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LIFE STYLEいい女マナー系

2017.12.22

『結婚・出産・離婚を経験し、初めて気づいたこと』【スッキリ40代に聞く、モヤモヤ30代の切り抜け方】

キャリアを重ねて仕事も面白い、けれど一方では女性としてのライフイベントを考えなくてはならない…そんな悩みのまっただ中にいるDomani世代。少しだけ先を行く40代の先輩たちのリアルな経験談を通じて、モヤモヤを切り抜けるヒントを探してみて。

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だれしも経験するモヤモヤ30代を経て、40代の今はスッキリ。そんな、少しだけ先を行く先輩たちの体験談を聞きました。

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娘とふたりだけになって初めて「あ、私は自分のために生きていいんだ!」って気づいたんです

ときめきのない生活への不安。若さゆえの焦りと離婚

大きなサブバッグに、宅建資格のテキストやノートをパンパンに詰めて現れた加藤さん。「営業活動の合間に、資格の勉強をしているんです。若い人に交ざって…」不動産業界に転職してまだ10か月、新たなキャリアに意欲を燃やしているところだ。「まさか自分が不動産業界に飛び込むなんて思ってもみなかったです。すべては、子供のため。今は、何を考えるにも、まずは娘が起点です」今年、娘さんは中学校受験に成功し、晴れて進学。そんな娘さんとの二人三脚は、今から8年ほど前に遡る。

「結婚したのは26歳で、夫は同い年の人でした。妊娠したのがきっかけだったので、27歳で娘を産んで。当時は、アパレル企業の事務をしていました。アパレルにいたころの私は、プライベートをとにかく優先していて、仕事にそこまで打ち込んではいなかったんです。復職して、働きながら子育てしていても、仕事があるほうがひとりの時間がある、と両立についても楽観的でした。一方、家庭では娘が生まれてから、夫婦が〝お父さん〞と〝お母さん〞の関係に。当時の私は、まだ20代後半で、もっとときめきたいとか、このままでいいのか、なんて先々のことまで考えて真っ暗になってしまい…気づいたら夫との間に溝ができていたんです。何度も話し合ったりしましたが、32歳のときに離婚。もし今の年齢だったら、子供もいるし、離婚もしないでうまくやっていただろうな、と振り返ると思いますね」

若くして離婚し、再婚を考えたことはなかったのか。「私、本当に男を見る目がなくて…(笑)。30代の前半、離婚したあとも出会いはあったんです。でもロクでもない人を釣り上げちゃうクセがあって、いずれも結婚までには至りませんでした。私は、好きな人ができると盲目になりやすいんです。まだ小さかった子供がやめて! って言うくらい(笑)。子供には申し訳ないことをしたなと思います」

子供、そして自分のために時間を使うことに目覚めた

そんな、恋愛体質な加藤さんの、目が覚めたのは37歳のとき。「決定的だったのは、4年も付き合っていた人といろいろあり、別れたこと。そのあとから、子供と自分の時間を心から楽しめるようになったことでしょうか。それまでは、常にだれかがそばにいた。どこかで、いずれは再婚しなければと思いこんでいたのかも。でも、そこでプツッと途切れて、ひとりのほうがラクなんだ!ってようやくわかったんです。全部が自分の時間なんだ、って。それが37歳のときでした。遅すぎますよね」

娘さんとふたりの関係が確立した今、加藤さんはスッキリと40代を見据えている。「今は、不動産の仕事に欲が出ています。まだまだ結果を残せていないので、数字を上げられる営業になれるように、勉強もしっかりしていきたい。キャリアアップ、という意味もありつつ、娘の今後の学費や留学の費用の準備もしたいので。私と娘という関係ができ上がっているので今のところ、再婚は考えていません。もっとずっと先に、娘が独立したら考えるかもしれませんが…そのくらい、今は現実味がないですね。私自身の仕事がかなり忙しくて、娘とのコミュニケーションもなかなかとれないのですが、寝る前に一緒に話したり、悩みをなるべく聞いてあげるようにしています。離婚しても、私のそばでずっと支えになってくれている娘には、とても感謝しています。30代は、離婚してシングルマザーになり、不安の連続でした。でも、こうやってスッと悩まなくなるときが来る。年をとるって不安がなくなることなのかな、と思います」

不動産会社 営業

加藤沙織さん

かとう・さおり/1977年生まれ。大学卒業後、アパレル企業に10年間勤務。早期退職制度での退職後、IT企業で営業、経理を経て、現在は個人向けの不動産営業として奮闘中。

Domani12月号 スッキリ40代に聞く!モヤモヤ30代の〝切り抜け方〟より
本誌構成時スタッフ:撮影/中田陽子(MAETICCO) 構成/佐藤久美子、山梨智子(本誌)

 


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