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WOMENバツイチわらしべ長者

2020.02.02

まだ愛する夫との離婚!ショックで既婚者の「都合のいい男」と不倫に走った話〜望さんの場合vol.4【バツイチわらしべ長者】

人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。愛するアメリカ人夫との国際結婚。アルコール依存になった彼との壮絶な共依存からバツイチになった望さんの物語、第4回。

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離婚後は辛くて乱れた生活を送っていました

結婚後、アルコール依存症になってしまったアメリカ人の夫と共依存関係になり、苦しんだ望さん。「このままでは自分までダメになる」と思い、離婚を決意しますが、共依存を断ち切るのは難しいこと。結局、別居してからも数ヶ月メールでのやりとりが続き、ようやく夫は離婚届にサインしてくれたのでした。

▶︎「好きだけど一緒にいたらダメになる」アルコール依存の夫と離婚するまで

さかい:夫が外国人だと、相手の在留資格の問題があるためになかなか離婚できないカップルも多いようですが、その辺は大丈夫だったんですか?

望さん:私たちの場合は、離婚しても彼の在留資格がなくならないということをちゃんと確認した上で、離婚を切り出しました。そうでなければ、たしかに離婚に踏み切れなかったかもしれません。

お互いにまだ愛し合っている状態なのに離婚を選ぶ。それがどんなに苦しい経験かというのは、私も知っています。「彼以上に愛する人は今後現れない」そう思っていた望さんは、離婚後乱れまくったそう。

望さん:別の誰かと新たに関係性を築くことも面倒だったんですよね。

スイッチが入ったのは、相手がいいカラダをしていたせい

実家を出てひとり暮らしを始めるときにお世話になった、引っ越し会社の営業マンから食事に誘われたときに、そのスイッチは入ったのです。

望さん:彼は今まで周りにいなかったくらいダサいタイプ。だけど食事に行って彼がトイレに行く時に席を立ったら、すごくいいカラダをしていることに気づいたんです。「あ、ヤバいなコレは」って思いました。

髪型も服装もダサいけれど、とにかくいいカラダをしていたその相手と、4回ほど会ってから体の関係に。

望さん:よく見れば、西島秀俊さんみたいに整った顔をしてる人で。これは髪型と服装を変えたら、すごくイケメンだなと。「誰にもみつからない逸材をみつけた!」って思いました。しかも、私の旧友たちのコミュニティにはいない相手だから、おイタをしてもバレない(笑)。40過ぎの女の性欲ってすごいとは聞いていたけれど、まさにそんな感じかも。いわゆるセフレ関係になったのですが、とにかくカラダがすごかったんです。

ダサいけれど自分の言うことは聞くしよく見るといい男。そんな「都合のいい男」を手に入れた望さんは、彼を買い物に連れて行ってまともな服を買わせたりしていました。

「都合のいい男」は、実は既婚者だった!

けれどある日、デートが終わって「車で送って行ってあげる」と言った望さんに「自転車で帰るからいいよ」と答えた彼に、ピンと来てしまったのです。

望さん:これは女と住んでるなって。彼の名前で〝SNSパトロール〟してみたら、結婚してたんです。私には「大好きだよ」とか言っていたのに。でもそういう男性って、時間もあるしマメなんですよね。だからしょっちゅう会ってた。

「いつ既婚者だと言い出すのかな」と待っていたけれど、なかなか言い出さない相手に、望さんは「何か隠してることない?」と自分から切り出します。

さかい:そのとき相手はどんなリアクションだったんですか?

望さん:最初はしらばっくれてたんですよね。だから、「女って勘がいいからわかるのよ。他の女性と暮らしてるよね?」って言いました。それでもまだ隠そうとしていたけれど、最終的には「実は同棲してるんだけど、望のこと好きになっちゃったし、絶対に失いたくないんだ!」って。

さかい:調子がいいですね〜。浮気する既婚者ってほんとそんな感じですよね(苦笑)。でも、SNSを見た、とは言わなかったんですね?

望さん:もちろん。言ってしまったら、ブロックされて大事な情報源を失っちゃうじゃないですか。

なるほど〜〜〜〜!私だったら最初に「SNS見たんだけど、どういうこと!?」って切り出してしまうかも。こんな性格じゃあ、優秀な探偵にはなれそうにもありませんね…。

(C)Shutterstock.com

問い詰めると彼は、パンイチ正座で謝罪

シラを切ろうとする彼に、「っていうか、結婚してるよね?」と仁王立ちで問い詰めると、相手はパンイチ(笑)で正座して謝ったそう。

―仁王立ちの望さんに、パンイチ正座の既婚者男。想像するだけでちょっと笑えます。

望さん:(笑)。「してるよね?」って5回目くらいに聞いたら、「すみません」と言ったので、ビンタ一発食らわせて帰らせました。

さかい:強い…。

不倫は訴えられる可能性があるという知識があった望さんは、幼馴染みの弁護士に連絡してご飯に誘い、「知り合いがさ〜、既婚者と知らずに男性と会ったらしくて。そういう場合でも訴えられる可能性ってあるのかなあ?」と質問。

望さん:そしたら、ポケット六法書でその場で調べてくれて、「今会うのをやめれば大丈夫だって、友達に言っといて」って。あれは完全に、私だとバレてました(笑)。

その後も既婚者の彼は望さんに「会って謝りたい」と連絡してきます。

望さん:望と付き合いたかったけど、妻と離婚するつもりはなかった。だけど望のこと本当に好きで、奥さんには触られるのも嫌なんだ。妻とは表面上は上手く言っているけど、セックスはしていない」って。あ〜、ハイハイ、浮気男の常套句ね、って思いました。

「やっぱりもう一度誰かと愛し合いたい」

だけど夫との離婚で自暴自棄になっていた望さんは、一時は「楽しければいいや」と思って、彼の「大丈夫だよ。もし妻にバレたら、俺が無理やり関係を迫って、望は何も知らなかったことにするから」という言葉に丸め込まれて、関係を復活させてしまったのです。

そんなある日。朝目覚めたときに突然、「私、なんでこんなに気持ち悪いやつとセックスしてるんだろう」と思ったそう。そう思ったら相手に嫌悪感しか持てずに、その場で携帯を着信拒否に設定。

望さん:「また、誰かとちゃんと付き合いたいな」って、離婚後、初めて思った瞬間でした。

そう思ったら、ちゃんと新しいまともな誰かと出会えるのが、この世界の不思議なところ!

このあと、望さんは再婚相手となる今の夫と運命的な出会いを果たすのですが、長くなったので次回に続きます。

過去のバツイチわらしべ長者連載はこちらから

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インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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