冷え切った結婚生活を癒してくれる韓国人男性との火遊び
前回のお話▶︎元夫は〝ザ・バブルの男〟!裕福な専業主婦から一転、シングルマザーに。働いたことがなかった私が、離婚したかった理由
経営者でお金遣いの荒い、バブリーな夫との愛のない結婚生活を送っていた真砂子さん。お金はあるけど、モラハラで浮気三昧の夫にストレスが溜まり、女友達と韓国のクラブに通う日々が始まります。
真砂子さん:既婚者の女友達と3人で、クラブに行っては遊びまくりました。
さかい:モラハラの夫って束縛もきつそうなのに、よく行かせてくれましたね。
真砂子さん:夫には、友達のブランドの買い付けを手伝っていると嘘をついて、夫のマイレージで(笑)。普段、彼が散々ほかの女性たちと遊んで貯めたであろう、クレジットカードのポイントで貯めたマイレージをここぞとばかりに使いました。
モデルの友達と一緒に訪れる韓国のクラブでは、映画監督にナンパされたりと、様々な楽しそうな事件が(笑)。
真砂子さん:だけど、その頃はまだ、「出産を経た身体を見せられない」と中朝する気持ちがあって。現地の男性と恋人同士みたいな甘いイチャイチャを楽しむくらいで留めていたんです。
そんな、3ヶ月に1回程度のペースで韓国に通っては火遊びを楽しむという生活が2年ほど続いたあと、運命の出会いは東京で起こりました。
既婚者同士の合コンで運命の出会いが!
既婚者同士の4対4の合コンがあり、来た男性陣は大手代理店やレコード会社、TV局勤務などの華やかマスコミ系。
真砂子さんは隣りに座った7つ年上のTV局勤務の男性と意気投合し、後日高級ホテルでランチ。
真砂子さん:第一印象は「素敵な人♡」でした。すごくおしゃれで、雑誌で読者モデルもやるようなイケメンで。その後、海沿いにあるレストランでデートしたときに、車から降りてレストランに向かっていると、マノロ・ブラニクのハイヒールをぶらつかせながら、「僕と付き合ってくれないかな?」って言われたんです。
―なんてベタな口説き方なんだ(笑)。このご時世に、そんなバブリーな口説き方する男性が未だに存在するとは…。
元夫もバブリーだし、どうやらゴージャス美女の真砂子さんは、バブルおやじキラーみたいです。
この彼、Bさんは、奥様も業界有名人の美女で子供も優秀。Bさん自身は、朝5時に起きて株価をチェックし、子供を有名私立幼稚園に送って行くようなイクメンで、何もかもがパーフェクトのエリートモテ男だったそう。
真砂子さん:たぶん家ではすごくいい夫なんだと思います。その分、外で癒しを求めているのかな、と。
私の周りでも、家では完璧な夫でパパである男性ほど、外でも浮気している率が高い。優秀な男性って、それだけエネルギーが有り余っている、ということなのでしょうね。
真砂子さん:彼は背も180cmあって、優しくてエスコート上手。一緒におると楽しいし、すごくモテると思います。デートは毎回家まで送り届けてくれるし、女性として大事にされている感をたっぷり味あわせてくれました。
しかし、そんなBさんとの交際も、真砂子さんが夫と離婚したことによってそれまでのふたりのバランスが崩れ出し、約1年半ほどで終わりを迎えます。
真砂子さんが子どものために守ろうとしていた結婚生活。それは、夫の会社の経営破綻によって幕を閉じたのでした。
離婚の顛末と、そこから始まる、専業主婦だった真砂子さんのキャリアのスタートのお話は、次回に続きます。
第1回はこちら▶︎元夫は〝ザ・バブルの男〟!裕福な専業主婦から一転、シングルマザーに。働いたことがなかった私が、離婚したかった理由
第3回はこちら▶︎モラハラ夫の会社が倒産!小5の娘を抱えて専業主婦が突然離婚、その後の人生〜真砂子さんの場合vol.3
インタビュー・文
さかい もゆる
出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。