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WOMENバツイチわらしべ長者

2020.05.31

離婚理由は元夫の激ギレ!主夫になった8歳年下の男子との格差離婚の結末〜桂さんの場合vol.2【バツイチわらしべ長者】

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。8個下の夫と格差婚。主夫だった彼と上手く行かなかった理由とは。桂さんの話、完結編。

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夫婦仲がおかしくなったのは夫が30歳を過ぎた頃。そのワケは?

格差離婚

(C)Shutterstock.com

8歳年下のカメラマンアシスタントだった男性と結婚したヘアメイクの桂さん。最初は、桂さんが稼いで夫が育児をするという結婚スタイルは上手く行っているように見えました。それが変わってきてしまったのは、夫が30歳を過ぎた辺りから。

前回のお話▶︎8歳年下の結婚相手が主夫に。格差婚が埋まらず離婚の道へ

桂さん:男の人が30歳になるって、もしかしたら女性よりもデリケートなことなのかもしれません。仕事で成功していればいいけど、その時点で自分の父親と比べて、稼げていない自分に焦ったりしたみたい。九州男児だったから、そういうプライドもあったのかな。

毎日不機嫌だった夫が、ある日ついに不満を爆発させます。その内容とは主に、「僕がこんなに育児をがんばっているのに、桂は「ありがとう」って感謝をしてくれない」というもの。

桂さん:これってもう、よく聞く専業主婦のセリフですよね。うちはありがちな「主婦」と「主夫」逆転しちゃってたんだと思うんです。

とは言え料理はほぼ桂さんが作り、家事も半分は負担し、保育園に連れて行くのだって手伝っていたそう。その代わりに、妻の桂さんが一家の大黒柱としてバリバリ仕事もしていたのなら、感謝も何も、お互い様な気もしますが…。あとは前述の、夫のアクセサリーアーティストとしての活動の時間が、育児でままならないことも、不満の一因でした。

格差婚だとレスの原因まで夫婦逆転!?

逆転してしまっていたのはそれだけではなく、レスの原因も。

子どもが生まれると、夫の愛情は全て子どもに行ってしまい、桂さんが仕事で疲れ果てて帰ってきても「お疲れ様」のひと言もない。そんな夫に悲しくなった桂さんは、ベッドで夫のAさんを拒むようになったとか。「私って、お金を稼いでくるだけの存在なのかなって」―ってコレ、よく夫側が「奥さんが子どもにばかり構ってさみしい」って、レスの原因で挙げてるやつじゃん(涙)!

桂さん:言われたことを一個一個考えて見たのですが、仕事とか育児のこととか、やっぱり「ムリ!」ってなったので、離婚しようと思いました。ただ、彼は子どもを引き取りたいけれど、仕事がないからそうできない。それでゴネられて。でも円満離婚にしたかったから、結局、2年くらい別居してその間に話し合って、子どもたちが小学校と中学校に進学するタイミングで、ようやく籍を抜くことができたんです。

ん? レスだったのはずなのに、いつのまにかふたりめのお子さんができている?

桂さん:そうなんです(苦笑)。実は、そのうち離婚しそうだなという気配を感じた結婚5年目くらいに、ひとりっ子だとさみしいだろうと思って、ふたり目を計画的に出産したんですよ。

さかい:なるほど。でも、育児は夫が担当だったなら、お子さんたちはパパに相当懐いてたんじゃないですか?

桂さん:離婚が決まったとき、子どもたちにはすごく泣かれました。夫はそのまま故郷の九州に戻ったんですけど、今でも子どもたちとは頻繁に会ってるんです。

格差離婚

(C)Shutterstock.com

生まれた家価値観の違いもスレ違いの原因に

「今思えば、年齢差のこともあったけど、それよりも出身地が違うことが大きかった気もするんですよね」と桂さん。

関東出身で都会的な価値観の桂さんと九州出身のコンサバな家庭で育った元夫では、人付き合いや親戚付き合いの常識が違い、戸惑うことも多かったと言います。

桂さん:うちの実家は、「人に気を使わせないためにどうするか」という視点で考えるから、例えば手土産も気を使わせないためにちょっとだけ、という感じの教えだったんです。だけど彼の実家では、「人の家に行くならお土産をいっぱい持って行く」のが良しとされる。あとは、人付き合いが濃いからか、私の仕事中に義母から電話がかかって来て、「お隣りのBさんが亡くなったから、あなたも南の方角に手を合わせて」と言われたり。うちの実家の方なら、ごく親しい人以外には気を使わせるから知らせないでおこう、という発想になるので、愛情表現の仕方がそもそも違うというか…。

ほかにも、子供の行事ごとに兜やら雛人形やらがたくさん贈られて来て、いらないと思っても無下には出来ないし夫の顔を潰すわけにもいかないので、その度に桂さんはどうやりすごそうか悩んで、地味にストレスだったそう。

たしかに、どちらがいいというわけではないけれど、慣習が違うとお互いに誤解が生じることもありそうで、大変ですよね。

桂さん:始めは宇宙人みたいな感じで、その違いを面白がれていたのですが、愛がなくなった瞬間からうざくなりましたね…(遠い目)。

シングルマザーになってからは物理的な意味では時間のやりくりなどが大変だけど、「こっちら疲れて帰って来たのに何でお皿洗っといてくれないの?」などと思ったりするイライラがない分、よくなったという桂さんに、次に結婚するとしたら、どんな方がいいか聞いてみました。

桂さん:とりあえず、絶対に都会的な価値観がある人(笑)! あとは、自分のやりたいことをやって楽しんでる人かな。私も、自分で楽しんでるんで。

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インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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