Q:収入が少ないのに、つい見栄を張ってしまいます
答える人/霜田里絵(銀座内科・神経内科クリニック院長・医学博士)
A:街中や写真で「素敵オーラ」を探してみましょう
持っているもので見栄を張ったり、人と比べたり…。こんなふうに「形のあるもの」にこだわるより、「形のないもの」に時間とお金を使ったほうが、人生の充実度がアップすることは、間違いありません。見栄を張って手に入れたものが、人生を豊かにしてくれるわけでも、幸せにしてくれるわけでもない、ということに気づいてください。それどころか、物が増えたらかえってストレスになってしまいますよ。
そんなときは、海外の写真や街中の人を見て、「贅沢をしているわけではないのに、なぜだか素敵」な人を探してみましょう。シンプルな服をさりげなく着こなしている人、着飾っていなくても背筋を伸ばして美しく歩いている人…。フランス人の中高年にはたくさんいますし、もし身近でいるならロールモデルとして目指してみてはどうでしょう。
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銀座内科・神経内科クリニック院長・医学博士
霜田里絵(しもだ さとえ)
医師・医学博士。銀座内科・神経内科クリニック院長。パーキンソン病、アルツハイマー病、脳血管障害、頭痛、めまい、しびれなどが専門。『絶対ボケない頭をつくる!:脳の専門医が教える 元気に、長生きする方法』(学研パブリッシング刊)、『一流の画家はなぜ長寿なのか』(サンマーク出版)ほか著書多数。
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