
こんにちは、editor_kaoです。
今回のテーマなんですけど、本当はもっと早い時期に書きたかった!でもいろんな事情で遅くなってしまいました。
今年から、急にフリルアイテムが気になって
というのは、季節が秋になりすぎると、取り入れるのがちょっと難しくなるから。これまでの私の人生においてほぼ無縁だったのに、今年になって突然好きになった“フリル”のアイテムのことです。
今でも、シンプルでベーシックなテイストが着こなしの基本ですが、なぜか春ごろからフリルディテールが気になってきました。トレンドのひとつでもありましたが、いちばん大きな理由は、フリルの立ち位置自体が、以前と少し変わった気がしたから。それまではフリルというと、エレガントすぎるというか、なんだか大げさというか、「甘い着こなしが好きな人のためのもの」という印象が強かった。ですが、今はもっと軽やかな感じがします。カットソーとドッキングしていたり、素材がリネンだったりと、気負わず取り入れられるデザインが増えてきました。だからこそ「私でも着るられるかも……」と、思えたんです。
大人のフリルスタイル、悪くない!
そういったわけで、今季はブラウスやらキャミソールやら、フリルがあしらわれたアイテムをいくつか買いそろえたり、かなり前に手に入れたフリルスカートを、いそいそとクローゼットから取り出したりしたのですが、これがなかなかよいのです!特にワントップス、ワンボトムとなる今の時期、どちらかのアイテムにフリルのディテールがあると、手間をかけずに着こなしの完成度が高まる。シンプルな着こなしが好きとはいえ、本当にシンプルすぎる着こなしには抵抗がある大人世代。フリルのほんのりした甘さが、これほどコーディネートを助けてくれるとは!今さらながらの驚きと発見でした。
初心者へのおすすめは天然素材
なので、もし「フリル、気になるけどなかなか手が出なくて……」と思っている人がいたら、すぐにでも挑戦してもらいたくて。なぜなら秋が深まり、着こなしに重厚感が出てくると、フリルの立ち位置も少し変わってきそうだから。私の経験から初心者の人におすすめしたいのは(急な先輩面)、さっきも触れたようなリネンやコットンといった天然素材のもの。ナチュラルな風合いがフリルの甘さを軽減してくれるので、着やすいのです。そして合わせるアイテムも、トップスにはデニムやチノパンを、ボトムにはTシャツを、というように、カジュアルなものを選ぶと全体的にバランスが取れて、気恥ずかしさもなくなります。まずはこんな感じでフリルスタイルに慣れてから、その経験値を秋冬でも活用できたら。だってフリルが、こんなに大人の女性の着こなしを助けてくれるなんて、思ってもいなかったから~(大事なことは2回言う)。秋冬のフリルは、シフォンとかシルクといったエレガント指数の高いものが中心となりそうですが、それをどう自分らしく着こなすかは、これからの課題になりそうです。

本当に「もっと早く言ってよ~」という内容で恐縮なのですが、意外とショップにはまだ残っているはず(ネットを活用するという手も)。もし気になったら、ぜひチェックしてみてください!
【今日のひと手間】

@editor_kao のアーカイブから、私のフリルスタイルをご紹介。左は今年買って大活躍している“サロン アダムエロペ”のリネン素材のフリルブラウス。右は数年前に手に入れた“edit & co.”のフリルスカート。こちらもリネン100%になります。シックな色を選ぶと、より着やすいのでおすすめです。
エディター
editor_kao
大人の実用ファッションを中心に、人物インタビューや日本の伝統文化など、ジャンルレスで雑誌やブランドサイト、ウエブマガジンで活動中。また、インスタグラム@editor_kaoでは、私服コーディネートを紹介するかたわら、さまざまなブランドや百貨店とのコラボレーションも手がけている。ライフスタイルWEBメディアkufura(クフラ)でも「4ケタアイテムで叶えるオシャレ」を連載中。
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