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2021.08.15

【恐縮】の正しい使い方とは?ビジネスシーンでの注意点や英語表現を徹底解説

「恐縮です。」というフレーズ、ビジネスで耳にすることが多いのではないでしょうか?【恐縮】という言葉は非常に便利ですが、その分間違った使い方をしないように気を付ける必要があります。今回は「恐縮」の意味や使い方、例文をまとめてご紹介します。

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【目次】
「恐縮」の意味とは?
使い方を例文でチェック!
類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
最後に

「恐縮」の意味とは?

おそらく、皆さん一度は使ったことがあるであろうこの言葉。そもそも「恐縮」にはどのような意味があるのでしょうか。もしかしたら、間違った使い方をしている方もいらっしゃるかもしれません。ぜひ一度、確認してみてください。

意味

「恐縮」の熟語を一度別々に見てみます。「恐」は「危険な場所などに対して、身を退けたくなる感じ」や「おそろしい」という意味。「縮」はそのまま「身がすくむ」、「縮む」などのニュアンスを含んでいます。

つまり、「恐縮」の意味とは「恐れて身がすくむこと」や「相手に迷惑をかけたり、御礼や恩恵を受けたりしたときに、申し訳なく思うこと」です。

ビジネス等で使う時の注意点

恐縮

一つ目に、「恐縮」という言葉を使うタイミングについてです。「恐縮」という言葉を多用しすぎると、お決まりの文句をただ繰り返しているだけのような印象を相手に与えかねません。しっかり気持ちを伝えたいここぞという場面で使うようにしましょう。

二つ目に、「恐縮」は本来書き言葉であるということです。先述した通り、「恐縮」という言葉を使いすぎると、形式的で冷たい印象を与えてしまうことがあります。ですので、面と向かって会話をするときは、「恐縮です」よりも「恐れ入ります」というのがおすすめです。

三つ目に、「恐縮に存じます」という使い方についてです。この言い回しは、実は正しくありません。「存じます」は「思う」の謙譲語に丁寧語の「ます」が付いた形です。「恐縮です」には既に「ありがたく思う」「申し訳なく思う」という意味で「思う」のニュアンスが含まれているため、「恐縮に存じます」と過剰にする必要はありません。

使い方を例文でチェック!

恐縮

感謝やお礼を伝える時、何かを依頼する時、断りや辞退をする時など「恐縮」という言葉を使うことの出来る場面はとても多いです。ですので、その分間違った使い方をしないように気を付ける必要があります。例文を用いながら、確認していきましょう。

1:「お褒めいただき、恐縮です」

上司の方や、取引先の相手から褒められた時の返答として「恐縮です」と使うことができます。

「お褒めいただき、ありがとうございます」や「お褒めいただけて嬉しいです」というよりも申し訳ない気持ちを含み、かしこまった印象を与えます。

2:「恐縮ではございますが、今回のセレモニーへの参加は辞退させていただきます」

何か物事を辞退するときや、お断りする際に「恐縮ですが」という言い回しをすることが可能です。「すみませんが、今回は辞退いたします」というよりも、辞退することが心苦しく、申し訳ないという丁寧なニュアンスを相手に伝えることが出来ます。

3:「ご多忙のところ恐縮ですが、明々後日までにお返事をいただきたくお願い申し上げます」

忙しい相手に何かを頼むときに使うことが出来る言い回しです。「恐縮です」や「恐縮でございます」などをワンクッション挟むことで、語感を柔らげることが出来ます。

類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

利便性の高い「恐縮」という言葉ですが、類語や言い換え表現にはどのようなものがあるのでしょうか。

1:僭越

「僭越」は「せんえつ」と読みます。「僭」は「身分に合わずおごること」、「越」は「物事の範囲や程度を超えること」。したがって「僭越」とは、「自分の立場や資格を超えて、出過ぎたことをすること」や、またその様を表す言葉になります。

「恐縮」は相手に迷惑をかけていることに対して、申し訳なく思うときに使います。一方で「僭越」は自分の立場を超えて、何かを行おうとする時の表現。使い方としては「僭越ながら~する」というように使います。

2:光栄

「光栄」は「名誉であること」「はえあること」「ほまれ」といった意味があります。つまり、「人に褒められたり、認められたりして名誉に思うこと」が「光栄」です。

誰かに褒められたり感謝された時に、身が縮むと謙遜したい場合は「恐縮です」を使い、誰かに褒められたり、大役を任せられたり、評価された場合は「光栄です」というように使い分けることができます。

3:恐れ多い

感謝を伝える時には「恐れ多いことでございます」という言い回しをすることで、ありがたいことであるという意味と「恐縮」という意味を含みます。

英語表現とは?

恐縮

「恐縮」を英語ではなんと表現するのでしょうか。ビジネスシーンで役立つ機会があるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。

1:I appreciate it.

この使い方は、感謝の意味で使われます。appresiateとは「感謝する」という意味の動詞です。

2:If you don’t mind

これは、何かを依頼するときの表現です。「よろしければ…」という、とても丁寧な言い回しです。「If you don’t mind」の後には依頼の内容が続きます。

3:If it is okay for you

要求したいことの前に「If it is okay for you」を付けることで、良好な関係を保ったまま相手にお願いすることが出来ます。日本語に訳すと「もしあなたが大丈夫な場合は…」という意味です。

最後に

今回は、「恐縮」の意味や使う際の注意点、類語などを紹介しました。「恐縮」はとても便利で使い勝手の良い言葉ですが、使うタイミングや回数には注意が必要な言葉です。正しく使って相手に良い印象をもってもらいたいですね。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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