単なる「地味」に終わらせず、華やかさや女らしさを後押しするのが、モテる40代ベージュの秘訣!
年齢もキャリアも重ねたアラフォー世代は、ともすると近寄りがたく思われがち。ベージュのもつやわらかさを、メリハリをつけない配色でまろやかになじませて、包み込むような雰囲気に。ドライな質感や遊びのあるシルエットで、肩ひじ張らないナチュラルな着こなしをするのが今年らしい。
淡いカラーをベージュ合わせでシックに落とし込み、おしゃれの腕前をアピール
アシメトリーの襟ぐりが、ほんのり色っぽいカットソー。落ち着いて見えるベージュの雰囲気を壊さずに、華やかさだけプラスするには、寒色を合わせるのがおすすめ。大人かわいいカットワークデザインのシューズで抜け感を出すと、シンプルなコーディネートがさらに生き生きとした印象に。カットソー¥14,000(RHC ロンハーマン〈ジェーン スミス〉)スカート¥55,000(アマン〈アンスクリア〉)時計¥20,000(Jouete)バッグ¥101,000(ロンシャン・ジャパン〈ロンシャン〉)靴¥19,000(ダイアナ 銀座本店〈タラントン by ダイアナ〉)
肌なじみのいいライトベージュなら、かっちりセットアップもなんだか優しげ
エレガントさと包容力の漂う、ベージュのセットアップは、アラフォー世代が着こなしてこそ。「セレモニー見え」を避けるため、デザインが更新されたシャツや、ミーハー感のある小物で味つけ。ノーカラージャケットスーツの貫禄を「怖見え」に転ばせない、小粋でおしゃれな印象に。ジャケット¥79,000・スカート¥46,000(デザインワークス コンセプトストア青山店〈デザインワークス〉)シャツ¥21,000(ティッカ)眼鏡¥8,000(ジンズ)ピアス¥25,000(アガット)バッグ¥64,000(FURLA JAPAN〈FURLA〉)靴¥37,000(ザ・グランドインク〈ロランス〉)
頑張って見えないのに人と差がつく! 素材感を重ねたベージュのワントーン
ドライな質感のものを選ぶのが、ベージュを若く着る秘訣。カジュアルなワッフルカットソーに、さわやかなリネンのパンツ、マットなレザーベルトと、同じトーンのアイテムを、濃さも質感も変えて重ねていくことで、立体的な着こなしに。肩にかけたプルオーバー¥9,500(INDIVI)パンツ¥21,000(ジェット ルミネ新宿店 ルミネ2〈ジェット ロサンゼルス〉)カットソー¥14,000(サザビーリーグ〈デミリー〉)ベルト¥15,000(フラッパーズ〈アロン〉)バッグ¥154,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉)靴¥46,000(デミルクス ビームス 新宿〈ペリーコ〉)
ドラマティックなシルエットのベージュスカートが、大人の余裕を演出
タックがたっぷりと入ったイレギュラーヘムのスカートは、ボリュームのあるロングシルエットで、それ一枚で自信にあふれた立ち姿に。白ジャケットできちんと感をプラスしたら、クルーネックニットや肌見せサンダルでカジュアルさをトッピング。ニット¥13,000・ジャケット¥35,000(スタニングルアー 青山店〈スタニングルアー〉)スカート¥46,000(ebure)ネックレス¥18,000(goldie H.P.FRANCE〈MEDECINE DOUCE〉)時計¥38,000(H.P.FRANCE〈INDUNA〉)バッグ¥150,000・靴¥107,000(JIMMY CHOO)
Domani2018年5月号『色で賢く印象美人♪ シーン別「新配色」レシピ』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/水田 学(NOSTY/人物)、魚地武大(静物) スタイリスト/三好 彩 ヘア/EIJI KADOTA(SIGNO) メーク/中村了太(3rd) モデル/小泉里子(本誌専属)、久保田裕之(INDIGO) 撮影協力/Dip、1967、BMW Japan 構成/福本絵里香(本誌)