Q:大事なクライアントとのアポをダブルブッキング! どうする?
答える人/新井千晶(キャリアコンサルタント)
A:相手を大事に思う気持ちをきちんと伝えて
気がついた時点で、1秒でも早くすぐにお詫びのご連絡を入れましょう。「どうしよう…」と悩んで抱えている間に、時間が経ってしまいますから。
お詫びの方法は、「(詫びている)相手とのアポイントが、自分にとっていちばん大事だと思っている」ことをしっかりとお伝えしたうえで、「実は急遽、対応をしなくてはいけない件が出てきてしまった」「遠方まで行かなくてはいけなくなってしまった」「大変申し訳ございませんが、再度お時間を頂けませんでしょうか」とお詫びとリスケのお願いをするようにしてください。
このとき大事なのは、急ぐけれども落ち着いて対応すること。開き直りではないですけど、やってしまったことを後悔してへこんでいても進まないので、どうやって挽回するか、と気持ちを切り替えましょう。そして改めてお時間をいただいたときに、会って再度お詫びをすることを忘れずに。
キャリアコンサルタント
新井千晶(あらい ちあき)
エンワールド・ジャパン株式会社シニアコンサルタント。人材業界で約15年。現在はミドル・シニア層の転職相談やヘッドハンティングをしている。グロービス経営大学院経営学修士(MBA)。プライベートでは30代後半で結婚し、1歳の子どもを育てるワーキングマザー。
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