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2020.03.22

元「プロ彼女」が教える!マッチングアプリで〝ハイスペ男子〟と再婚する方法〜エリカさんの場合vol.3【バツイチわらしべ長者】

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。ハイスペ男性を乗り換えて再婚した、元「プロ彼女」へのインタビュー、第三回。

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通称〝ハイスペ男〟を落とす「特別な女になる」ためにやったこと

デイトレーダーと離婚したあと、マッチングアプリで出会ったパイロットの男性と交際すぐに子どもができて再婚。そんなエリカさんは、美人でモテモテだったため、20代のレースクイーン時代には結婚のことを「こんなにいろんな男性にモテてていい思いができるのに、なんでここでオーダーストップしなきゃいけないの?」と思っていたらしいです。

▶︎前回のお話はこちらから

結婚が言い寄ってくる男性の〝オーダーストップ〟って!モテる女の思考って、そんな感じなのね。そんなモテモテ状態を、彼女は「手持ちのカードがいっぱいあって決めきれなかった」と表現します。

エリカさん:私は女子校育ちなんですが、周りはみんな社会人1、2年目で結婚して行って。30歳手前になったとき、SNSでみんなの幸せそうな家庭の様子の投稿を見て、「あれ? 彼女たちの方が幸せだったかもしれない」と思ったんです。賢い子は若いうちに、堅実な相手を選んで結婚してるんですよね〜。

そんな自らの経験を振り返って、エリカさんが思う、婚活でいちばん重要なこととは、「自分を客観視して、売り時を間違えるな!」。

エリカさん:私みたいに、タカをくくってまだまだイケると思っていると、いわゆる〝売れどき〟を逃しますよ。だけどまあ、私は一度目の結婚でのしくじりがあったからこそ今の夫に出会えたから、結果オーライだとは思ってますけど。

現在の夫・パイロットのBさんは、女性慣れしていなくて、話も上手ではないタイプ。そんなBさんに自分の人脈を紹介するため、付き合い始めの頃はよく、彼を経営者が集まるパーティなどに連れて行くと、モテるタイプではないはずの彼の、「パイロット」という肩書きを聞きつけた女性たちに彼が囲まれる、という事態がよく起こっていたそう。

さかい:パイロットってだけでも婚活女性の間ではめちゃめちゃ競争率高そうですが、そういう男性を落とすための秘訣とかってあるんですか?

エリカさん:〝ハイスペ男子〟と呼ばれるお金持ちの〝ハイスペックな男性〟と付き合うには、たくさんのライバルの中で輝かないと選ばれないんですよ。私の場合、モデル業界だから私よりかわいい子なんて履いて捨てるほどいっぱいいる。だから常に、その中でどうやっったら特別な存在になれるかっていう戦略を考えて生きてきました。

さかい:例えばどんなことをすれば特別な存在になれるんですか?

エリカさん:ポイントは、「こんな子初めて!」と思われることです。たとえば元夫は遊び慣れてたけど、東京生まれの人って意外と東京を知らないから、東京の面白いスポットに色々連れて行ってあげました。東京タワーに連れて行って、あらかじめ調べておいた東京タワーの楽しみ方を教えてあげたら完全に落ちた(笑)。あとは、彼と旅行に行くときにはパワポで旅のしおりを作ったりとか。それと、彼はトレーダーだったので、新聞を読んで、常に業界の動向は把握するようにしていました。そうすることで、彼の忙しさの状況がわかるので、「今日は相場が荒れてるからLINEはやめとこう」って判断ができるし。

さかい:そんなことまで!? それってもう、「プロ彼女」じゃないですか!!

エリカさん:笑。経営者の妻になるには、空気のように居心地のいい相手になるのが重要なんです。彼らは常に外では戦っているから、家に帰ってきてヤンヤンいうような相手は選びません。何かアドバイスを求められたときにも期待値を上回ることを言えるように心がけていました。あとはどこかに行く時は私が運転してあげるとか。そうすると彼は移動時間に新聞を読んだりメールをチェックしたりできるじゃないですか。

もはやデキるマネージャー状態(笑)。

聞いていて思ったのが、エリカさんにとっての恋愛って、もはや「お仕事」化しとる!、ってこと。「プロ彼女」の「プロ」って、こういうことか〜〜〜!!

そんなわけでエリカさんの「ハイスペ男性を落とす方法講座」、次回に続きます!

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

 

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