トップにボリュームが出ない髪は思いきってボブにチェンジ!
「髪が細くて軟らかく、毛量もあまり多くないので、少しでも髪を多く見せたくて長めが好き。しかも、ボリュームを残したいから、なるべく髪をすかないようにしています」と、篠原 恵さん(39歳)。
Suiの代表を務める冬木慎一さん曰く、「長いと重さで下に引っ張られてトップがさらにペタンとし、さらに立体感がなくペタッとした髪がフェイスラインに貼りついたように見えてしまうことがあります」。長さをカットして間延び感をなくすこと、レイヤーの効果でトップをふんわりさせつつ後頭部に丸みをつけることで、ふんわり見せられるそう。
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Hair Data
【オーダー方法】
全体の長さを肩上で前下がりになるようにカットして、トップにレイヤーを入れて丸みがつくようにする。前髪は目の下で斜めになるようにレイヤーでつなげ、流しやすいように調整。カラーは5トーンのアッシュグレイでワンメイク。暗くても、光に当たると透け感が出るようなカラーで軽やかさを。
【スタイリング方法】
乾かすときにすでに理想の形をつくるようにする。根元はフワッとするように引っぱりながら、前髪は流れるように、毛先は外ハネになるように手ぐしを通しながらドライ。38mmのヘアアイロンで、前髪とトップの根元を内巻きに。毛先は内巻きと外巻きのミックスにしてから手ぐしを通してカールをほぐし、手に広げたワックスを毛先にもみ込み束感を出す。
「毛先全部を内巻きにするときちんとした印象になりますが、コンサバすぎて今っぽくない。外ハネを加えたほうがカジュアルに仕上がります」と冬木さん。脱コンサバして、ナチュラルなこなれ感を出したいですね。
【担当】Sui 代表 冬木慎一さん
Domani2/3月号「どうせなら美人系ボブにしたい♡」より
撮影/藤原 宏(Pygmy Company) スタイリスト/兵藤千尋 メーク/久保フユミ・甲斐美穂(ROI) 構成/斉藤裕子
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