ワーママセレブFile 11 マドンナ
私は常々、若い頃ヤンチャだった人ほど子供に厳しくなるという法則があると思っているのですが、マドンナはまさにそれ。セクシーな衣装やセンセーショナルな言動でスターになったにも関わらず、６人の子供たちのことは、それはそれは厳しいルールで育てているそうです。
マドンナは、実子のローデスちゃん（23歳）とロッコくん（19歳）、のほかに、デヴィッドくん、マーシーちゃん、双子のエスターちゃんとステラくんというマラウイからの養子４人を育てるワーママ。
まずびっくりしたのが、「18歳まではデート禁止」というもの。つい先日は35歳年下のバックダンサーの恋人を連れて、ローデスの彼氏と一緒に旅行に行っていた自由奔放なマドンナにそんなことを言われても、娘としては反発しかないと思うのですが、どうなのでしょう（笑）。
そしてマドンナらしいな、と思ったのは、「SNS禁止」というルール。その理由について、彼女はこう語っています。
SNSの世界には妄想が溢れすぎているし、見始めると自分と他人を比べ始めるでしょう？ それは自己成長に悪影響を及ぼすと思うの
これにはすごく納得できて。
それは、取材していてよく、「SNSで他人のキラキラした生活を見て自分と比べて落ち込んでしまう」という声を聞くから。SNSは都合よく作り変えられた世界なのに、それを真実と思い込んでしまい、自分にはないものに目を向ける人の、いかに多いことか。
会えない友人たちの近況や好きな芸能人の日常を知るには楽しいツールのはずのSNSが、ときに自信を失くしてしまう原因になっているのは、見逃せない現象だなあ、と思うのです。
ほかにも、「床に服を置きっぱなしにしたら処分する」、「テレビ禁止」などなど、たくさんの厳格なルールがあるのですが、それについては、また別の機会にご紹介したいと思います。
写真／AFLO
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海外セレブウオッチャー
さかいもゆる
出版社勤務を経て、フリーランスライターに。海外セレブ事情に精通し、講談社mi-mollet「セレブ胸キュン☆通信」やVOGUEオンライン「セレブ美容探偵」など、女性誌を中心に多数のセレブ連載を執筆。今気になるセレブは、アラフィフになってますます色気が増したブラピ♡
