Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE インタビュー

2025.12.20

永島優美さん「夫も私も時間が不規則な仕事なので、スケジュールを共有して夫婦の時間をつくっています」【女の時間割。】

Domaniの連載「女の時間割。」では、話題の女性を女・妻・母の3つの側面からクローズアップ。フリーキャスターとして新しい道を邁進中の永島優美さんに“妻としての時間”をお聞きしました。

Tags:

“フジテレビの朝の顔”を卒業して、今年5月からフリーキャスターに転身した永島優美さん。背伸びしない等身大の自分そのままに、伝えたいことを自分の言葉で発信する活動を始めながら、妻としての時間も大切にしています。今年結婚4年目の永島さんが“夫婦時間”充実のためにしていることとは…?

永島さんの「女の時間割。」
Vol.1「女」時間〜ひとりの女性として仕事に向き合う時間〜
Vol.2「妻」時間〜妻として夫に向き合う時間〜 ←この記事
Vol.3「母」時間〜母として子どもに向き合う時間〜 12月23日 11時半公開予定

永島優美さん
フリーキャスター・34歳

永島さんの「妻」時間をClose up 
12:00@Cafe
夫とランチ

「お互い“食べること”が大好きなので、ごくたまにですが、祖父母が“孫と出かけたい”という日に娘を見送って外へランチに出かけます。普段からどこで何を食べたいかウィッシュリストのようなものをつくっておいて、“このお店、ちょっと行ってみたかったんだ”などとふたりで情報を持ち寄り、わくわくしながら過ごす時間をとても楽しみにしています」

ニット×パンツコーデの永島優美さんの写真

「妻」時間 永島さんのとある休日

7:00 起床、家族で朝食
8:30 掃除、洗濯
10:00 娘は祖父母とお出かけ
12:00 夫とランチ
14:00 フルーツ買い出し
16:30 娘帰宅
17:00 家族でわんこの散歩
18:00 夕食準備、夕食
20:30 娘就寝、半身浴
22:00 夫と写真の振り返り
23:30 就寝

予定を共有することで、すきま時間の発見も協力体制もスムーズに

フジテレビ時代に結婚した夫は、永島さん同様時間が不規則なテレビ業界。夫婦共働きの多忙な生活に育児が加わり浮上したのが、いかにして夫婦の時間を確保するのかという課題。そのためにさまざまな工夫をしている、そのひとつが“すきま時間の有効活用”。

「スマホに入っているスケジュールアプリを家族共有のカレンダーにして、“日々の予定を共有”しているんです。そこにはお互い毎日の細かいスケジュールや娘の予定、to doリストまで、ざっくばらんに入力しています。夫婦の予定を一括で把握できるとお互いの忙しさがわかったり、やるべきことが明確になるので、何かあったときすぐに協力体制をとることができます。

すきま時間がどこにあるか一目瞭然になるのも便利なんです。私は少しでも時間ができたら夫や娘と過ごしたいタイプなので、ぽこっと1時間空いたら“一緒にワンちゃんの散歩に行っちゃおう”とか、“ここ、少しだけカフェでお茶しない?”という具合に、夫婦の時間を増やすためにも時間管理を頑張っています」

昼間撮った娘や愛犬のとっておきの瞬間を振り返って、寝る前に夫婦でひと盛り上がり

さらに、永島さんの“妻時間のとある休日”のスケジュールで目を引くのが、“夫と写真の振り返り”という項目。

「子供の成長って本当に早いじゃないですか。今の瞬間を一瞬でも見逃さないように、子供やワンちゃんの様子を夫も私も毎日スマホにおさめています。成長記録にもなりますし、自分しかいないときに目撃した瞬間を私は夫に、夫も私にも見せたいと思っていて。

平日は仕事があるのでワンちゃんの散歩は行けるほうが行き、休日は私が家事をする間に夫が娘を見てくれます。それぞれ分担して助け合う1日が終わったら、娘を寝かしつけて夜やっとひと息つけるタイミングで“今日、こんなの撮れたんだけど”と、スマホを見せ合いながら振り返るのが本当に楽しみな時間になっているんです。

 “ええっ、こんな瞬間が撮れたんだ!”とか“この撮り方いいね〜”などと自然にテンションが上がって、忙しくてへとへとな1日のご褒美になるんですよね。写真を見ながら“今はこうだけど、ちょっと前はこんなだったね”と、カメラロールをさかのぼって昔の写真まで見ていると、時間があっという間に溶けてしまってもうこんな時間!となることがよくあります(笑)」

ニット×パンツコーデの永島優美さんの写真

“食”を通じた夫婦ふたりのコミュニケーション

そして、永島さんがいちばん幸せを感じているのが“夫婦で食をともにする時間”。

「私たち夫婦は“食”という日常で共有しやすい“好き”をもっているのですが、本当にごくたまに、時間に余裕のある休日に夫がご飯をつくってくれることがあるんです。“美味しい、これどうやってつくったの?”と話しているときにも、幸せを感じます。

彼は調味料からこだわりたいタイプで、専門店のだしを好んで使ったりするんです。先日はブリカマのお鍋をつくってくれました。最初にブリだけさっと煮たら一度鍋から上げて、野菜はちゃんと蒸してから鍋に投入、みたいな丁寧な行程があって、それが家でいただけるという贅沢感。夫はネットで調べただけって言うんですけど、お腹の底から幸せがわいてきます。自分だけが食べるひとりご飯は適当でも、私も夫につくるときには自分が感じているのと同じくらい“美味しい”と思ってもらえるものを出したいと、いつも心しています。

かと思えば、料理で共同作業する日もあります。娘を寝かしつけたあとにふたりの時間がもてる日は、100枚入りの餃子の皮を買ってきて餃子の具を何種類か準備したら、“今日はこんなことがあってね…”とか雑談しながら夜なべ仕事のように夫婦で餃子の具を包む。ガツンとニンニクを効かせたものや、仕事の前日用にニンニクを入れないもの、私が好きなエビ入りなどいろいろ並べて包んだらフリーザーバックに入れて冷凍します。つくりながら水餃子にしてみたら美味しくて食べ過ぎてしまって、冷凍分がなくなってしまったこともありました(笑)」


共有できるものや共通の“好き”があることは、感じ方や価値観が似ている表れとも言えます。永島さんの素敵な妻時間に続くVol.3では、母時間をお届けしますのでご期待ください。

Profile

永島優美

ながしま・ゆうみ/1991年、兵庫県神戸市生まれ。母に勧められて6歳からジャズダンスを始め、中高大学でチアダンスやチアリーディング、ヒップホップダンスを経験。関西学院大学社会学部在学中に地元神戸の観光大使を務めたことをきっかけに、アナウンサーを志望。2014年にフジテレビに入社。『めざましテレビ』や『めざまし8』など朝の情報番組のメインキャスターを7年に渡って担当し、バラエティ番組の司会やスポーツ番組のキャスターなども勤める。2021年に結婚。2024年に32歳で長女を出産。2025年3月に11年間在籍した同局を退社。5月に事務所設立、個人として活動を開始する。会社員時代に、日々の健康を支えてくれるフルーツに関心をもちオーガニックフルーツソムリエや果物インストラクター資格を取得。今後はフルーツの魅力を伝える事業も展開。
インスタグラム @yuumi_nagashima

撮影/眞板由起 スタイリスト/徳永千夏 ヘア&メーク/今関梨華(Linx) 構成/谷畑まゆみ

ニット¥25,960、パンツ¥28,930(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店〈ユナイテッドアローズ〉) ピアス¥23,540(ズットホリック〈バルブス〉) ネックレス¥35,200、ペンダントネックレス¥57,200(イヴェット) バッグ¥40,700(ヴァジックジャパン〈ヴァジック〉)

あわせて読みたい

Read Moreおすすめの関連記事

スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!