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2019.10.11

「キャシュレスは現金払いより○秒早い!」「キャッシュレス払いで労働時間が1日約○時間減少!?」○に入る数字、答えられる?【キャッシュレス払いなにがいい?】

 

Pay払いや電子マネーのいいところは、ポイント還元ばかりではありません。そう、お会計が早いこと。片手でできること。これも大事なポイント。現金払いだと案外損してる、こうした「見えない節約」について考えます。

Text:
南 ゆかり(フリーエディター)
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キャシュレスは現金払いより16秒早い。そしてメンタルに優しい!

キャッシュレスは人員不足と忙しいママの救世主

かつてお小遣い管理方法の王道だった「封筒に1カ月分を入れておいて、そこから使う」というのは、確かに有効でしたね。残りのお金も目に見えて、リアルに実感できて、ムダ使いもなくなる。こんなこといってるから、日本人は現金好きって言われちゃうんでしょうかね。ああ、あの方法、封筒にレシートも管理できて、けっこうよかったんですけど。

「日本が安全で、ニセ金も少ないし、といったことがキャッシュレス後進国になった理由だと考えられています。けれど、政府にしてみればお札や硬貨をつくるコストがかかるし、店側は対応する人件費がかかる。こうしたことへの対策としても、キャッシュレスを国が推進しているのです」(ITジャーナリスト・高橋暁子さん)

キャッシュレスは自由時間も増やす

お会計のことを考えれば、レジで対応する専門要員は少なくなりましたし、キャッシュレスでレジのスピードも早くなったから、そこに割く人員も少なくて済む。それを実証するこんなデータが少し前に発表されていました。

「レジでの会計時、キャシュレス決済(※)は現金より16秒早いことが判明」(株式会社ジェーシービー調べ)

※ キャッシュレス決済は、クレジットカード・非接触型・QRコードの3つの決済方法を指す。「レジ担当者の金額口頭提示」から「商品・レシートのお渡し」までの時間。参考/決済速度に関する実証実験結果(株式会社ジェーシービー/2019年8月28日)
https://www.global.jcb/ja/press/00000000162855.html

そして試算として、「現金からキャッシュレスに変えるだけで、自由に使える時間が年間約3時間増加!?」「完全キャッシュレスへの移行で、1店舗あたりの労働時間は一日約4時間減少!?」「完全キャッシュレスへの移行で創出される時間は、1人あたり年間約12,000円相当の価値!?」ともありました。

キャッシュレスにすることは、とかくポイント還元にばかりに気持ちがゆきがちですが、私たちの貴重な時間の節約にもつながるということ。年間で3時間というのは、いまひとつ実感しにくいですが、それより目の前の16秒は実はすごーく長い。

さらにお金を出すときにガサゴソしたり、小銭が増えてお財布がブサイクになったり、というストレスがなくなることは、大きな効用です。子どもを抱っこしたり手を引いているママ、荷物が多い人が、片手でお会計できるのも助かる。

そういえば、現金を引き出すためにATMに並ぶこともほぼなくなりました。もしかしたらキャッシュレスは「時短」であるとともに「イライラ軽減」に効く、優しいテクノロジーなのかもしれません。

●キャッシュレスは時短になるという調査(ジェーシービー)
https://www.global.jcb/ja/press/00000000162855.html

南 ゆかり

フリーエディター・ライター。半年にわたって取材・執筆した書籍『真夏も雪の日もかき氷おかわり!』発売中! ほかに書籍『今の私は』(後藤真希・著)、Oggi誌面インタビュー連載「この人に今、これが聞きたい!」「お金に困らない女になる!」などなど。

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