うれしそうに頷く宮武さん。
宮武:普段からチェックしたり、メンバーにも「それ◯◯だね」って言ったりしちゃうくらい服がすごく好きなんですけど、みんながおしゃれだって思ってくれているのはすごくうれしいです。
山下:いつかTGCのランウェイ歩くんじゃない?
一同:お!
宮武:ぜひお願いします!
一同:(笑)
——グループの強みはどこだと思いますか?
山下:日向、ある?
鈴:みんな話がうまいところです。
宮武:みんなってことは自分も含んでな。
宮武さんが鈴さんの肩をぽんぽんとたたくと、「うん! 」と大きく頷く鈴さん。
鈴:関西出身が4人いるので、話のうまさは強みかなと思います。
山下:直弥はどう?
鈴川:偏りなく、本当にみんな仲がいいんです! 特に決まったペアがなくて、5人がいつでも誰とでも一緒にいられるっていう不変の仲のよさは最高だと思っています。
頷きながら拍手する山下さん。
鈴川:じゃあ次、池田優斗さん。(池田さんを指しながら)
池田:フルネームで(笑)。僕は、それぞれのちょっとかっこ悪いところも、メンバー間に留まらず周りの大人の前でも見せられるところが強みだと感じています。飾らず、親近感が湧く5人だと思います。
宮武:みんなが言ってくれたように、完全じゃなくて人間みのある姿もお見せできることで、見ている方が「がんばれ!」って応援したくなるようなグループなんじゃないかな。
山下:4人が言ってくれたことと合わせて、ギャップのあるパフォーマンスが強みです。ダンスも歌も表情といった表現も、全部が最高のグループです!
ステージ終わりであることもあり、汗が止まらないメンバーもおり一旦メイク直しタイムに。その間、ステージを終えたばかりだというのに鈴川さんは軽く踊っており、ダンス好きの一面をのぞかせました。
山下:ビジュいいっすね!(池田さん・鈴川さんの方を見ながら)
鈴川:あなたも(ビジュアル)いいよ。ビジュ下幸輝さん!
鈴川さんが山下さんの肩に手を置く。真ん中にいた池田さんが山下さんと鈴川さんの背中に手を回す。
池田:ぼくも(ビジュアル)いいよ。
鈴川さんと池田さんが肩を組む。
山下・鈴川:おお〜。
鈴川:ビジュ田優斗だ。
宮武:(メイク直しが終わって山下さん・池田さん・鈴川さんの方を向く)ビジュ田優斗?
ここでメイク直しタイムは終了。取材の合間も仲のよさが垣間見えました。
——ステージの前に円陣を組んだり験を担いだりしましたか?
山下:(メンバーたちを見て笑顔を見せながら)しましたな。
宮武・池田:しましたね!
山下:「WILD BLUE」という楽曲の颯が歌っているパートで「一緒に見ないか」という歌詞があるんです(人差し指を立てて軽くフリを再現しながら)。今日はそれをもとに円陣を組みました。
5人で円陣を組み、手を合わせる。
宮武:今日はさいたまスーパーアリーナでのTGC! 最高の景色を「一緒に見ないか〜」♪
自身のパートである歌詞を歌う宮武さん。
5人:(手を上にあげながら)見る〜!
山下:こういうのをステージ前にやりました。最高の景色を見させてもらいました!
WILD BLUEの公式インスタグラムには円陣の様子が動画でアップされていたのでそちらでぜひチェックを。
——初ステージに点数をつけるなら?
池田:日向!
山下:お! じゃあ点数いいですか、日向くん。
鈴:僕的には一億点です!
一同:(拍手しながら)おー!
池田:100点じゃなくてね。
山下:超えていこう!
宮武:満点だ。
池田:(鈴さんの方を見ながら反芻するように)一億円。あ、一億点。
恥ずかしそうに口を押さえて笑う池田さん。
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鈴川:点ね(笑)。
——今後立ちたいステージや目標は?
宮武:今後…大きくいこう! (山下さんの方を見ながら)
山下:大きくいってみる?
池田:リーダー!
山下:ドームツアーやりたいね!(左右を見ながら笑顔で)
一同:おお〜
山下:先の先やけどね。
「先の先」とジェスチャーで表す宮武さん、池田さん、鈴川さん。
山下:今日がステージパフォーマンスの始まりということで、これからパフォーマンスやトークのレベルを上げて、いつかドームに立とう!!
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5人:立とう! (拳を上げながら笑顔で)おー!
——どんなグループを目指したいですか?
宮武:(手を挙げて)では僕が。「無限に広がる青空」というグループのコンセプトにもあるように、長く愛されるグループになりたいです。空は生まれたときから身近な存在だけど、色だったり雲の量や形だったり日々違うからつい見ちゃうし、いつ見ても飽きない。グループとして進化し続けながらも親近感は損なわず、新鮮さも感じていただけたらと思います。
写真をすべて見る5人の個性をたっぷり知ることができたところで、合同取材は終了。グループ発表記者会見のときよりもリラックスした様子が見られました。メディアからの質問中、質問した人の目をしっかり見ながら話すメンバーたちの真摯な姿が印象的でした。
ステージ直後の取材となりましたが、質問されるたびに「お願いします」や質問終了後や記者からの「ステージお疲れ様でした」に「ありがとうございます」と5人でお辞儀するなど、丁寧で細やかな対応も。また、メンバーたちが末っ子の鈴さんを気遣うシーンも多々みられ、温かい気持ちになりました。
同日9月7日にはミュージックビデオが公開され、11月11日にはパシフィコ横浜でショーケースの開催が決定しているなど、今後もますます活躍の幅が広がるであろうWILD BLUE。ぜひ注目を!
取材/近藤亜衣子
※本記事は2024年9月16日に公開されたOggi.jpと同内容になります。