乳液洗顔にはどんな効果がある?
「乳液洗顔」は、洗顔料やメイク落としの代わりに乳液で顔を洗うするという肌のケア方法で、近年話題です。普段使っている乳液をそのまま洗顔に使うだけでもトライできるので、手軽にできる点も魅力的です。まずは、乳液洗顔によって期待できる効果などについて見ていきましょう。
毛穴に詰まった汚れを除去
乳液洗顔には「毛穴に詰まった汚れを除去してくれる効果」が期待できます。乳液はほとんどが水分でできており、その他に油分・保湿成分、商品によって美白成分などが配合されていると言われています。水分量が多いため肌になじみやすく、スルスルと伸ばせるため、皮脂汚れと上手くなじんで溶け合い、角栓や汚れを浮き上がらせてくれます。
ターンオーバーの乱れを整える
肌のターンオーバーは年齢と共に乱れたり、遅くなったりして古い角質が剥がれずに残ってしまいがちです。そんな古い角質へのアプローチに乳液洗顔は効果があると言われています。乳液洗顔をすることで、毛穴を柔らかくして汚れを浮かせて、ターンオーバーを促し、肌全体のキメを整えることが期待できます。
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乳液洗顔のやり方三つ
ここからは、乳液洗顔のやり方について見ていきましょう。今までのスキンケア方法を少し変えるだけで、肌のトラブルを減らせるかもしれません。今回は、三つの方法をお伝えします。
メイクも落とせる乳液洗顔
メイクを落とす「クレンジング剤」として乳液を使うことで、肌をしっかりと潤しながら、メイクオフが完了します。濃いメイクを落とすのにクレンジング剤でついこすってしまうと、肌を傷つけることになります。たっぷりの乳液でやさしくクレンジングすることで、肌のケアもできます。メイクにかけた時間と同じくらいの時間をかけて、丁寧に洗いましょう。
洗顔方法
1:乳液をお肌にたっぷり乗せる
2:5分ほど優しくクルクルとマッサージして、メイクを浮かせる
3:落ちにくいアイメイクはコットンに乳液を浸して滑らすようにして落とす
4:お湯でさっと流す
5:化粧水や乳液、美容液など普段のスキンケアを行う
乳液を多めにたっぷりと使用するため、乳液が垂れることがあります。入浴時に乳液で肌を優しくマッサージしながら行いましょう。また、乳液ではどうしても落ちなかったアイメイクやリップメイクには、ポイントメイクリムーバーを使用すると、肌へのダメージを最小限にできます。
蒸しタオルを使った乳液洗顔
続いて、蒸しタオルを使った乳液洗顔を紹介します。古い角質を除去して、透明感のある肌を目指しましょう。
洗顔方法
1:洗顔後、乳液をたっぷり手に取り、顔全体に塗り広げる
2:湯船に浸かり、蒸気でお肌を蒸らす
3:乳液が古い角質になじむように、クルクルと優しくマッサージする
4:顔全体を蒸しタオルで包み込む
5:蒸しタオルで顔全体の乳液を優しくオする
6:化粧水や乳液、美容液などで普段と同じスキンケアを行う
蒸気で肌を蒸らすときには、湯船に浸かるのが最も効率的ですが、洗面器にお湯を溜めるなどでも対応できます。リラックスタイムにできる蒸しタオルの簡単な作り方は、濡らしたタオルを軽く絞ってポリ袋に入れ、電子レンジで1分ほど加熱しましょう。レンジから出した時に熱過ぎる場合は、1度ひらいてパタパタと空気に触れさせて温度を下げます。