Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 暮らし

2020.04.01

ロックダウンから一週間でつい犯してしまったミス【外出禁止のN.Y.から日本のワーママのみなさんへ】

 

いつも観光客や通勤の人々であふれるグランドセントラル駅まで空っぽになった、ロックダウン中のニューヨーク。電車も本数を絞って運行しているよう。そんな中、マンハッタンでファッション&ライフスタイルビジネスコンサルティングを手がける高久純子さんが、ついやってしまったミスとは…。

Tags:

外出禁止から一週間…ワーママならではの痛恨のミス

外出禁止後初の週末がやってきました。息子のインターネット学習もなんとか軌道にのり、在宅作業に戸惑っていた夫も、自分を取り戻しペースをつかみつつある様子。

しかし、私自身はここで間違いを犯してしまったのです! 予定もないのに無駄に早起きした雨降りの土曜日の朝、なぜか自分でも抑えられないテンションの高さで、クローゼットの衣替え&断捨離を始めてしまいました。「時間があるから、いつもはできない事を!」と張り切っていたのも束の間、作業半ばで、不思議な脱力感に襲われました。「私はどこへ向かっているのだろう?」。春物をクローゼットに並べたところで、当分外出の予定はないわけだし…。作業の手を止めて、ゆっくり朝のコーヒーを淹れることで、やっと我に返ることができました。

頑張る人ほどお籠りモードが苦手

このような、「コロナ禍燃え尽き症候群」に襲われているのは私だけではないようです。それも、日頃から、仕事も家庭も上手に両立しているワーママに多発している傾向。いつも家事を時短でこなし、仕事もバリバリしている人ほど、“高速モード”を“お籠モード”に上手く切り替えることができず、家の中で空回りしてしまっているのかもしれません。症状は様々で、「宅配ボックスや家中のドアノブまで消毒しはじめて、どこまで消毒したらいいのかわからなくなった!」という声や、「朝食に自家製パンまで焼き始めて家族にドン引きされている」という声も。

外出禁止中も、規則正しく豊かな生活を目指したいけれど、今一度、自分を“お籠モード”にチェンジしなくては! 

まず着るものから意識改革

まず、日常の着こなしについてですが、スエットやパジャマは堕落への第一歩になる!と自分には禁じています。かと言って家の中でおしゃれをし過ぎると家族を窮屈な気分にさせてしまうし、自分自身も動きにくい。

そこで、私は〝きれい目アスレジャー〟を目指すことにしました。軽いストレッチもできて、半径1マイルの外出も可能な着こなし。あるいは、デニム&トップスのシンプルなコーディネート。でも、必ずひとつだけ小ぶりのジュエリーを身に着けることで、自分の気持ちに線を引くようにしています。


家の中では、動きやすくて気分がアップする、ソフト・アスリージャーな着こなしを模索中。写真は話題のヨガブランドAlo Yoga のレギンスと、セレブ御用達のフィットネスウエア、Live the Process のニット&ブラつきキャミソール。

デニムに合わせる1枚でサマになるトップス。Tシャツ1枚では心もとないときに便利なヘビロテトップス。襟元の開き、7分丈の袖などのディテールが秀逸。6ビューティアンドユースの定番サーマルトップス 。

LAのジュエリーデザイナーSophie Buhaiのジュエリーは何気ないコーディネートを着映えさせる力絶大!

そして食事の管理は…

お籠り中のワーママたちの「燃え尽き」症状の中で、いちばん多いのが「3度の食事疲れ」。特に家族それぞれに、バラバラの時間にランチ&おやつを要求されることで、疲弊しているとの叫びが多数。よーく分かります! 私たちはリモートで仕事もしているのに!!

おにぎりや焼きそばを作り置きして各々が好きな時に食べる、または、ランチは当番制にする(ある程度の年齢になれば子どもだってローテンションに入れてよし!)など解消法もあるようなので、来週は私も試してみようと思っています。

今日の夕飯は、レストランクローズを余儀なくされているミシュランシェフがお弁当をはじめたという情報をゲットしたので、デリバリーしてみようかなと思案中。家事も休めるし、ローカルビジネスのサポートにもなるので一石二鳥かも!

エクササイズはアプリで!

ホームエクササイズのために、私が吟味の末にダウンロードしたアプリはこの2つ! コロナ明けの社会復帰を目指して、エクササイズは怠らない決心。憧れのクラスがオンラインに!Tracy Anderson Method 。アッパーな気分で筋トレができる。一方、Yoga Goはローキーなヨガ系筋トレ。「ビキニ ボディ チャレンジ」コースを毎朝実行中。

長い戦いになりそうなこの状況。できるだけ人間らしい豊かな生活を送ることが、気持ちを途切れさせないための秘訣かもしれません。

あわせて読みたい
▶︎【新型コロナ対策】政府が推奨する「十分な睡眠」とは何時間なのか
▶︎ロックダウン前にしておけばよかった…と後悔していること
▶︎コロナ離婚の危機!N.Y.ワーママたちの鬱憤
▶︎コロナを乗り切る!超合理的なアメリカ流家族のあり方

高久純子

ファッション雑誌編集者を経て渡米。N.Y.をベースにファッション、ライフスタイルビジネスのコンサルティングを手掛ける。12歳の男の子のママでもある。Instagram:@junko901nyc



Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!