クローゼットオーガナイザー林 智子さんが、溜め込みクローゼット最適化のために知っておくべきポイントを解説
〝見える化〟で稼働率を上げる収納のオキテを駆使し、無法地帯だったクローゼットを大改造。
《〝稼働率100%収納〟をかなえる5つのオキテ》
稼働率100%収納 オキテ1/ハンガーの種類をそろえる
太さや大きさにバラつきのあるハンガーはNG。林さんのおすすめは、〝ニトリ〟の「レディースサイズ すべりにくい幅38cm省スペースハンガー」と「すべりにくいスラックスハンガー」。白系で統一すればクローゼットが軽やかに見える。
稼働率100%収納 オキテ2/ボトムもすべてハンガーにかける
手持ち服のデザインや枚数を把握するため、すべてハンガーに。見える収納に変えることで、コーディネート時間が短縮されムダ買いもなくなる。
稼働率100%収納 オキテ3/すべての物に住所をつくり、戻す場所を明確に
定位置がないと、置きやすい場所にポンポン置いて、気づくと物が山積みになることも。小物にもきちんと置き場所をつくり、使ったら戻す習慣を。
稼働率100%収納 オキテ4/引き出しには畳んだ服を立ててしまう
服を重ねて入れると、下のほうの服が見えなくなるのでNG。アイテムごとにわけた衣装ケースに、服を立てて収納すれば、どこに何があるか一目瞭然。オンシーズンの服を上段に、オフシーズンの服を下段に入れて、衣替えのときは、引き出しごと上下入れ替えて!
稼働率100%収納 オキテ5/バッグは袋から出し、袋はあんことして使用
袋に入れたままだと、どんなバッグをもっていたか忘れてしまうことがあるので、すべて出して保管。よく使うバッグは手の届く衣装ケースの上に、その他はクローゼットの上段に並べて。ショルダーバッグは、元々使っていた突っ張り棒にS字フックをかけて収納。
Domani2018年10月号『“生きてる”クローゼット改造法』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/中田陽子(MAETTICO/人物)、寺山恵子(静物)ヘア&メーク/久保フユミ(ROI)イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子