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2021.08.01

ビジネスシーンで活用したい!【拝受】の正しい意味とは? 使い方やNG表現なども紹介

【拝受】とは、「受け取ることをへりくだっていう語」という意味を持ちます。日常会話では聞き慣れない言葉ですが、ビジネスでは丁寧で知的な印象を与えるとても便利な言葉です。今回は「拝受」の意味や正しい使い方、NG使用例をご紹介します。

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【目次】
「拝受」の意味や読み方とは?
使い方を例文でチェック
「拝受」を使った注意したいNG表現
類語や言い換え表現にはどのようなものがある?
英語表現とは?
「拝受」の対義語は?
最後に

「拝受」の意味や読み方とは?

まずは、「拝受」を正しく使うために意味と読み方を解説します。「拝受いたしました」は二重敬語ではないのか、似ている言葉「受領」との違いについてもご紹介しますので、要チェックです!

拝受

読み方と意味

「拝受(はいじゅ)」は、謙譲表現である「拝」に、「うけとる」という意味の「受」を組み合わせた言葉です。このことから、「受け取ることをへりくだっていう語」という意味を持ちます。

「受け取りました」よりもかしこまった表現なので、目上の人や取引先から何かを受け取った時に使える表現ですよ。

ビジネス等で使う時の注意点

「拝受」はよく「拝受いたしました」と使われます。しかし、謙譲語である「拝受」に、同じく「致す」の謙譲語「致しました」を同時に使っていることから、二重敬語なのでは? という指摘もあります。

結論から言うと、「拝受いたしました」は二重敬語ではあるものの、完全に間違った表現であるとは言えません。それは、「拝受いたしました」は慣習的に使われている表現だから。とはいえ誤用と勘違いされるのが不安な方は、「拝受しました」を使うのが無難です。

さらに、「拝受」に似た言葉で「受領」があります。「受領」も「受け取る」という意味を持ち、特に金品を受け取る際に適した表現です。「拝受」とは違って謙譲語ではないため、部下や後輩にも使えますよ。

使い方を例文でチェック

ここでは、「拝受」の使い方をご紹介します。使用シーンをイメージしておくことで、実際の会話などでも自然に使うことができますよ。

拝受

1:「メールを拝受しました」

「拝受」は、メールや郵便物など何かを受け取った際に使われます。例えば、メールを受け取ったことを報告する時に「メールを拝受しました」を使うと、丁寧で知的な印象になりますよね。

2:「確かに拝受いたしました」

何かを受け取ったことを報告する際に使われるフレーズがこちらです。相手から「よろしくご査収ください」と連絡があった場合の返答としてよく使われます。

3:「まずは拝受の御礼まで」

こちらも、何かを受け取ったことを早急に報告したい時に使われます。返信メールの締めの言葉として使うのが一般的。「まずは拝受の御礼までにご連絡申し上げます」と言い換えることで、より丁寧な表現になりますよ。

「拝受」を使った注意したいNG表現

「拝受」には、使ってしまいがちなNG表現があります。NG表現を使ってしまうと、失礼な印象を抱かれてしまうことも…。事前にチェックして誤用を防ぎましょう。

1:「ご拝受いたしました」

丁寧な表現にしようと、「ご」をつけてしまう方は意外と多いです!「拝受」は、すでに謙譲語として成り立っているため、さらに謙譲語「ご」をつけてしまうと不自然な表現となってしまいます。「拝受いたしました」は十分丁寧な表現ですので、そのまま使ってくださいね。

2:「ご拝受ください」

「拝受」は自分の動作をへりくだっていう謙譲語です。相手の動作に使ってしまうと無礼な印象を与えてしまうので要注意。「お受け取りください」などに言い換えましょう。

3:「拝受していただけますか」

こちらも「拝受」を相手の動作に使っているNG表現。「拝受」は謙譲語なので、自分の動作にしか使えません。一見丁寧な言葉遣いに見えるため、うっかり使ってしまわないよう気をつけてくださいね。

類語や言い換え表現にはどのようなものがある?

ここでは、「拝受」の類語をご紹介します。どのような違いがあるかを理解し、相手や場面によって使い分けましょう。

拝受

1:「査収」

「査収」は、金銭・物品・書類などをよく確認して受け取ることを指します。「拝受」は自分の動作をへりくだっていう語でした。一方、「査収」は相手に何かを受け取って欲しい際、「ご査収ください」などの言い回しで用います。

【こちらの記事もチェック】【ご査収】の意味を理解しビジネスで活用しよう!類語や使い方を例文でご紹介

2:「頂戴」

「頂戴」は「もらう」の謙譲語で、特に飲食物をいただくことを意味します。「頂戴」は謙譲語であることから、「拝受」と非常に近い意味合いを持つ語です。「頂戴いたしました」は二重敬語になりますので、「頂戴しました」と使いましょう。

3:「ご笑納」

「ご笑納」は、ご祝儀やギフトなど誰かに贈り物をする際に使う語です。「ご笑納ください」と言うことで、「つまらないものですが笑ってお受け取りください」という気持ちを伝えることができますよ。

【こちらの記事もチェック】「ご笑納」の正しい使い方とは? 代表的な類語や注意点、英語表現をご紹介

英語表現とは?

「受け取る」という意味を持つ英語についてご紹介します。覚えておくことで、活躍の場を広げることができますよ。

1:「I have received those documents」 (資料を拝受しました)

ビジネスで最も使われる英語表現が“receive”です。「もらう」という意味の“get”よりもやや堅い表現なので、書き言葉やビジネスシーンでは“receive”を使うと良いですよ。

2:「I accepted a gift from you」 (あなたからの贈り物を受けとりました)

“receive”は受身な表現であるのに対し、“accept”は積極的に、喜んで受け取る際に用いる表現です。特に贈り物をいただいた際などは、“accept”を使って喜びを伝えると好印象ですよ。

「拝受」の対義語は?

「受け取る」の反対「断る」をへりくだっていう語は「拝辞」です。「申し訳ございませんが、拝辞いたします」のように、何かを断る際に用います。「拝受」と同じく謙譲語ですので、相手の動作に対してや、立場が下の相手には使わないでくださいね。

最後に

拝受

「拝受」の意味や使い方についてご紹介しました。日常会話では聞き慣れない言葉ですが、ビジネスでは丁寧で知的な印象を与えるとても便利な言葉です。ぜひ、使い方をマスターしましょう。また、何かを受け取った際は、感謝の言葉を添えることを忘れないでくださいね。

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