お悩み#32 「子どもが将来YouTuberになりたいと言い出した! どうする?」
―ママもYouTube配信を体験して、楽しさ・大変さを知ることから(兼近)
―これを機に、何を強みにするかママと一緒に考えるのもいいよね(りんたろー。)
兼近:まずは、ママも一緒にYouTubeを勉強してみたらどうでしょう。ママの子ども時代でいえば、アイドルやモデルとかに憧れたのと同じで、今は新しくYouTuberが加わったということでしょ。賛成でも反対でも、よく知ることから始めないと。
りんたろー。:やりたいことがあるのはいいけど、危険なのは、「流行ってる」という理由だけで、子どもが簡単に夢見ちゃうことだと思う。大人になったとき、同じものが流行ってるとは限らないし、今やりたいことが、ずっと同じかどうかは、わからないですから。
兼近:だんだん、現実がわかってきますからね。オレも子どものときにプロ野球選手を目ざしたことがあったけど、無理だとわかってやめました。
りんたろー。:それから、YouTuberって稼げるイメージがあるかもしれないけれど、たくさん稼いでるのは、ごくごく一部の人ですからね。そういう現実も知ってほしいな。みんながどんどん参戦してきている今、なおさら競争も激しくなっているだろうし。
兼近:こうした現実を子どもに伝えるためにも、ママのほうも実際に体験してみるといいですね。動画を撮ることだけじゃなくて、編集することや配信を継続すること、登録者数を増やすことは、簡単じゃないってよくわかるから。
りんたろー。:やってみると、自分で気づかなかったところが意外と評価されたり、逆に自分がいいと思ったコンテンツが伸びなかったり、いろんな発見があるものです。
で、子どものほうは、今から何かやっておくことはあるかな。
兼近:本を読んだり映画を観たりして、見識を広げること。それから、何かひとつ強みをもつ!
りんたろー。:やっぱり、それだよね。今のうちに内面を豊かにしていくことが、将来の選択肢を増やしてくれる。そこからYouTuberを選択するんだったら、問題ないと思います。
兼近:人気YouTuberはそれぞれ強みをもってて、オレらの場合はシンプルに特技のしゃべりでやってる。無茶したり体を張る人もいるけど、しゃべりがメインなのは特殊かもしれません。
りんたろー。:しゃべりでもいいし、歌やダンスでもいいし、何を強みにするかママと一緒に考えるのもいいよね。どうせならママもYouTuberになっちゃう!?
兼近:やってみたら、ママがいきなりバズっちゃったりしてね(笑)。
りんたろー。:それも面白いかも!
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取材・文/南 ゆかり 撮影/高木亜麗 ヘア&メイク/五十嵐将寿 衣装協力/EXIEEE、W♥C
EXIT(イグジット)
2017年コンビ結成。芸人、アーティスト、ファッションブランド「EXIEEE」プロデューサー。現在のレギュラー番組は、日本テレビ系『THE突破ファイル』、TBS系『霜降りミキXIT』、テレビ朝日系『ひかくてきファンです!』、Abema TV『Abema Prime』木曜MC。
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○りんたろー。(左)/1986年生まれ。趣味は美容とお酒。介護施設で8年間の勤務経験あり。ツッコミ担当。血液型A型。
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○兼近大樹(右)/1991年生まれ。子ども好きでベビーシッターのアルバイト経験あり。2019年吉本男前ランキング1位を獲得。ボケ担当。血液型O型。
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