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2018.12.26

スタイリスト亀 恭子が教える!「捨てるべき服」「買うべき服」

アラサーどころか20代のころの服、使わないブランドBAG、リゾートでしか着ないワンピ、何枚あっても困らないけど1枚しか着ない定番…そのクローゼット、死んでいます!! スタイリスト亀 恭子さんがDomanistのクローゼットを突撃。容赦なく捨てまくり、生きたクローゼットのつくり方、教えます。

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スタイリスト亀 恭子さんがワー/ママのクローゼットを大改造!

「服が部屋を占領している」という読者の家を直撃。不要なものをジャッジし、手持ち服を生かすために「買うべきもの」を亀さんがレクチャーします。

スタイリスト

亀 恭子さん

3年間、航空関連会社に勤務した後、スタイリストの道へ。リアルでいてちょっと辛口なスタイルがDomani読者にも人気。快適なクローゼットをつくる秘訣は「2年着なかったら手放す」を徹底すること! 3歳男児の母。

捨てられない読者代表

吉田美帆さん(保険会社勤務・35歳)

自分の服と子供(3歳男児&10か月女児)の服を同居させているため、大量の衣装ケースが部屋を占拠。ちょこちょこ新しい服を買っているのに、手持ち服の全容が見えないせいで、いつも「着る服がない」状態。

【いざ、クローゼットの改造をSTART♡】

ちょっと待った!10年前のワンピースが出てキターーーーー

アイテム数はそれほど多くないクローゼット。亀さんがホッとしたのも束の間、クローゼットに入らない服を入れた衣装ケースが次々と出現。中には、10年前のニットやワンピースが…。服がパンパンで着たい服が見つけられず、引き出し内の服はほぼ着ていないそう。 「意外と整理されているね」(亀さん)「いや実は、入りきらない服は、別の場所に置いているんです」(吉田さん) 溢れた服を入れた衣装ケースは、なんと13個 コートは別の部屋のクローゼットに さらに、クローゼットの下段に押し込められていた大量のバッグと、シュークローゼットの中には靴がズラリ…

5年前のジャケット、いつまで着るつもり!?亀さんのダメ出しが連発

「会議でしか着ないので、ジャケットは5年間買い替えていません」と言う吉田さんに、亀さんが一喝。「ウエストが絞られたタイトなジャケットはもう古い! 残すなら絞りのないストンとしたシルエットのものを」同じく30歳前半に買ったというトップスには「甘さの強い白の総レースよりも、ブラウンや黒のシックなブラウスのほうが、今の吉田さんには似合っていますよ」とアドバイス。 「ちょっと丈が短いような…」(亀さん)「気持ちは上がらないけれど、通勤服だから仕方ないかなって…」(吉田さん) 「秋色プルオーバーやハイネックトップスは使えそう」「ウエストに絞りのないジャケットもOK」「お疲れ気味のシャツや甘めレーストップスもまとめて処分」「古さはシルエットに出るもの。たまにしか着ないからと妥協せず、ジャケットは毎シーズン見直して!」( 亀さん)

気持ちはわかる。けど、数年前の流行アイテム、もう出番がないのでは?このまま着ていたら”コンサ婆さん”の危機!?

数年前流行した鉄板セットも、今では着る機会が激減。「トレンドのワイドパンツと雰囲気は似ているけれど、半端丈のガウチョの出番はもうなし。でも、丈の長いジレはワイドパンツにも合うから残しておいて」と亀さん。 「ワイドパンツがはやっているから、まだはけるかなって」という吉田さんに対し、「気持ちはわかるけど、丈を比べてみると全然違うよね。微妙に古い服を着るのがいちばん恥ずかしい。みんなが着ていた王道セットは、潔く諦めて!」と亀さん。

クローゼットあるある。出てくるニットワンピはどれも似たり寄ったり…

淡い色味や丈、ハイゲージの質感など、デザインのよく似た3枚のニットワンピを見て、「今年はニットワンピもロングが主流。ひざ丈ワンピを単体で着ることは少ないかな…」と亀さん。どれもきれいな状態なので、レイヤードしやすそうな1枚だけは残すことに。 「レギンスやプリーツスカートにレイヤードしてみたら?」(亀さん)「黒タイツ合わせでよく着ていたんです」(吉田さん)

また買っちゃった♡って、それ既に持ってますよね?同じ色の服はどれも断捨離の対象と思うべし!

「どんな服にも合うから」と、ついグレートップスを買い溜めしてしまう吉田さん。「どれも形が違うから、数を絞るのが難しくて」そんな中、亀さんが注目したのはネックライン。「最近のトレンドはハイネックやボトルネックなど、首の詰まったデザイン。デコルテが広く開いているものは、着ないはず」 「タートルニットはこの秋冬も活躍するので残して。デコルテ開きすぎゆるニットは懐かしい印象になるので必要なし。合わせ用のベーシック服こそ更新が必要なんです。特にトップスは首回りの開き具合に要注意!」(亀さん)

それ、絶対タンスの肥やしですって!20代のころ着ていたミニワンピやミニスカートCollection

「さすがに着ないと思うんですが…」と吉田さんが取り出したのは、10年近く前に買ったミニワンピ。「まだ着られるか鏡で見てみようか」という亀さんの提案で、姿見の前へ。「『何かの機会に…』と思う服も、実際に着てみると丈の短さやシルエットの古さに気づくもの。迷ったときは、試着を」(亀さん) 「こんな短いワンピ、よく着てたな…」(吉田さん)デザインは気に入っているものの、丈問題ですべて手放すことに。 これだけタンスの肥やしにならなかった♡ロングワンピは大人になっても着られると言うことで残すことに

毎年トレンドが変わるデニム。唯一もっているローライズのスキニータイプは残す?残さない?

5年近く更新していないというローライズデニムに、「今のデニムは、ジャストウエストかハイライズ。これからはくことを考えるなら、ピタピタのスキニーデニムより、脚のラインを拾わない、太めストレートを選ぶといいかも」と亀さん。 「久々にはいてみるとウエスト位置が低い」と焦る吉田さんに亀さんがズバリ!「「ローライズだと、ウエストインがしづらいよね。ウエストをトップスで隠しても、古さはシルエットに出ちゃうから、ローライズデニムはもう必要なし!」( 亀さん)

「こんなの持っていたっけ?」となりがちな、年に1度着るか着ないかリゾートワンピたち

「リゾート旅行が決まると、うれしくなって日本で1枚買い、現地でもノリで買ってしまう」という吉田さん。「旅先では写真をたくさん撮るから、派手なワンピはそう何年も着られない。全部取っておいても場所を取るから、新しい1着だけ残したら?」(亀さん) 「どれも数回しか着ていないから、捨てどきがわからなくて」と言う吉田さんに対し、「毎年同じワンピを着ていると、写真の中の自分がいつも同じ服。3年続くと結構ツライですよ」と断言する亀さん。

服が好きな人にありがちな使っていないバッグ&靴。懐かしい系”コンサ婆さん”になるリボンやキラキラ付きの甘めデザインはこの際、卒業

靴は箱の中に、バッグは布袋に入れて保管していた吉田さん。「丁寧だけれど、視界に入らないと何があるか忘れてしまうので、全部出すか、中身がわかるように写真を張るなどの工夫が必要」と亀さん。昔好きだった甘め小物は手放し、素材感のある小物はキープ。 「ファー付きのカゴバッグは、この秋も活躍しそう」(亀さん)
「スエードパンプスは、大人っぽくて素敵だから残しましょう」(亀さん)

断捨離して見えてきた、吉田さんのクローゼットにこの秋必要なもの5選

1、通勤服をこなれさせるダブルジャケット

「かっちりしたテーラードジャケットはあるので、少し遊びのあるダブルジャケットを追加しては? たくさんある九分丈パンツを生かせるし、ジャケットをタイトなものからゆったりシルエットに変えるだけでも、こなれ感が出ます」(亀さん)

手持ちの九分丈パンツとも好相性。「きれいめパンツに合わせれば、きちんと見えますよ。通勤コーデも、ダブルジャケットでハズせば、ぐっと今っぽく見えます」(亀さん)「カジュアルすぎるかと思って、会社には避けていました」(吉田さん)

2、憧れの先輩感が出るそでコンシャスブラウス

きちんと感重視の通勤服に亀さんが加えたのは華やかさ。「仕事相手との信頼関係が築けている今は、そでやすそにディテールのあるブラウスで、少し女らしさを意識してもいいはず」ストール¥62,000(リーミルズ エージェンシー〈JOHNSTONS〉)

「カーキなら大人っぽく着られます」(亀さん)


さわやかだけれど、ちょっと若めから、女らしく洗練された雰囲気へChenge!

3、今年らしいトレンチスカート

甘くなるのがイヤで、最近はスカートをあまりはかないという吉田さんに亀さんが選んだのは、ロング丈のトレンチスカート。「シンプルなトップスが多いので、思いきりトレンド感のあるボトムを1枚。ふんわりスカートではなく、ハリのあるタイトスカートを選べば、かっこよく着られますよ」
ワントーンで上品に!「パンツ派だけど、これならはけそう」(吉田さん)

4、地味さを回避するチェック柄ブラウス

グレーや白のシンプルなトップスが多いため、旬のチェック柄を追加。「合わせが難しそう」と心配する吉田さんに、「黒パンツのような重い色を合わせると沈んで見えるので、思いきってピンクのスカートを合わせてみて。落ち着いたブラウンチェックが華やぎます」とスタイリングのコツを伝授。
「細かいチェック柄だから、抵抗なく着られるでしょ。着回し力を考えてベーシック服ばかり選んでいると地味になるのは当然。旬の柄をカンフル剤に使って!」(亀さん)「確かに派手すぎず着やすそう。柄×色も品よく着られるんですね」(吉田さん)

5、シンプルな服を今どきに格上げする〝映え小物〟

「ムートンバッグや、ポインテッドトウのビジュー付きフラットを加えるだけで、いつもの服が見違えます」と語る亀さん。アクセント小物というと、リボン付きや花柄を選びがちだった吉田さんも「辛めにふれば派手小物も大人っぽく持てるんですね」と納得顔。
黒×シルバーで切れ味よく


「無難なバッグを選びがちだったから、新鮮」(吉田さん)

もう着ることがないだろう服にさよならを告げることで、今の自分のおしゃれがイメージできるクローゼットに!

服を減らしたことで自分の好みが明確になり、スタイリングもラクに!「服をすべて把握できたので、似たものを買う心配がなくなりました」と吉田さん。「『1枚買ったら1枚捨てる』を目標に、今の状態をキープしてくださいね」(亀さん)


普段着ないダウン類は別の場所へ。子供服との混在を避け、自分専用のケースに。

「着たい服がひと目でわかるようになりました」(吉田さん)

Domani2018年10月号『“生きてる”クローゼット改造法』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/中田陽子(MAETTICO/人物)、寺山恵子(静物)ヘア&メーク/久保フユミ(ROI)イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子

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