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WOMENバツイチわらしべ長者

2019.07.28

「戸籍上の結婚よりも大事なこと」10年以上事実婚を続ける理由とは?〜咲子さんの場合vol.4

出産直後に離婚を言い渡されてシングルマザーに。その後事実婚を選択した、咲子さん。ー人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー! 幸せになることをあきらめない、咲子さんが経験した離婚の話、完結編。

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事実婚でいるメリットとは?

前回のお話▶︎結婚5年目で離婚、シングルマザーに。「バツ2になるのはやめよう」とはじめた事実婚

十数年、息子と三人で暮らす恋人のBさんと事実婚状態の咲子さん。

息子と彼との関係も極めて良好だし、家事もやってくれて咲子さんが飲みに行ってもうるさく言わない、理想的な旦那様に見えます。

さかい(以下、さ):それでも籍を入れずに事実婚にしている理由って何かあるんですか?

咲子さん:いえ、今までも何度か、進学するタイミングで籍を入れようって話はあったんです。だけど彼と同じ会社に勤めているというのもあって、会社に説明するのが面倒だったりして、結局なあなあになってしまっていて…。たぶん、招待的には籍を入れるんじゃないかなと思ってますよ。

さ:事実婚でいるメリットって、何か感じます?

咲子さん:まあ、戸籍上は夫婦ではないというのは、責任がなくて気楽なところもありますよね。彼は長男で、姉がふたり。いずれは向こうのご両親の面倒もみることになると思うけれど、籍が入っていないから現状は、そこまで私が考えなくてもいいということはあります。

おふたりの場合、どちらもバツイチ同士ですでに前の配偶者との間に子どもがいることも、籍を入れずにいる要因のひとつになっていそう。

子どもを産んで一緒に育てるのでなければ、共働きの場合、籍を入れる必要性ってないのかもしれませんよね。

40代ともなると、私の周りでは仮面夫婦やら不倫やら、結婚生活が上手く行っていないのに離婚のハードルが高いという理由だけで一緒に居る夫婦も多く(もちろん本当の内情は知り得ませんが)、そういうのを見ていると、咲子さんみたいな事実婚もいいなあと思わされます。

籍が入っていない分、長い間連れ添っていても、どこかなぁなぁにならず、甘え過ぎずにいられるその距離感が、意外と愛情を長く続かせるコツだったりして。と、そんなことを思いました。

戸籍上の婚姻よりも大事なこと

咲子さん:一度目の結婚は、ケンカをすることもないままに結婚したことを後悔してるんです。ふたりで向き合うことを覚える前に夫婦になり、初めてのケンカが離婚調停になってしまった。しかも、すぐに弁護士を立てたから、離婚に関しても、ちゃんとふたりで話すこともなかったんですよね。そこは、私も逃げていたのかなって、反省しています。

最初の結婚の失敗から学んだのは、「夫婦はきちんと話し合わなければダメ」だということ。

籍が入っていなくても、息子の教育方針や日々の細々したこと。何でも話し合える関係を築いたからこそ、咲子さんの現在の事実婚関係は、上手く機能しているのでした。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

 

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