子連れで買い物するのは至難のワザ
「子供が1歳くらいのときまでは週末、子供をベビーカーに乗せて買い物に行くこともあったんです。でも2歳くらいになってチョロチョロ動き回り始めたら、もう無理! 自分の洋服を選ぶどころじゃありません」というのは、大手町で働くBさん(41歳)。最近のショッピングはもっぱら昼休みに済ませている。
「会社から歩いて10分ほどのところに、大丸と日本橋三越があるので、洋服はどちらかで買うことがほとんど。見るお店は3店ほど、だいたい決まっています。ジャケットやパンツなどは試着がマストだと思うので、ネットショッピングはしません」
セールを待たなくても、常に割引を受けるには
シーズンの変わり目は連日通うこともあれば、一度も行かない月も。
「たとえば2~3日前も『紺のジャケットが欲しいな』と思ってショップに足を運びました。欲しいものは欲しいときに買いたい! でもお得に買えるならそれに越したことはない。…ということで、私はデパートの株に投資して、株主優待価格で買うようにしています。いつでも10%オフで、セールのような混雑とも無縁で快適です」
会社に大きな紙袋を提げて帰るのは気が引けるから…
<買い物に行く日の昼休みタイムスケジュール>
11:30 会社を出る
11:35 スタバなどでサンドイッチをつまむ
11:45 デパートに到着。2~3つのショップを回る
12:20 買い物終了。荷物は自宅への配送を依頼
12:30 会社に戻る
昼休みに買い物するのはだれにもとがめられることではないけれど、いかにも「買い物してきました!」と大きな紙袋をもってオフィスに戻るのはやっぱりちょっと気まずいもの。
「荷物が大きくなりそうなときは、私は自宅に配送しています。会社にもしれっと戻れるし(笑)、会社からの帰り道、満員電車で仕事のバッグに加えて紙袋を持つのは億劫なので。それに、洋服を買うとラッピングの間、結構待たされませんか? その点、配送なら伝票さえ書いてしまえば、ラッピングは後回しにしてくれるので、会社にもさっさと戻れるんです。配送料数百円分のメリットは十分あると思います」
取材/酒井亜希子(スタッフ・オン)