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2018.09.25

スマホ画面は便座の10倍汚い!? 事実&対策をリサーチ!

スマホ画面の指紋や汚れは気にするけど、雑菌までは目に見えないし、神経質になりすぎても生きづらい。じゃあどうすればいいのー?

Text:
南 ゆかり(フリーエディター)
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スマホが肌トラブルの原因にも!?

「Newsweek日本版」を見ていたら、「その画面は便座の10倍汚い」という記事が目に入りました。スマホ画面が雑菌でいっぱいというのは聞いたことありますが、その数が実際に便座の10倍もあったと、イギリスの保険会社による実験結果を発表していました。

主な汚れは、細菌、カビ、バクテリアなど。そして、スマホの熱と顔のメイクが混じって、より多くの細菌が繁殖し、毛穴をつまらせたり、炎症や吹き出物の原因になるのだと、記事の中では医師が指摘。原因不明の吹き出物や肌不調があれば、スマホが原因のこともある、ということですよね。怖い、怖い。

できる対策としては、電話をするならイヤホンで、あとは自分で除菌することでしょう。なんだかゾゾっと怖くなってきて、除菌ウェットティッシュで画面をふきふき。でもこのタイプって、画面に水分が残って拭き跡が気になる。また、アルコールよりも水分の多いものもあるから、除菌の精度は不明…。そこで、アマゾンさんに見に行ってみました。

「スマホ 除菌」で出てくる商品は、大きく3タイプ

画面用のウェットティッシュ、そしてスプレーでシュっと吹きかけ布で拭くタイプ、そしてオゾンや紫外線で除菌する器械。除菌器って(笑)。でもやってみたさで、ハイブリッド除菌器ジョステムを買ってみました。

今のところ、外出から帰ったらここにポンと入れます。高さ13センチほどの筒状で、中にスマホを入れて10分ほど放置するだけ。その結果、どれほど「除菌された」のかは、わかりません。でも、めがねもアクセサリーも、イヤホンも、放り込んでます。USBでパソコンからつないで使うこともできるので、デスクに置いて。同時に充電できたらいいのですけど、その機能はなし。

でも、菌というのは目に見えないだけに、目に見える効果が欲しくなるもの。画面がピカっとなったとか、スッキリする(?)とか。

いいのがありました! レンズクリーニングティッシュ。除菌タイプのはアルコール分が多いから、口を開け閉めするタイプのウェットティッシュだと、中身が早く乾きやすい。その点、個包装の「駅弁のお手拭きタイプ」はいいですね。

広げたときの大きさは12×16センチ。2~3袋を化粧ポーチに入れて持ち歩いてます。スマホ画面を吹いても拭いた跡が残らないのは、湿り具合がちょうどいいのと、パルプ紙だからでしょうか。それだけに、アルコールが乾くのも早いので、湿ってるうちに手早く、スマホ拭いて、スマホケース拭いて、ほぼ蒸発したあたりでメガネも拭いて。小さいながら活用度合いは広いです。

指紋がついたスマホ画面は、それだけで不潔感があるので、見た目のきれいさも重要。そう思い、指紋や菌がつきにくくなるというコーティングタイプのものも、試してみました。除菌剤だけでなく、シリコンオイルなどが入っていて、汚れ防止になるというものです。

シュッとかけて布などで拭き取りますが、その瞬間のピカっと具合は新品同様。指のすべり具合もスムーズ。コーティングによって指紋や汚れがつきにくくなったのかどうかは、いまひとつわからないです。しばらく使ったらまた、いつものように汚れはついていました。ただ、このタイプはパソコン画面もお仕事デスクの上も、いろいろ広範囲に使えるのが、いいですね。コピー機のガラス面もこれで拭いたら、けっこう汚れが取れました。

シュッとかけて拭き取るとき、ティッシュだと毛羽立ちが残ってしまうのでダメ。メガネ拭きのようなファイバークロスがいいのでしょうが、上で紹介したレンズクリーニングティッシュの使用後の乾いたものが、ちょうどよかったです。紙が厚手で丈夫なので、乾いた後でも十分活用が可能。アマゾンのレビューでは、この紙を「100均の小さいジッパーバッグに入れておいて、再利用する」というのもありました。

ちなみにニューズウィークの記事で出ていた細菌数は、iPhoneよりもgalaxyのほうが倍以上でした。素材によるものなのでしょうか、すごく気になる人はiPhoneを選ぶという手もあるかもしれませんが、かといって雑菌に過敏になりすぎても生きにくいわけで…。現実的には、手を洗った後についでにスマホ除菌する、たくさんスマホを触った後に拭く、電話する前に拭く(イヤホンでの通話じゃない場合は)、といった感じでしょうか。あとは、すごく肌の調子が悪いときは、こまめに除菌するとか。

あるスタイリストさんは、「1日の終わりにスマホを除菌して、それからスマホをもってベッドに入る」と言ってました。ベッドは自分の聖域だから汚れたものは持ち込みたくないと。こういうマイルールもいいですね。みなさまも、快適で程よく清潔なスマホライフを!

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。10/3発売・後藤真希エッセイ『今の私は』も担当したので、よろしければそちらも読んでくださいね。Cancam.jpでは「インタビュー連載/ゆとり以上バリキャリ未満の女たち」、Oggi誌面では「お金に困らない女になる!」「この人に今、これが聞きたい!」など連載中。

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