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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2020.03.01

マッチングアプリで深夜に会って婚活!最幸の再婚を手に入れるまで〜栞さんの場合vo.2【バツイチわらしべ長者】

 

人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。離婚後、マッチングアプリで再婚相手に出会ったバツイチの、「再婚活物語」、第二回。

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出会い系アプリで再婚相手に出会えた話

マッチングアプリで再婚相手に出会った夫婦の、奥さんである栞さん。数あるマッチングアプリの中、今のご主人さんに会えたのは、出会い系アプリの〝○ップル〟。栞さん曰く、「ガチの婚活アプリは重い人が多くて、マッチングしたらすぐに会える手軽さが私には良かった」とのこと。たぶんそれ、経営者でバツイチで、人を見る目に自信がある栞さんだったから、かもしれませんね。経験値ない女性がヤリ目を見抜くのって、大変そうだもん。

前回のお話▶︎2週間に30人とデートして運命の相手とアラフォーで再婚した妻の話

〝○ップル〟はカジュアルな出会い系アプリのため、プロフィールも年齢とざっくりした職種が書いてあるくらいの簡単なもの。栞さんは今までの週に30人と「面接」する〝鬼婚活〟で、肩書きで選んでもあてにならないことを学んでいたため、顔写真を見たフィーリングのみで「いいね」を押していたそう。

ある日、のちのご主人様となる政さんと出会ったときも、夜の11時にマッチングして、そのまま「じゃあ、会ってみる?」とその日の内に面接となったのですが、会うまで彼の職業さえ知らないままだったのです。

巷では「マッチングアプリで最初に会うのが夜だとヤリ目」との説もあるけれど、それも意外とアテにならない!?

(C)Shutterstock.com

散々婚活してきて彼に決めた理由とは

おふたりは3回目くらいのデートで付き合うことになったそうですが、今まで散々色んな男性と会ってきて、何が決め手だったのでしょう?

栞さん:彼がいちばん何にも考えてなかったんですよね。それかな(笑)。

夢を語られたり、結婚願望強すぎたり、そういうタイプに食傷気味だったときに出会えたのが今の夫の政さんだった。ほかにも、栞さんが仕事に打ち込んでいるのが好きと言ってくれたり、栞さんの会社のWebサイトをIT職の政さんが手伝ってくれるなど、仕事人間の栞さんにとっては「踏み込んだ仕事の相談も普通にできる」という点が、ポイントになった模様。

栞さん:婚活してて知ったことは、「みんな思ったより仕事してないんだな〜」ってことなんですよね。土日全部会いたがったりして、「そんなにヒマなの?」って思っちゃったりして。私、自営業なのもあって365日仕事のことを考えてるんで。

そんなワーカホリックな栞さんですが、実は離婚するまでは普通のOLで、美容職に転身したことも離婚の原因のひとつ。

次回では、その離婚の内容と、再婚してからの結婚生活のリアルについてご紹介したいと思います。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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