番組での共演をきっかけに交際が始まって、大沢あかねさん23歳、劇団ひとりさん32歳のときに結婚して今年で夫婦生活17年目。“ルールをつくらない自由なところが、うちの夫婦のルールかも”と話す大沢さん。自分時間もふたりそれぞれ自由に過ごしているとあかします。美容オタクな大沢さんと、多趣味なひとりさんが、互いを尊重する暮らしぶりとは…?
大沢さんの「女の時間割。」
Vol.1「女」時間〜ひとりの女性として仕事に向き合う時間〜
Vol.2「妻」時間〜妻として夫に向き合う時間〜 ←この記事
Vol.3「母」時間〜母として子供に向き合う時間〜
大沢あかねさん
タレント・40歳
大沢さんの「妻」時間をClose up
10:00@Beauty time
眉・まつ毛サロンや皮膚科、美容院でメンテナンス
「月に1度はプロの手を借り、髪や肌、眉やまつ毛のメンテナンスをしています。私が日々熱心に美容に取り組む様子に刺激されたのか、最近夫も、体型や肌に気を使い出しているみたいなんですよ。たとえばダイエットを意識して毎日ジョギングしたり、化粧水をつけてスキンケアをしてみたり。私をまねて始めたのだとしたら、ちょっと面白いなと思って見ています」

「妻」時間 大沢さんのとある休日
6:00 起床
6:30 朝食・出発準備
7:30 子供送迎
7:45 買い物
8:30 帰宅~家事
10:00 眉・まつ毛サロンや皮膚科、美容院でメンテナンス
14:00 帰宅
15:00 子供お迎え
16:00 子供習い事
17:00 帰宅~夕食準備
18:00 夕食
19:30 子供とお風呂(半身浴)
21:00 子供寝かしつけ
21:30 よもぎ蒸しをするため、2回目の入浴
23:00 台本チェック
24:00 就寝
17年たっても幸せなその理由
3人の子供を学校へ送り出したら、たとえお互い仕事が休みでも、夫婦それぞれの自分時間を楽しむことが増えているという大沢さん。
「結婚して何年たっても休みの日は旦那とランチに行く人もいれば、旦那とは別行動がいいと言う人もいますし、夫婦の過ごし方も人それぞれな時代ですよね。うちもどちらかというと、子供が登校したらあとはもうお互い自由な時間で、それぞれしたいことをして過ごすことがけっこう普通になっています。私はもっぱら美容専門ですが、彼はとにかく多趣味なんです。ゴルフのように人とともにする趣味から、3Dプリンターを使って黙々と作業するフィギュアづくり、最近では料理やミシンにもハマっていたりして毎回驚かされます(笑)。
そんな人だけに、つかず離れずの距離感のとり方もすごく上手。相手のことを全部知ろうとしないのも私には心地よくて。いい意味で干渉しすぎず、お互いの時間を尊重しようとする価値観が似ているからか、すべてを共有しなくてもちゃんと支えあえている感じがあります。お互い忙しいので無理にルールでしばらない。ルールがないのが私たちのルールと言いますか、私自身がルールを守れない自由な人なので、そこもありがたかったりしています」
夫婦の時間で、大沢さんが今いちばん幸せを感じる瞬間についてたずねてみると…。
「夜、たまにふたりでごはんを食べながら子供の話をしているときでしょうか。たわいもない時間がいちばん幸せだなと思います。同業なので仕事先での話題も多く、ときに芸能界のお隣さん事情で盛り上がったり(笑)、美味しかった差し入れの話などもよくします。蒲田にキューバサンドの世界大会で優勝した有名なお店があるそうで、『この前番組で試食したらめちゃくちゃ美味しかったから、ちょっと行って食べてくるわ』と、急に出かけてしまったことがありました。戻ってくると私の分もおみやげに買ってきていて、『昼ごはんにこれ食べて』と手渡してくれたのです。思いがけないサプライズに、思わず笑顔になりましたね」
美容時間がもたらした内面からの“美人化”
一方で、大沢さんのとある日の自分時間は、美容院や皮膚科をめぐるメンテナンスデイとなっている。
「眉のアイブロウワックスとまつ毛パーマに通い出したのは、コロナ禍でマスク生活になったことがきっかけでした。人前に立つ職業を選んでおきながら、それまでメークに対するこだわりはなく、眉の手入れも意識したことはなかったんです。
それがマスクで目元が注目されるようになり、何気なく眉の手入れをしてもらってびっくり。人の顔って眉の形ひとつ整えるだけで、本当に印象が変わるものなんですね。眉が顔のパーツで大きな役割を占めることに気づいて以来、欠かさず手入れしてもらっています。
まつ毛は“マツエク”もいいのですが、“マツパ”のほうがメークをきれいに落とせて、マスカラを塗るのも楽ですよね。とにかく常に時間がないので“時短でいいものをする”のが今の私の美容のテーマ。先日は韓国で眉アートとリップアートをしてきました。おかげで朝のメーク時間が短縮されて、仕上がりもいい感じで気に入っています。
そんなふうにコツコツ美容に力を入れるうちに、これまで苦手意識のあった写真撮影がどんどん楽しくなってきたのです。髪もメークも美容法も、チャレンジすることに抵抗がなくなりました。今やネタ化している“美人化”ですが、私が変われたいちばんの理由は、実はマインドが変化したことにあるんじゃないかと思っています。
年を重ねれば誰だって冒険しづらくなるし、コスメも長年愛用している“同じ色”に手が伸びます。私もずっとそうでした。でも肌がきれいになると気持ちもグンと前向きになって、新しいものを試したり冒険することが楽しく思えてくるんです。精神的にもとても楽になりました」

家でも叩けるようにと、夫が電子ドラムを買ってくれて
「私の“きれい”を助けてくれたもうひとつの要因は、鍛えて体を絞った影響も大きいと思います。そのきっかけは『ヒルナンデス!』のバンド企画で37歳にして生まれて初めてドラムを担当したこと。これはいい出合いでした。最初は“まさかこの年でドラムを始めるなんて…”と少し臆する気持ちもありました。この年になるとどうしてもチャレンジが億劫になりますし、怖さもあります。だけど本気で美容を始めたことが、ドラムを叩く勇気につながったのです。
実際にやってみて初めてわかったことなのですが、両手両足で別のリズムを刻むドラムは、まるで“体力が必要な脳トレ”みたいなんですよ。とにかく頭と体をものすごく使うんです。上半身だけかと思いきや、足や体幹もしっかり使うので最初は1曲叩くだけでもハーハー息切れしてしまいました。指導してくださるドラムの先生から、『女性は体力がないからどうしてもそうなります。体が締まってないといい音も出せないので、もっと体幹を鍛えましょう』とアドバイスをいただいて。悔しくて、やる気モードががぜん発動(笑)。ピラティスなどで体幹を鍛える体づくりから取り組みました。
バンドの練習日には他の人より早くスタジオ入りして、腕がボロボロになるまでとにかくドラムを叩きました。個人でスタジオを借りて練習をしていたら、熱中するあまりに気づけば7、8時間が経過していたことも。ひたすらドラムと向き合った数ヶ月は結果としてボディメイクにもつながりました。振り返ればメンタルも鍛えられた刺激のあるいい時間でしたね。私がドラムにハマるあまり練習しすぎる姿を見て、夫が誕生日に電子ドラムセットをプレゼントしてくれたんですよ。だから今では家でもドラムを叩けます。いいストレス解消になっています」
お互いを尊重しながらコアな部分で理解しあう、大人のパートナーシップが伝わってくるような大沢さんの妻時間。Vol.3では、大沢さんの母時間とお風呂美容、推し活まで語っていただいたのでご期待ください。

profile
大沢あかね
おおさわ・あかね/1985年生まれ、大阪府出身。北島三郎さんに憧れて8歳で芸能界デビュー。13歳で出演した『天才てれびくんワイド』(NHK)で注目を集め、2001年からはローティーン誌の専属モデルとしてカリスマ的な人気を博す。2005年の『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(CX)の出演を機にバラエティに開眼。以降、タレントや俳優として多方面で活躍する。2009年に自叙伝『母ひとり、娘(こ)ひとり』(幻冬舎)を出版。2024年に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で、ジニー・ポッター役を好演し話題となる。現在、木曜レギュラーとして出演中の『ヒルナンデス!』(NTV)は今年で4年目。パーソナリティを務めるラジオ番組『大沢あかね LUCKY 7』(ニッポン放送 毎週月曜~金曜21時50分~21時57分)は、昨年11月に聴取率首位を獲得した。プライベートでは、23歳で劇団ひとりさんと結婚、現在は15歳、9歳、6歳の3児の母。初の美容本『遅咲き 肌管理オタク 美容に全ぶり』(ワニブックス刊 ¥1,815)は2月2日に発売。
インスタグラム:@oosawa_akane.official
撮影/眞板由起 スタイリスト/伊東牧子 /ヘア&メーク/榊ひかる(Lila) 構成/谷畑まゆみ
※衣装すべてスタイリスト私物
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