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2021.03.09

伝説の建築家ジェフリー・バワの聖地的ホテル”ヘリタンス・カンダラマ”。片道6時間かけた山奥に世界中から人が集う感動【旅も食も。至幸のエスケープ】

 

ジェフリー・バワの名建築を巡る旅、第4回目は「移動」です。海外ではインフラが整ってなかったり、公共の乗り物が時間通りに来ないことはよくあります。

Text:
yangji

コロンボからスリランカの奥地カンダラマへ

バワが唯一内陸部に建てたホテル「ヘリタンス・カンダラマ」へ向かいます。
今回の旅で1番楽しみにしていました!訪れたことがある友人たちからは「絶対に行くべき」と聞いていたので、期待が高まります。

スリランカの首都コロンボ市内から車で片道約4時間
進むにつれて景色は変わり、ビル群を抜けるまで時間はあまりかかりませんでした。

片道1車線が多いスリランカでは、ププッと軽くクラクションを鳴らして前の車を追い抜くのは日常的なこと。最初は「反対車線から車が来たら」とヒヤヒヤしていましたが、不思議なもので何回か追い抜くと慣れるものですね。
そんな感じで、道中カフェに2回ほど立ち寄ってミルクティーで休憩を挟みながら向かいました。紅茶が名産のスリランカでは、紅茶はミルクティーでいただきます。

進んでいくとだんだん天気が悪くなり、さらにインフラが整備されていないのもあって、渋滞までいかなかったですが混み出しました。気付けばコロンボを出てすでに4時間が過ぎ「もうすぐかな?」と思いながらも一向に着く気配がありません。

辺りはすっかり暗くなり、村から村を抜けて人影さえもなくなり、さらに進むと車のライトを消すと何も見えない、外灯もなく舗装されていない道へと変わりました。たまに牛が路肩を歩いていて「ほんとにこんな所にホテルがあるの?」と不安になっていたところで、待ちに待った「もうすぐ着きます」のひと声が(歓喜!)

ヘリタンス・カンダラマに到着
到着したのはコロンボを出て約6時間後。疲れてクタクタでしたが、暗闇の中にエントランスが見えたとき感動で胸がいっぱいになりました。エントランスからホテルの奥へ進み、オープンエアなカフェスペースに案内されました。辺りには何もない真っ暗な山奥にこんなにたくさんの人が!

一息ついて、雰囲気にも慣れてきたところでお部屋に向かいましょう。

岩や木もそのまま。「自然」に寄り添うバワの思いをホテルの至る所で感じられます。

▲客室に向かう廊下


▲階段下の踊り場にあったオブジェ


▲レストランへと続く階段(レストラン階から撮影)

レストランはビュッフェ形式
到着したのが夜だったので、荷物を置いて早速レストランへ。
店内は装飾が豪華で、たくさんの人達が食事を楽しんでいました。
ビュッフェ奥のドアからテラスに出ると3人のコックさんがオムレツなどそれぞれ作るブースがあって、その美味しそうな匂いに誘われてスリランカ風焼きそばを作っていただくことに。

数種類の中から具材を伝えると、大きな鉄板で手際よく炒め出し、ソースをかけたとき一気にいい香りが一気に広がって食欲を唆る。



ピリッと辛く旨味がすごくて美味しい!長時間の車移動の疲労と少し車酔いしていたけど、食欲が出るスリランカ風焼きそばをしっかりお腹に入れました。

Heritance KandalamaHP



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