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FASHION ファッションの悩み

2017.09.03

男性同僚&上司が「一緒に働きたい」と思う女性の服装って?【男の意見も聞いてみる?】

「一緒に仕事するなら」 「パートナーのおしゃれに思うこと」など、世の男性の声を〝一応知っておく〟ことも働く女性のセルフプロデュースには必要なことかもしれません。そこで、男性のリアルな声をリサーチしてみました。

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話してくれたのは…

左から/「部署によって服装はバラバラ」高橋 勲さん (保険会社勤務・32歳)、「女性もジャケットマストの堅め職場」秦 寛樹さん (金融関連会社勤務・33歳)、「職場のドレスコードはゆるめ」大松栄紀さん (システムエンジニア・34歳)

男性陣が「一緒に働きたい」と思う服装とは?

「女性らしさが前面に出る スカートより、気を使わないパンツのほうが気がラクですね 」(大松さん)

大松さん 職場ではパンツスタイルが好きです。スカートだと動きづらそうなので、「荷物持ったほうがいいかな」とか、ちょっと気を使いますよね。
高橋さん  「白のワンピースも、プライベートでは好きだけれど、職場に着てこられると「どこのお嬢様?」って思います。華やかなレースのワンピースだと「今日はデートかな?」とか。勝手な邪推かもしれません が、早く帰らせてあげないといけない気にな って、仕事も頼みづらかったり(笑)。
秦さん  最近は、ワイドパンツをはいている女性も増えましたよね。ヒール合わせで颯爽と歩く姿は、同僚でも後輩でもか っこよく見えます。
高橋さん でも、ワイドパンツ×フラットシューズ は、なんかほっこりして、通勤服にしてはカジュアルに見えることも。逆に、全身バランスまで考えて、靴まで手を抜かずヒール靴を履いてると素敵ですよね。
秦さん 僕の会社はジャケット着用の女性が多いので、白ジャケットの人は仕事ができる印象。クロップドパンツを合わせていると、さわやかでいいですね。

 

「黒ジャケットはきちんと見える 一方、攻撃的に映ることも…」(高橋さん)

高橋さん 同僚が黒ジャケットをかっちり着ていると、「今日は戦闘モードなのかな」と思って、話しかけづらい。個人的にはロングジャケットも苦手で…。オーバーサイズ感が女性らしさを減らせてしまってもったいない。
大松さん スーツもそうですが、無地の黒ばかり着ている人には、確かに壁を感じます。黒でもウールのような素材感のあるものだったり、さりげなくストライプ柄が入っていたりするとまた違うけれど。
秦さん あと残念だなって思うのは、普段の日はおしゃれなのに、スーツになると急にまじめ一辺倒になってしまう人。スカーフをさらっと巻いたり、ボウタイブラウスを合わせたりしているだけで、スーツ姿が板についている感じがして目をひきますね。
高橋さん 確かに。女性の上司がツイードとか厚手のウー ルとか、手入れや着こなしが難しい素材の服を着こなしていると「さすが」って思います。

 

「ジャケットやスーツにスカーフを足すと着なれている感じがして素敵です」(秦さん)

大松さん 年上の女性のほうが、色使いもうまかったりしますよね。 30代前半までは、きちんと見せることに重きを置いていますが、キャリアを重ねると、必要以上に服で仕事感を出す必要がなくなるのかもしれません。
高橋さん 同僚や後輩はブルー系の色を差し色に使うことが多いけれど、上司はジャケットの下に、淡いピンクやラベンダーのような優しい色のブラウスを合わせていたり。そうすると、親しみやすさがぐっと増す気がします。
秦さん 何かと制約が多い仕事の日のファッションでも、どこか女性らしさやひと工夫があると、余裕を感じますよね。

男性はこんなことを思っているんですね…。それを踏まえ、どんなコーディネートが理想なのか教えてもらいました!

「同僚・上司がこんな服を着ていたら…」と思うコーディネート5

Domani2016年9月号 撮影/曽根将樹

定番の白シャツは、少しゆとりのあるシルエットが男性から好印象。 ワイドパンツはダボッと見えない、 セミワイドくらいが理解の範囲。「ゆるめの白シャツが女性らしいですね。太すぎないワイドパンツも好みです」(大松さん)

Domani2017年5月号 撮影/平井敬治

全員一致で太鼓判を押したジャケパンスタイル。白×ネイビーのさ わやかな配色と、足首見せパンツ の女らしさが評価のポイント。「白ジャケットって、 清潔感があるし、表情まで明るく見せてくれますよね」(秦さん)

Domani2017年5月号 撮影/平井敬治

真っ白は苦手なものの、上品な白ベースのワンピースはやはり人気。 通勤には華やかすぎず、ジャケットをはおれる薄手の素材がよし。「白いワンピースでも、さりげない柄が入っていると仕事感が出ますね」(高橋さん)「ジャケットをはおればクライアント先にも行けますし、上司からも好かれそう」(大松さん)

Domani2017年5月号 撮影/平井敬治

色の中で人気だった、モーブピンク ×ブラウンのなじませ配色。「目立ちすぎず、殺伐とした職場の雰囲気をなごませてくれそう」という声も。「派手なピンクは車内で浮きますが、このくらい淡い色なら大人っぽくて素敵です」(秦さん)

Domani2017年6月号 撮影/倉本ゴリ

社内作業の日はデニムOKという声も。 とはいえ、ブルー系のデニムはラフすぎるので、きれいめな黒や白であれば、むしろ好印象だそう。「ブラックデニムならカジュアルすぎないので、急な来客にも対応できそうですね」(高橋さん)

まだまだある、男性目線の女性ファッションへの思い。次回は「モテとはひと味違う!?パートナー編をお届けします!」お楽しみに。

Domani9月号「たまには僕たち男の意見も聞いてみる?」より
本誌撮影時スタッフ:撮影/フカヤマノリユキ 構成/木戸恵子、永川大祐(本誌)

 

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