糖質・カロリーを抑えるトッピングの選び方
ダイエット中であれば、トーストと組み合わせるのは、カロリーを抑えやすい具材選びがポイントです。ノンオイルのツナやサラダチキン、低脂肪ヨーグルト、豆腐ディップなどは、たんぱく質を補いながら脂質や糖質の摂取を控えることに役立つ食材です。
また、季節の野菜やきのこをのせて焼くことで、食べ応えと彩りを加えることもできます。こうしたチョイスで、無理なくバリエーションを広げることができますよ。
1枚を半分にしても満足する食べ方のコツ
トーストの量を減らす工夫として、1枚を半分にカットし、よく噛んで味わう食べ方も選択肢の一つです。トーストをミニサイズにすることで、見た目に変化が生まれ、少量でも食事の満足感を感じやすくなります。
スープや温野菜、ヨーグルトなどを一緒に組み合わせれば、全体のカロリー調整もしやすくなるでしょう。忙しい朝や食欲が不安定な日でも、無理なく続けやすい工夫です。
外食チェーンの「トースト」も要チェック! カロリーを比較
モーニングで人気のトーストメニューも、店舗ごとにカロリーは異なります。コメダ珈琲店やドトールなど、おなじみのチェーンで提供されるトーストのカロリーを参考にして、選ぶ際の目安にしましょう。
コメダ珈琲店・ドトール・サンマルクカフェなどで人気のトースト比較
カフェや喫茶店で提供されるトーストは、パンの大きさや厚さ、トッピングによってカロリーが異なります。
例えば、コメダ珈琲店のモーニングサービスで提供される山食パン(トースト、コメダ特製おぐらあん付き)は約263kcal。
ドトールのトーストは約179kcal、サンマルクカフェのレトロ風ピザトーストは約388kcalとされています。
どの店舗でも、セットメニューや追加のトッピングによって全体のカロリーが上がる場合があるため、気になる場合は注文時に確認するといいでしょう。

ピザトーストやフレンチトーストはどれくらい?
外食で見かけるピザトーストやフレンチトーストは、具材や調理方法によってエネルギー量が変動しやすいメニューです。ピザトーストは、パン・チーズ・ソース・具材を重ねることで1枚につき約400〜500kcalとなる場合があります。
フレンチトーストは卵や牛乳、砂糖を加えることで風味が豊かになる一方、カロリーが高くなる傾向があるでしょう。カフェメニューでは600kcalを超えるものも見受けられるため、選ぶ際には内容や量をチェックすることをおすすめします。
外食でも工夫次第でカロリーセーブできる
外食でトーストを選ぶときには、トッピングの有無によってカロリーの調整がしやすくなりますよ。例えばハーフサイズやシェアメニューを利用したり、バターやジャムの量を控えることで、摂取エネルギーが抑えやすくなります。
また、飲み物を無糖にしたり、サラダやスープを組み合わせることで全体のバランスを整えるのもいいでしょう。日常的に外食を利用する際には、こうした小さな工夫を取り入れることで、無理のないカロリーコントロールがしやすくなります。
最後に
POINT
- 食パンの厚さや種類でカロリーに大きな差が出る
- トッピングの選び方でカロリーと栄養バランスを調整できる
- ダイエット中は低カロリートッピングや量の調整が効果的
トーストは身近な食品であるからこそ、食べ方ひとつで日々の健康状態に影響を与える可能性があります。カロリーを正しく把握し、素材やトッピングを工夫することで、無理なく美味しく続けられる食習慣が手に入ります。数値を味方にして、自分のスタイルに合った食事を楽しんでいきましょう。
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監修
木村吏江(きむらりえ)
・デトックスアロマリンパマッサージ Lieru オーナーセラピスト
・オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師
・ファスティングマイスター学院京都下鴨支部長
・プロフェッショナルファスティングマイスター
・健康美容食育指導士
・フランス式アロマライフスタイルテラピスト
・タカラジェンヌ、アスリートの施術やファスティングサポートも多数
HP:http://lieru39.com
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