「しごでき」とは「仕事ができる」を略した言葉!
Summary
- 「しごでき」とは「仕事ができる」を略した言葉。
- しごできな人は、先読み力・的確な報連相・チーム視点を共通して持っている。
- 高く評価される理由は、成果以上に「任せても安心できる存在」であること。
「しごでき」という言葉を聞いたことがありますか? ビジネスの現場では、成果を上げる人や業務をスムーズに進める人が「仕事ができる」と評価されることがありますが、それを略した表現として「しごでき」が使われることがあります。一方で、この言葉の使われ方や広まり方については、意外と知られていないことも多いようです。
本記事では、「しごでき」の意味や背景、さらに仕事ができる人の特徴やスキルについて解説していきます。
「しごでき」とは? 意味や由来を分かりやすく解説
まずは、「しごでき」がどのように生まれ、どのように使われているのかを詳しく見ていきましょう。

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「しごでき」の基本的な意味とは?
「しごでき」は「仕事ができる」を略したものですが、具体的には「成果を上げられる人」「効率的に業務を進められる人」を指して使われることが多いようです。
参考:『現代用語の基礎知識2023』(自由国民社)
「しごでき」の語源や由来は?
「しごでき」の元ネタや発生源は、はっきりしていません。2019年頃からSNSを中心に使われ始めた言葉とされています。
一説には、ナイトワークの現場で使われていた表現が広まったともいわれています。ホストやホステスの世界で、太客を多く抱えていたり、場の空気を読む力やコミュニケーション能力に長けた「成果を出す人」を指して、「しごでき」と呼んでいた、という見方です。ただし、これを裏づける明確な資料があるわけではなく、あくまで説のひとつにとどまります。
一方で、2022年にドラマ化された漫画『明日、私は誰かのカノジョ』の作中で、「しごでき」という言葉がセリフとして使われていることも知られています。ドラマ版でも同様の表現が登場したことで、SNSを通じて言葉が一気に拡散したという可能性は高いでしょう。
「しごでき」は死語? まだ使われている?
一部では「しごでき」という言葉があまり使われなくなったと感じる人もいるようです。特に、職場ではよりフォーマルな表現が好まれるため、使う場面が限られているのかもしれません。
ただし、SNSや特定のコミュニティでは今でも使われており、完全に廃れたわけではないですよ。

「しごでき」の特徴とは? 仕事ができる人の共通点
「しごでき」と評価される人には、共通する行動や思考の特徴があります。ここでは、「しごでき」と呼ばれる人に見られやすい行動や評価の理由、そして意外な落とし穴までを整理していきます。
しごできな人の共通する行動パターン
しごできな人には、いくつかの共通した行動傾向があります。代表的なのは、先を読んで動く力です。指示を待つのではなく、「次に何が必要か?」「どこで詰まりそうか?」を予測し、先回りして準備や対応を行います。
また、報連相が的確なのも特徴です。要点が整理されており、相手に余計な負担をかけません。さらに、自分の仕事だけで完結せず、チーム全体の進行や成果を意識して動く姿勢も、「しごでき」と感じさせる大きな要素です。
しごできな人が評価される理由とは?
しごできな人が高く評価されるのは、成果以上に安心感を与える存在だからです。「この人に任せておけば大丈夫」「状況が変わっても対応してくれる」という信頼は、組織にとって非常に大きな価値があります。
また、問題が起きた際に言い訳ではなく解決策を示す姿勢や、感情的にならず冷静に判断できる点も評価されやすい理由のひとつです。結果として、上司や同僚から自然と頼られ、重要な仕事を任される機会が増えていきます。

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しごできすぎると逆効果? 注意点も解説
一方で、「しごでき」が行き過ぎると、思わぬマイナスを生むこともあります。例えば、何でも一人で抱え込んでしまったり、周囲のペースを置き去りにしてしまったりすると、「近寄りがたい」「頼りづらい」と感じられることがあります。
また、正論や効率を優先するあまり、相手の感情や立場への配慮が欠けると、人間関係に摩擦が生じることも…。
本当の意味での「しごでき」とは、能力だけでなく、周囲とのバランスを取りながら成果を出せること。その視点を忘れないことが大切です。
しごできになるには? 実践できるスキルと習慣
「しごでき」は、生まれつきの才能や特別な能力だけで決まるものではありません。多くの場合、日々の仕事の進め方や考え方、習慣の積み重ねによって形づくられていきます。
ここでは、「しごでき」と評価されやすい人が身につけているスキルや時間の使い方、反対に避けたい行動について整理していきます。
しごできになるために必要なスキル
しごできな人に共通するのは、専門知識以上に基礎的なビジネススキルが安定していることです。例えば、相手の意図を正確にくみ取る読解力、要点を簡潔に伝える説明力、状況に応じて優先順位を判断する力などが挙げられます。
また、自分の得意・不得意を把握し、必要に応じて人に頼れるのも重要なスキルです。何でも完璧にこなすことよりも、成果につながる選択ができるかどうかが、「しごでき」を支えています。
しごできな人が実践する時間管理術とは?
しごできな人は、時間を「量」ではなく「使い方」で管理しています。常に忙しく動いているというより、やるべきことを絞り込み、集中すべき時間を確保しているのが特徴です。
具体的には、タスクを細分化して見える化したり、締切から逆算してスケジュールを組んだりといった工夫をしています。また、突発的な依頼にも対応できるよう、あらかじめ余白を残すなど、想定外を前提にした時間配分も欠かしません。
しごできを目指すなら避けたいNG行動
しごできを目指す上で注意したいのが、「できる人に見せよう」としすぎることです。無理に仕事を抱え込んだり、確認を省いて独断で進めたりすると、かえってミスやトラブルを招きやすくなります。
また、成果ばかりを意識して周囲への配慮を欠くと、評価が下がる原因にもなります。
しごできとは、自己完結型の働き方ではなく、周囲と連携しながら安定して結果を出す姿勢であることを忘れないことが大切です。
しごできの類語・対義語・言い換え表現
ここでは、「しごでき」の類語や対義語を整理していきましょう。
しごできの類語や似た表現は?
「しごでき」と意味が近い言葉として、「有能」「優秀」「業務遂行能力が高い」などが挙げられます。それぞれ微妙にニュアンスが異なるため、場面に応じて使い分けたいですね。
・「有能」:才能のある人のことを指します。
・「優秀」:能力が他の人よりも優れていることを指します。
・「業務遂行能力が高い」:具体的な業務処理能力の高さを強調する場合に適しています。

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参考:『デジタル大辞泉』、『使い方の分かる 類語例解辞典』(ともに小学館)
しごできの対義語は?
「しごでき」と反対の意味を持つ表現として、「◯◯の業務に苦戦している」「業務処理に課題がある」といった表現が考えられます。直接的な否定ではなく、状況を説明する形にすることで、適切な伝え方になります。
例えば、
・「◯◯の業務に苦戦している」:特定の業務の難易度が高く、対応に時間がかかっている状態。
・「業務処理に課題がある」:業務の進め方やスキルの向上が求められる場面で使用。
場面によっては、「成長途中」「経験を積んでいる最中」など、ポジティブな視点で表現するのもいいですね。
ビジネスシーンで使える言い換えフレーズ
「しごでき」というカジュアルな表現を、よりビジネス向けに言い換えたい場合は、以下のようなフレーズが考えられます。
・上司や取引先への報告:「高い専門性を持っている」「安定した成果を出している」
・社内評価の場面:「周囲と協力しながら業務を遂行できる」「状況に応じた判断ができる」
・求人や人事評価:「即戦力となるスキルを持つ」「業務全体を見渡しながら動ける」
最後に
- 「しごでき」とは「仕事ができる」を略した言葉です。
- 行動の特徴は、先回り・要点整理・周囲への配慮があること。
- 本当のしごできとは、周囲と連携しながら安定して結果を出せる人。
「しごでき」という言葉の意味や特徴を知ることで、自身の働き方を見直し、よりよいキャリアを築くヒントになります。職場で評価されるための具体的な行動を意識し、日々の業務に生かしてみてください。
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