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2023.03.06

「拝受」の意味と正しい使い方は?ビジネスシーンで使える例文やNG表現を解説

 

【拝受】とは、「受け取ることをへりくだっていう語」。日常会話では聞き慣れない言葉ですが、ビジネスでは丁寧で知的な印象を与えるとても便利な言葉です。今回は「拝受」の意味や正しい使い方、NG使用例をご紹介します。

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「拝受」の意味や読み方をチェック!

拝受

読み方と意味

「拝受(はいじゅ)」は、謙譲表現である「拝」に、「うけとる」という意味の「受」を組み合わせた言葉です。このことから、「受け取ることをへりくだっていう語」となります。「受け取りました」よりもかしこまった表現なので、目上の人や取引先にも使える言葉です。

また、似た言葉で「受領」があります。「受領」も「受け取る」という意味を持ち、特に金品を受け取る際に適した表現ですが、「拝受」と違って謙譲語ではないことに注意しましょう。

ビジネスシーンで使う時の注意点

よく「拝受いたしました」という表現も目にします。しかし、謙譲語である「拝受」に、同じく謙譲語である「いたしました」を同時に使っていることから、二重敬語なのでは? という指摘もあります。

結論から言うと、「拝受いたしました」は二重敬語ではあるものの、慣習的に使われている表現であり、問題はないとされています。とはいえ誤用と勘違いされるのが不安な方は、「拝受しました」を使うのが無難です。

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「拝受」の対義語は?

「受け取る」の反対「断る」をへりくだっていう語は「拝辞」です。「申し訳ございませんが、拝辞いたします」のように、何かを断る際に用います。「拝受」と同じく謙譲語ですので、相手の動作に対してや、立場が下の相手には使わないのがポイントです。

使い方を例文でチェック

ここでは、「拝受」の使い方を例文でご紹介します。

拝受

「メールを拝受しました」

「拝受」は、メールや郵便物など何かを受け取った際に使われます。例えば、メールを受け取ったことを報告する時に「メールを拝受しました」を使うと、丁寧で知的な印象になります。

「確かに拝受いたしました」

何かを受け取ったことを報告する際に使われるフレーズがこちらです。相手から「よろしくご査収ください」と連絡があった場合の返答としてよく使われます。

「まずは拝受の御礼まで」

こちらも、何かを受け取ったことを早急に報告したい時に使われます。返信メールの締めの言葉として使うのが一般的。「まずは拝受の御礼までにご連絡申し上げます」と言い換えることで、より丁寧な表現になります。

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