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2020.04.28

産業医に聞く!「疲れすぎ」の危険サインは?【働く女性の質問箱】

日常のお仕事での「こんなときどうする?」「だれに聞いたらいいかわからない」ちょっとした疑問の数々。ワーママの先輩でもある神経内科クリニック院長がアドバイスします。

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Q:ふとんから出られない。やる気が起こらない…

(C)Shutterstock.com

答える人/霜田里絵(銀座内科・神経内科クリニック院長・医学博士)

A:上司や家族と負担軽減の相談を。目安は「2日ともふとんから出られない」場合

これは、体と心が悲鳴を上げている危険なサインです。私は産業医として患者さんと面談をするとき、「休日はどう過ごしていますか?」と聞くのですが、週に2日ある休みのうち、「2日とも寝ている」人は、ダメージが強いということ。職場の上司に仕事量を相談する、産業医に相談する、家事や育児の負担軽減を家族と相談する、など対策をおすすめします。

健康的な目安は、週に2日ある休みのうち、「1日は休んで疲れを取るけど、残りの1日は体を動かす」「趣味などの活動をする」にあてることができるか。とかく残業時間や勤務日数などで測られがちですが、疲れには個人差があるので、自分自身の疲れのサインを見極めて、負担を早めに軽減する工夫を。

写真/Shutterstock.com

銀座内科・神経内科クリニック院長・医学博士

霜田里絵(しもだ さとえ)

医師・医学博士。銀座内科・神経内科クリニック院長。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれなどが専門。『絶対ボケない頭をつくる!:脳の専門医が教える 元気に、長生きする方法』(学研パブリッシング刊)、『一流の画家はなぜ長寿なのか』(サンマーク出版)ほか著書多数。

●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働く女性の質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。

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