アジアのオリンピックと呼ばれている「アジア競技大会」
2020年に向けて東京もどんどん盛り上がりそうな気配がビンビン来てますが、一足早くその空気を味わうべく、アジア版のオリンピックとも呼ばれているジャカルタで開催された「アジア競技大会」に行ってまいりましたの。なんとこう見えて(どう見えて?)スポーツ観戦大好きな私は、新調したばかりのインスタ映えカメラ「FUJIFILM X-T100」片手にテンションマックスでジャカルタに乗り込んだの!
到着しホテルにスーツケースをドロップオフし、すぐさまジャカルタの街に繰り出したんだけど、どこを切ってもアジア大会ムード一色で街全体でみんなを歓迎してくれている雰囲気。旗も至るところにあり、こちらの気分も盛り上げてくれたわ。
街全体で大会をサポート!
翌日は、今回のメインイベントである女子バスケットボールの3位決定戦、日本対台北。当日は朝から体調を整えチケット売り場へ。会場の周りにあるブースで当日券をゲットする予定がまさかの完売。途方にくれた私たちを救ってくれたのは、ブース近くにいたボランティアスタッフだったの。片言の英語で会話「ジャパン チケット ナウ ゲーム ソールドアウト チケットプリーズ」で、なんとか違うブースでチケットが買えるという情報にありつけたのでギリギリ入手し会場へ。あぁ、本当にボランティアスタッフさんありがとう♡
大会の実態「カメラNG」「目立つ空席」それに…
でもね、そこで待ち構えていたは、なんと「会場内はカメラ撮影禁止」という事実(でも、携帯での撮影はOK)!しかも、会場内には至るところにスタッフがいてカメラ撮影していないかをチェック…。あぁ、私のX-T100ちゃんごめんね(簡単にインスタ映えな写真が撮れちゃうカメラだから後日ちゃんと紹介するからね♡)。
そして、ほぼ完売と言っていたので、どれほど混んでいるのかと思ってたのに多く見積もっても4割は空席。選手村でも完売していたという噂のチケットだったのに疑問が残る感じ。
試合は日本の快勝で見事銅メダルをゲット!試合後も日本選手たちは大人気で、日本語で話しかけているファンの姿もチラホラ。中には日本語で「おめでとう」と紙に書いて近づいてくるキッズたちも。とてもピースフルな光景だったわ(そして、個人的に大ファンの宮崎選手が大活躍で私も大喜び)。
▲会場内のためカメラはNG。だけど、スマホはOKなので、iPhoneで撮影!
最大の問題は交通機関の現状
滞在最終日は、ホテルからGrab(Uberのような配車アプリ)を使い近くのモールへ。ジャカルタは日本カルチャーがモリモリで、丸亀製麺に牛角、吉野家などが普通にあってびっくりだったわ。モールもとっても綺麗で快適。でもね、ホテルに帰ろうとGrabで車を手配するも全く来ない。モールの前ではまた違うボランティアスタッフが道まで出てタクシーを誘導してくれたりしてるものの、タクシーが足りないのが明らか。そして、手配した車をアプリで確認してもすぐ近くにはいるのに到着しない。待つこと1時間、やっとホテルに帰れる!と思ったのもつかの間。なんとまぁ、とってもひどい交通渋滞。噂に聞いてはいたものの、15分で到着できるはずがなんと2時間弱もかかってしまったの。確かに地下鉄やバスがまだ充実していないジャカルタとは言え、この渋滞はまさに悲劇だったわ。でも、渋滞を少しでも緩和させようと交通整理のボランティアスタッフの多さも印象的だったの。
と、アジア大会を通じて考えるのはもちろん2020年の東京オリンピック!大会期間中は選手だけで1万1000人、観客は780万人、メディア関係者は選手を上回る2万5000人になると試算されているだけに、東京はさらに電車もバスも道も混雑しそうよね。政府は大会期間中は、休暇をとる、在宅勤務にする、通販は控えるなどと呼びかけているけど、それだけだと解決できないような気しかしなかったわ。今回のジャカルタのアジア大会では、完売と言われているチケットなのに会場では空席が目立ったり、交通環境の整備が追いつかずにひどい渋滞だったりと、せっかくのお祭りムードに水を差す現状から目が離せなかったけど、多くのボランティアスタッフに支えられて運営されている感じがしたわ。
自国で開催するオリンピックなんて私にとっても最初で最後のビッグイベントになりそうだし、せっかくだし何かの力になりたいし、少しでも、みんなが快適に期間中過ごせるお手伝いしたいわよね。そんな方はコチラをチェックよ。私も微力ながらボランティアに参加するつもり!みんなで少しでも快適なオリンピックになるように、2020年まで盛り上げていこうね♡小さな一歩が集まれば大きな前進よ。
Keisui Suzuki
アラフォー独身GAY。とある上陸系バーガーレストランのPRマーケを経て、フリーランスPR・SNSディレクターの傍、こうしてエディター業もこなし、今や年間100日以上は旅をしているデジタルノマド。独G(自)の目線で物事をご紹介していきます。keisui