Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

FASHION おしゃれプロ

2024.10.12

1年以上ぶりに、ネイルを派手にしてみたら【今日からは、自分のために服を着たいvol.82】

この連載で、ときどき出てくるネイル事情。さかのぼれば昨年の夏、ワタシ的大事件が起きまして……。

Text:
editor_kao
Tags:

こんにちは、editor_kaoです。今回は、私の身に起きた、痛々しい出来事から。

完全自己責任で、小指をうっかり痛めた夏

昨年の夏の出来事なのですが、私、うっかり左手の小指の爪を失いまして……。あ、今は無事元に戻ったのですが、皆さんもお気をつけください(そしてここからちょっと痛い話をします。読むのがイヤな方は、次のチャプターへスキップ!)。これは誰のせいでもなく、冷蔵庫の野菜室から物を取り出そうとしたときに、うっかり庫内ケースに小指の爪を引っかけてしまったのが原因です。その瞬間「痛っ……」となったのですが、ほとんど出血がなかったので、じーーーんとした痛みを、しばらく我慢してから、恐る恐る小指に触れてみることに。すると爪が取れることはないものの、なんだかよろしくないのでは、と思うくらいグラグラして……(思い出しただけでも、ひー)。

私は普段ジェルネイルをしているので、爪の本当の様子が、見ただけではわかりません。どうしたらいいのかわからず、いつもお世話になっているネイリストさんに相談してみました。すると、とにかく皮膚科に行くべきだと。一度はがれた爪は元に戻らないので、カットしてもらうしかないのだそうです。そういうわけで、早速近所の皮膚科を訪れたところ、やはりはがれた部分はカットしましょうということになりました。

治療のディテールは目をそらしていたのでわかりませんが、痛みも伴わず無事終了。ふと手元を見てみると、がーーーん!小指の爪がほとんどなくなってる!しばらくは軟膏と絆創膏のお世話にならなくてはなりません。「あのー、これって元に戻りますか?」いちばんの不安を尋ねたところ、「半年くらいで戻りますよ」とのこと。ひとまず安心して、家路へと向かいました。

お待たせしました!ここから痛くない話です

で、長くなりましたが私がお伝えしたかったのは、この痛々エピソードではなく、小指の爪が元に戻る間、ジェルネイルも地味なものに抑えていたという話なんです。左手の小指には常に絆創膏が巻かれているので、悪目立ちしないように、ほかの9本の指には、本当に本当にナチュラルなカラーを。基本ナチュラルが好みなので、ストレスはさほど感じなかったのですが、ダメとなるとしたくなるのが、人間の性分。無事、小指の爪が生え変わった暁には、派手なネイルをするんだー!と、楽しみにしていました。

そうこうしているうちに、ぐんぐんと爪は生え変わり(キズが塞いでからは、たんぱく質の摂取や、よいとされているネイルバームをこまめに塗ったりと頑張っていた)、4月くらいには驚くほどに元通りに。でもそこから仕事の関係で、あまり浮かれたネイルをすることもできず、結局派手な色が叶ったのは、8月末のことでした。もう1年経ってるじゃん!

私が選んだのは、少しブラウンがかったレッド。夏の終わりを告げるような(実際はめちゃ暑だったけど)、大人の派手色です。

わ、新鮮。素直にそう感じました。

ネイルを新しくした女性

久しぶりの華やかな手元、新しい発見も

こんなに強い色にしたのは、1年以上ぶりのことではないでしょうか。それまで年末に、その年を締め括るイベントのように一度だけ派手な色をすることはあったのですが、昨年末は諸事情により、それも行わず。だから、本当に久々の派手な手元だったけど、思っていたより自分になじんでいたんです。毎日の着こなしは、どうしても手元に主張がある分、シンプルかつワントーンが多くなりましたが、それも忙しい時期は逆に助かって。コーディネートに凝れない分、手元に助けてもらうことも多かったんです。「忙しいときこそ、ネイルにインパクトを!」は、今までにない新しい発見でした。

この体験に気をよくして、現在は少しグリーンがかったグレーに挑戦しています。これもポップなカラーの場合は、大人っぽい形の方が合うのではと考えて、爪の形をいつもより少し尖ったシルエットにし、全体が長細く見えるように。この形も結構いい!

昨年の夏は悲しい思いをしたけれど、思いもよらずネイルカラーの選択が広がったことが、今はとても楽しいです。ネイルサロンに通い続けてもう何十年ですが、まだまだチャレンジできることってあるんですね!

【今日のひと手間】

インドの歯磨き粉レッド

最近ハマってる歯磨き粉をご紹介。インドのメーカー「ダバール」の赤茶色の歯磨き粉『レッド』!クローブやミント、ショウガなどの天然ハーブやスパイスが原料なので、かなりスパイシーなのですが、不思議とクセになって……。難をいえば、歯ブラシが赤く染まっちゃうところ(笑)。

画像ALT

エディター

editor_kao

大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。

イラスト/柿崎こうこ

あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!