正統派フランス菓子の名店『オーボンヴュータン』の逸品ならば間違いなし!
正統派フランス菓子の名店『オーボンヴュータン』。オーナーシェフは、ヒルトンホテル・ドゥ・パリでシェフ・パティシエを務めた経歴を持つ、日本における伝統的なフランス菓子の第一人者である河田勝彦氏。世田谷区尾山台の本店には、遠方からも来客が絶えず、人気の品は早くに売り切れてしまうこともしばしば。
ファンから愛されてやまない生ケーキや焼き菓子は、自分のために買っても、人からいただいても、思わず満面の笑みを浮かべてしまう、究極の定番です。
ネクスト・シュトーレン!?
フランス アルザス地方の伝統菓子「ベラヴェッカ」は、ワインとの相性も抜群!!
今回、年末年始の帰省土産におすすめしたいのは、「オーボンヴュータン」定番の焼き菓子ではなく、年末ムードをを感じさせる、日本ではまだ珍しい、「ベラヴェッカ」というお菓子です。
日本でもおなじみ、ドイツの伝統菓子シュトーレンに似た形状ですが、バターやお砂糖たっぷりの、パンやケーキに近い食感のシュトーレンとは全く別物。
アルザス地方の言葉で「洋梨のパン」という意味を持つベラヴェッカは、セミドライの洋梨をはじめ、イチジクやオレンジピールなどのドライフルーツ、ナッツ、スパイスを、アルザス地方特産のさくらんぼのお酒「キルシュ」に漬け込み、最小限のつなぎでまとめて焼き上げたもの。ドライフルーツやナッツがぎゅっと詰まったようなお菓子なんです。
お店によりレシピは異なりますが、「オーボンヴュータン」の「ベラヴェッカ」は、スパイスやオレンジピールが芳醇に香り、しっとりと濃厚な味わい。紅茶やホットワインと一緒に頂けば、豊かなスパイスやフルーツの香りにふわりと包まれます。
まさに気分はヨーロッパの年末!!目を閉じれば、きらめくオーナメントをつけたモミの木に、沢山のプレゼントを抱えて白い息を吐きながら石畳の道を行き交う人々、まばゆい金色のイルミネーションが輝く街並みが目に浮かびます。
年末のお土産にふさわしい、特別なお菓子です。