京都の良さがギュッと詰まったホテル
京都って、なんか不思議な魅力があるわよね。京言葉、京野菜、西京焼き、イノダコーヒー(京都に本社を置く京都を代表するコーヒーチェーン)、おばんざいなど、京都を代表する独特の文化が根強く残っていて、10年住んだ私だってまだまだ知らないことがたくさんあるのよね。
未だに月に1度は訪れる大好きな街でもある京都。京都と言えばいわずもがなの観光地で次々新しいホテルが目に入るんだけど、前から泊まる機会を伺っていたホテルの1つでもあるのが実は「hotel kanra kyoto」だったの。
なんでこの「hotel kanra kyoto」が気になっていたかって!?だって、「京都・オシャレ・ホテル」ってキーワードで調べれば必ず上位にあがってくるこのホテル。いつかは泊まってみたいと思っていたのよね。実際行ってみて人気のわけを肌で感じてきたから、「hotel kanra kyoto」が一味も二味も違う理由をご紹介しちゃうわ。
まずは京都駅から徒歩10分というロケーション
立地は京都駅から徒歩10分。京都駅を出て烏丸通を北にまっすぐ進むだけだから、迷うことなくホテル到着。これって私の中では大きなポイントなのよね。京都の移動手段と言えば、鉄道、地下鉄、バスになるんだけど、大きな荷物を持って京都駅から地下鉄に乗り換えって結構厄介。京都駅から徒歩10分だとあっという間にホテルに到着だから、それだけで気がラクなのよね。そして、何と言っても夜もとっても静かなエリアだから、都会の喧騒から解き放たれるのにももってこい!笑。
▲こんな立派な東本願寺が見えてきたらホテルはもうすぐそこよ!
▲東本願寺を超えるとすぐ見えてくるこの建物が「hotel kanra kyoto」。振り返るとパッと目に付く京都タワーも見どころの1つ!
▲この入り口もとっても素敵でしょ!?和を感じる入り口をくぐるとそこには…
▲広々としたスペースにすっきりとしたレセプションロビーが!
まずびっくりしたのは、チェックインの時からもう感じた歓迎されてる感。苗字を伝えただけで「あっ、鈴木様。お待ちしておりました」とはんなりとした京都弁なまりの言葉をかけてくれたのよね。初めて来たんだけど、帰ってきた感!これだけで幸せな気分になっちゃうのよね。笑。
「カンラの名は、「感」そして「洛」の字を由来としています。日本が育んできた美・知恵・おもてなしが息づく『洛』でその心を『感』じていただけるホテルであるように。そんな想いが込められています。」とその言葉通り、暖かいおもてなしをしてくれて、好感度マックスよ♡
そして、1度チェックインしちゃったらあとはもうあなた次第の好立地。中心地の四条までも徒歩10分ほど。寄り道しながら気になるお店を覗いてみたり、路地に入って探索なんかしてる間に予期せぬ出会いがあるのが京都よ。もちろん、地下鉄五条駅へのアクセスも良好だから、植物園がある北山や、森林が気持ちいい嵐山へ行くのも便利よ。
肝心のお部屋も京都の町家をイメージ!
ホテルのお部屋は、「京都の伝統的な住宅形式である京町家の考え方を取り入れモダンなデザインで空間を表現したマチヤスタイル」。随所に木・石・鉄・土・緑など自然の素材が感じられるつくりになっていて、スーパーテンションマックス。まずお部屋の入り口も格子戸で、廊下の景色はまるで京都の路地のよう。
▲こんなに趣のある格子戸を開けるとお部屋へ続く扉が…。
▲木のぬくもりが全面的に感じられる内装に。そして、何と言ってもこのヒバの浴槽よ!もうこれだけで疲れが癒されるわ。
▲私が泊まったお部屋はダブルベッドが2つで広々!独りぼっち宿泊だったので、贅沢に両方使わせてもらったわ。涙。
▲私が作家にでもなったあかつきには、こんな部屋にずっと引きこもって執筆してたいわ。笑。
と画像からひしひし伝わるであろう京都感、わかってもらえましたでしょうか!?笑。私がここに泊まりたかった理由がココにもあるのよね。だってさ、ここまで京都の町屋らしさをモダンにオシャレに表現してるホテルってなかなかない。お部屋の中にも伝統を受け継いだ京都を代表する伝統工芸品「京焼・清水焼」の湯のみ、京友禅着物の老舗「千總」がプロデュースするエイジングスキンケアブランド「キヌード」の基礎化粧品セットにもこだわりが感じられるセレクト。お部屋にいながらも京都が感じられるファシリティーが随所に!そして何よりヒバの浴槽に入りたかったのよね。笑。内風呂ってだけで非現実的な気持ちにさせてくれるでしょ?
滞在をさらに快適にしてくれる他施設
私がホテル選びで大事にしていることって、ロケーション、お部屋の仕様に加えて、ホテル内の施設の充実度。「hotel kanra kyoto」には2つのレストラン(鉄板料理「花六」、イタリアンダイニングが楽しめる「THE KITCHEN KANRA」)、コーヒーからお酒が楽しめるラウンジ、金継ぎ工房、またスパなどもあってもう文句なし!
▲京都の旬の食材や国産和牛をメインに、全国各地からの厳選食材を使用した鉄板料理を、京丹後地方や伏見の小規模生産蔵の日本酒と共に楽しめる鉄板料理「花六」。
▲広々としたロビー横のラウンジは朝9時から夜10時までと終日利用できるので、コーヒーブレイクはもちろん、飲み足りない時にも便利ね。コーヒーは地元京都のロースターから届く珈琲豆を一杯ずつ丁寧にハンドドリップしてくれるの。カフェの右手には日本で育まれてきた「本物」の品々を集めたセレクトショップも併設よ。
▲日本の原材料や植物を使用し、日本の伝統や文化のエッセンスを織りなした京都ならではのスパ体験ができる「kanra spa」。私も施術後は肩も首もスッキリだったわ。
と、各セクションごとにこだわりがギュッとつまった施設がイッパイ。ロケーションが良くっても、お部屋がとっても綺麗でも、やっぱり施設も充実してないと、ただの宿泊施設になって思い出になかなか残らないってもの。ホテル内でスパでリフレッシュできて、美味しい食事も楽しめて、ちょっと仕事なんて時に使えるラウンジもあるなんてまるでリゾートホテルみたいでしょ?
東京からも新幹線でビューんって行けちゃう西の都京都。京都駅からも、繁華街である四条界隈からも徒歩圏内の「hotel kanra kyoto」はアクセス良好!お部屋もこんなに綺麗で、他の施設も申し分なし!ときたらもう泊まるしかないと思うの。
年間100日以上はホテル滞在の私をも唸らせた「hotel kanra kyoto」には、京都の良さが濃縮されていて、さらには、そこに人がもたらす心意気とおもてなしも備わったホテルだったわ。やっぱりホテルには「非日常」を期待してしまうもの。1部屋約4万円前後〜(2019年4月30日時点)とちょっと贅沢仕様だけど、普段仕事や家事に頑張る自分にご褒美として、京都旅行なんていかがかしら?プライスレスな京都体験が待ってるはずよ!
▶︎ホテル公式HP
次回は私が通い詰めている京都の美味しいお店をご紹介するのでそちらもどうぞお楽しみにね♡
Keisui Suzuki
自称「イケ★ゲイ」デジタルノマド aka ドマーニ姐さんです♡アラフォー世代に人気の某アーティストさんや、日本離れしたシャレオツなラーメン屋さんのSNSディレクション、激熱上陸系ハンバーガーチェーンや、新宿二丁目系のカフェバーのPRなどもお手伝いしつつ、ちゃんと(?)エディター業もこなしながらも、年間100日以上は日本にいないともっぱら噂のデジタルノマドよ。「イケ★ゲイ」の独G(自)目線であんなことやそんなことをご紹介しちゃうわね。keisui