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2025.07.03

「受け取る」の敬語は?尊敬語・謙譲語・丁寧語の表現と類語も紹介

「受け取る」には3つの敬語表現が存在するほか、代表的な類語表現も2つあります。この記事では、「受け取る」の敬語表現と類語はもちろん、相手に受け取ってほしいときの敬語表現もご紹介します。

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Summary

  • 「受け取る」の敬語は、「お受け取りになる」「頂戴する」「受け取ります」の3つ
  • 「受け取る」の類語には、「拝受」や「受領」などがある
  • 相手に受け取ってほしいときは「ご査収」や「ご検収」などをシーンに応じて使い分けましょう

受け取るの敬語表現3つをご紹介

「受け取る」の敬語表現は3つあり、相手の立場に合わせて使い分ける必要があります。尊敬語・謙譲語・丁寧語での表現を解説しますので、正しく使い分けていきましょう。

荷物を受け取る人の写真

受け取るの尊敬語は「お受け取りになる」

受け取るの尊敬語は「お受け取りになる」です。「受け取る+お〜なる」で敬語表現として使えます。尊敬語は相手の動作を高めて敬意を表すもので、主に上司や取引先の方に対して使う表現です。使うときは以下の例文を参考にしてみてください。

例文

・こちらの資料をお受け取りください
・粗品ではございますが、お受け取りいただけると幸いです

受け取るの謙譲語は「頂戴する」

受け取るの謙譲語は「頂戴する」です。謙譲語とは、自分の動作を下にしてへりくだることで相手に敬意を表す言葉。自分が受け取る側で、上司や取引先から書類やメール、お土産をもらった際などに使います。ビジネスシーンで使える例文を紹介します。

例文

・◯◯株式会社の社長より、お土産を頂戴しました

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受け取るの丁寧語は「受け取ります」

受け取るの丁寧語は「受け取ります」です。「受け取る+ます(助詞)」で丁寧語として表現できます。ただし、丁寧語は言葉を整えただけのものなので、これで相手に敬意を表すことはできません。そのため上司や取引先ではなく、後輩や同僚に使いましょう。たとえば以下のような使い方ができます。

例文

・先日、プロジェクトの企画書を受け取りました

「受け取る」の類語や言い換え表現

ビジネスシーンにおいて「受け取る」のはよくあることですが、丁寧に伝えるためにはどのような言い方をしたほうが良いのでしょうか。ひとつずつ解説していきます。

ノートパソコンでメールをしている女性の写真

謹んで受け取るという意味をもつ「拝受」

1つ目の類語は、〝謹んで受け取る〟という意味をもつ「拝受」。頭を下げて拝むことを表す「拝」と、受け取ることを表す「受」がひとつになった言葉です。目上の人からの書類や資料を受け取ったとき、メールに「拝受」を用いれば、敬意を払った伝え方ができます。例文をひとつ紹介します。

例文

件名:【〇〇プロジェクト】書類拝受のご連絡

〇〇様

いつもお世話になっております。

先ほど、〇〇プロジェクトに関する書類を確かに拝受いたしました。

ご送付いただきありがとうございました。

内容を確認の上、改めてご連絡させていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

署名

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正式に受け取るという意味をもつ「受領」

2つ目の類語は、正式に受け取るという意味をもつ「受領」です。受領の「受」は受け取るという意味をもち、「領」にはおさめるという意味があります。受領だけでは敬語表現とはならないため、「受領いたしました」のように敬語表現を付け加えて使用しましょう。たとえば以下の例文のような使い方ができます。

例文

件名:【〇〇に関する書類】受領のご連絡

〇〇様

いつもお世話になっております。

本日、〇〇に関する書類を確かに受領いたしましたので、内容を確認後、改めてご連絡差し上げます。

まずはご報告のみにて失礼いたします。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

署名

相手から受け取ったときに敬意を表す「賜る」

ビジネスシーンで「賜る(たまわる)」は、相手から何かをいただくことへの敬意を示す非常に丁寧な表現です。目上の方や取引先などに対して使われます。以下例文をご紹介します。

例文

・〇〇の件、ご許可を賜り、ありがとうございます。早速、準備に取り掛かります。

金銭や物品などを受け取ったときに使える「領収する」

「領収する」は、金銭や物品などを受け取ったことを確認する意味を持つ言葉です。単に受け取ったことを指す「受け取る」よりも、〝受け取りを確認し、それを認識する〟というニュアンスが強く、主にビジネスシーンや事務的な手続きで用いられます。

特に金銭の授受においては、「領収書」という形で、受け取った側が支払った側に対して、確かに金銭を受け取ったことを証明するために発行する書類があることからも、その意味合いが理解できるでしょう。

例文

・本日、〇〇株式会社様より、請求書No.1234の代金として、金100,000円を領収いたしました。

相手に受け取ってほしいときの敬語

続いて、相手に受け取ってほしいときの敬語表現を3つご紹介します。

相手に受け取ってほしいときの敬語表現
  1. ご査収
  2. ご検収
  3. ご笑納

ご査収

ご査収には、受け取ったものをよく調べてから受け取る、という意味があります。受け取るものは主に金銭や書類です。

例文

・明日の会議資料を添付致しますのでご査収ください。
・企画書を添付しましたのでご査収くださいますようお願いいたします。
・下記書類につきまして、ご査収の程よろしくお願いいたします。

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