深い謝罪には「重ね重ねお詫び申し上げます」を使おう!言葉の意味や使い方をご紹介 | Domani

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2021.08.08

「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味とは?正しい使い方や類語などをご紹介

重大なミスを詫びる場面では「重ね重ねお詫び申し上げます」を使うのが適切です。かしこまった表現のため、ビジネスシーンで使うのが一般的です。本記事では「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味や使い方を解説します。基本を押さえて謝罪する場面に役立てましょう。

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【目次】
 ・「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味とは?
 ・例文付き「重ね重ねお詫び申し上げます」の使い方5つ
 ・「重ね重ねお詫び申し上げます」を使うときの注意点3つ
 ・「重ね重ねお詫び申し上げます」の類語2つ
 ・「重ね重ねお詫び申し上げます」の英語表現は?
 ・深く謝罪する際は「重ね重ねお詫び申し上げます」を使おう

「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味とは?

「重ね重ねお詫び申し上げます」は、謝罪の気持ちを示す際に使う表現です。具体的には以下の3つの意味があります。

重ね重ねお詫び申し上げます

・謝罪の気持ちを強調する
・繰り返したミスについて謝罪する
・何度も繰り返して謝罪する

自分がしてしまったミスだけなく、部下や同僚、会社全体が犯した失態に対しても使えます。ただし、意味をきちんと理解したうえで使わなければ、謝罪しても誠意が伝わらない可能性があります。まずは「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味について知識を深めましょう。

■謝罪の気持ちを強調する

「重ね重ねお詫び申し上げます」は謝罪を強調して伝える言葉です。「重ね重ね」は、「相手に自分の心情を理解してもらおうとするさま」を意味します。謝罪を表す「お詫び申し上げます」に「重ね重ね」を付けると、申し訳ないといった気持ちや心から反省していることを強調できます。

以下はビジネスシーンにおいて、「重ね重ねお詫び申し上げます」を謝罪の強調として使うのに適した場面の例です。

・回復させるのが困難な段階で重大な失態を犯してしまったとき
・顧客からのクレームに対して返答するとき

■繰り返したミスについて謝罪する

何度か繰り返したミスについて謝罪する際にも「重ね重ねお詫び申し上げます」が使えます。「重ね重ね」は、「同様のことが繰り返される様子」といった意味がある言葉です。「お詫び申し上げます」に「重ね重ね」を組み合わせると、何度もミスを繰り返してしまったことに対する申し訳なさを相手に伝えられます。

■何度も繰り返して謝罪する

何度も繰り返して謝罪する場面にも「重ね重ねお詫び申し上げます」が適しています。「重ね重ね」で謝罪を重ねているとイメージするとわかりやすいでしょう。

使用シーンの例は、謝罪の気持ちを相手に伝えきれていない場面などです。例えば、何度謝っても謝罪を受け取ってもらえない場合や、自分の中で謝罪が足りないと感じた場合が当てはまります。「重ね重ねお詫び申し上げます」を使って謝罪を伝えると、「もう一度お詫びしたい」といった念押しの意味を込めることが可能です。

例文付き「重ね重ねお詫び申し上げます」の使い方5つ

ここでは「重ね重ねお詫び申し上げます」の使い方を、使う場面や例文とともに説明します。主な使い方は以下の5つです。

重ね重ねお詫び申し上げます

1. 今後の関係性にも言及するとき
2. 心から詫びるとき
3. 事柄を限定して詫びるとき
4. 好ましくない状態を詫びるとき
5. 大きな迷惑について詫びるとき

それぞれの場面によって「重ね重ねお詫び申し上げます」に組み合わせるべき言葉が異なります。場面に合わせて適切な表現ができるように、正しい使い方を理解しておきましょう。

1. 今後の関係性にも言及するとき

謝罪と同時に今後の関係性について述べる場面では、「とともに」を使います。「とともに」は、「〇〇と同時に」「〇〇と一緒に」を意味する連語です。「重ね重ねお詫び申し上げます」の後ろに続けると、謝罪の念を表しながら「今後もお付き合いを続けたい」といった文章が作れます。

「とともに」と「重ね重ねお詫び申し上げます」の例文をご紹介します。

・本件につきましては、重ね重ねお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

2. 心から詫びるとき

心から詫びる際に使える組み合わせは、「重ね重ねお詫び申し上げます」と「誠に申し訳ありません」です。「誠に」には「程度を超えた」「嘘偽りのない本心から」といった意味があります。

丁寧な謝罪を示す「申し訳ありません」と「誠に」を合わせれば、心から反省していることを伝えられます。さらに「重ね重ねお詫び申し上げます」を使うと謝罪が2回繰り返され、反省の念をより強調することが可能です。

2つの表現を組み合わせた例文は以下を参考にしてください。

・本件につきましては誠に申し訳ありませんでした。重ね重ねお詫び申し上げます。

3. 事柄を限定して詫びるとき

謝罪する事柄を限定して詫びる際は、「ことに対し」を一緒に使います。「ことに対し」は「〇〇に関すること」「〇〇を対象とすること」といった表現です。「重ね重ねお詫び申し上げます」の前に付ければ、何について謝罪するかを明確にしたうえで詫びることができます。

以下は「重ね重ねお詫び申し上げます」と「ことに対し」で謝罪を表す例文です。

・弊社の失態によりご迷惑をおかけしたことに対し、重ね重ねお詫び申し上げます。

4. 好ましくない状態を詫びるとき

相手に対して好ましくない状態を招いたときは、「このような事態」を使って謝罪の意思を表現します。「このような事態」は、言い換えると「このような有様や成り行き、深刻かつ好ましくない状態」です。

直後に「重ね重ねお詫び申し上げます」を置くと、ミスを起こした結果、相手にとって望まない展開になってしまったことを深く謝罪する言葉として使えます。

「このような事態」と「重ね重ねお詫び申し上げます」の使い方をご紹介します。

・弊社の失態からこのような事態を招きましたこと、重ね重ねお詫び申し上げます。

5. 大きな迷惑について詫びるとき

相手に大きな迷惑をかけた際は、「重ね重ねお詫び申し上げます」の前に「多大なるご迷惑」を付けて謝罪するのが一般的です。

「多大なる」は「程度が大きい様子」を意味します。つまり「多大なるご迷惑」は「相手にとって非常に大きな迷惑であること」を表す表現です。「重ね重ねお詫び申し上げます」と一緒に使うと、大変な迷惑をかけて困らせてしまったことを深く謝罪できます。

2つの表現を組み合わせた謝罪の例文をご紹介します。

・弊社の失態により多大なるご迷惑をおかけし、大変申し訳ございませんでした。重ね重ねお詫び申し上げます。

「重ね重ねお詫び申し上げます」を使うときの注意点3つ

「重ね重ねお詫び申し上げます」を使う際には、注意すべき点が3つあります。

重ね重ねお詫び申し上げます

1. 締めの言葉として使う
2. 数回お詫びしたあとに使う
3.「重ね重ね」は忌み言葉なので使う場面に注意する

「重ね重ねお詫び申し上げます」を誤って使うと、誠意の欠けた謝罪になる可能性があります。「重ね重ねお詫び申し上げます」の使い方がわかったら、注意点も併せて理解しておきましょう。気をつけたいポイントについて以下で解説します。

1. 締めの言葉として使う

「重ね重ねお詫び申し上げます」は謝罪文の最後に使います。謝罪の気持ちを何度か伝えたあとに、文章を締める言葉として使うのが一般的です。

なぜなら「重ね重ね」は「繰り返し」を意味するため、すでに謝罪している状況以外では使用できないからです。謝罪を表す文章の冒頭には「重ね重ねお詫び申し上げます」を使えないため注意しましょう。

2. 数回お詫びしたあとに使う

「重ね重ねお詫び申し上げます」はお詫びの言葉を数回述べてから使います。「謝罪文の最後に使う」と上述しましたが、ただ文末に置くだけではお詫びとしての効果が弱くなります。

「重ね重ねお詫び申し上げます」は、すでに何度か謝罪を重ねているからこそ念押しとして使える表現です。謝罪を表す言葉が「重ね重ねお詫び申し上げます」だけでは誠意が伝わらないほか、誤用と捉えられるため気をつけましょう。「誠に申し訳ありません」といった謝罪表現を何度か伝えたあとで、最後の手段として使うと深い反省を表せます。

3.「重ね重ね」は忌み言葉なので使う場面に注意する

「重ね重ね」は忌み言葉であるため、使う場面に注意しなければいけません。忌み言葉とは、慶事や弔事の際に使うのは不適切とされる表現のことです。

忌み言葉にはさまざまな種類があり、なかでも「重ね重ね」は同じことを繰り返す「重ね言葉」に当てはまります。例えば結婚式では、重ね言葉は「再婚」をイメージさせるためタブーとされています。冠婚葬祭において「重ね重ねお詫び申し上げます」を使うとマナー違反になるので使用は控えましょう。

「重ね重ねお詫び申し上げます」の類語2つ

「重ね重ねお詫び申し上げます」の類語は、「重ねてお詫び申し上げます」と「重ね重ね恐縮でございます」の2つです。どちらも相手に対する申し訳なさを伝えられる表現ですが、ニュアンスが少々異なります。それぞれの意味を理解して正しく使い分けましょう。ここでは類語の意味や使い方を説明します。

重ね重ねお詫び申し上げます

1.「重ねてお詫び申し上げます」

「重ね重ねお詫び申し上げます」の代わりとして使える類語は「重ねてお詫び申し上げます」です。「重ねて」は「重ね重ね」と同様に「同じ行為などの繰り返し」を意味します。

そのため「重ねてお詫び申し上げます」は、相手に対してもう一度謝罪する際に適しています。また、ビジネスメールで謝罪文を送る際に使っても問題ありません。

2.「重ね重ね恐縮でございます」

「重ね重ね恐縮でございます」も「重ね重ねお詫び申し上げます」の類語として挙げられます。「恐縮」の意味は「ありがたさや申し訳なさ、気恥ずかしさから身のすくむ気持ちになること」です。「重ね重ね恐縮でございます」の場合は相手に対する申し訳なさを含み、「身が縮むほど心苦しい」といった意味で使えます。

「重ね重ねお詫び申し上げます」の英語表現は?

「重ね重ねお詫び申し上げます」を英語に訳して伝える際は「apologize」が使えます。ビジネスシーンで英語を使う機会に備えて、謝罪する際の英語表現を知っておくと安心です。

重ね重ねお詫び申し上げます

謝罪の場で誤用して不信感を与えないように、英語での正しい伝え方を確認しましょう。ここでは「aplogize」の意味や例文をご紹介します。

「apologize」

英語で「重ね重ねお詫び申し上げます」を伝える際は、謝罪を表す英単語の「apologize」が適しています。「謝る」を表す英単語には「sorry」もありますが、カジュアルな表現のためビジネスシーンには向いていません。

「apologize」を使った謝罪文の例は以下を参考にしてください。

・I’d like to apologize to you again.
(重ね重ねお詫び申し上げます。)
・My sincerest apologies.
(深くお詫び申し上げます。)

深く謝罪する際は「重ね重ねお詫び申し上げます」を使おう

「重ね重ねお詫び申し上げます」は、主にビジネスシーンで深く謝罪する際に使う表現です。「繰り返し」を表す「重ね重ね」が付いているため、何度も犯したミスについて謝る場合に適しています。また、申し訳なさを強調したいときにも使えます。

謝罪の場面では、正しい言葉遣いで誠意を持って謝ることが大切です。謝罪する際に困らないように、「重ね重ねお詫び申し上げます」の意味をきちんと覚えておきましょう。

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