アラサー、アラフォーが黒を着ると怖く見える!?
ビシッとキメたALLブラックスタイルはかっこいいけれど、場合によっては迫力が出すぎることも。昔は何を着ても似合っていたかもしれませんが、年齢を重ねた今、黒の選びにも工夫が必要です。今回は、定番だからこそ着こなしに差が出る黒の使い方を、ウサギ恭子さんとカメ恭子さんのコーディネートから見ていきましょう。
ウサギ恭子さんVSカメ恭子さんとは・・・
あまり深く考えずコーディネートをパパッと決めてしまうウサギ恭子さんと、大人だからこその着こなしや自分らしさをじっくり考えてスタイリングする亀(カメ)恭子さん。そんな、昔話『ウサギとカメ』に出てくる登場人物のようなふたりの着こなしから、アラサー、アラフォーに相応しい服装について考えます。
【ウサギ恭子さんの場合】ジャケットやハットで海外セレブのようなクールさを演出!?
かっこいいけれど、やや近寄りがたい印象になる、黒ジャケット×黒スキニースタイル。ハットやサンダルも黒で統一して全身キメキメ! このキメすぎ感が逆にコーディネートを懐かしく見せているのかも・・・。
【亀 恭子さんの場合】フレアワンピで、黒こそ優しく着こなす!
淡いピンクストールを差し色に
「サマーブラックというと、20代のころは辛口コーデが多めでしたが、年齢を重ねるごとに甘いテーストを少しづつ加えるようになってきました。色がシャープな分、シルエットや小物で少し〝かわいげ〟を加えてレディな黒を楽しむのが気分。〝Liviana Conti〟のワンピースは、シャリッとハリ感があるのにストレッチが効いているので、きちんと感と着心地のよさを両立してくれます。動いたときにフワッと広がるすその軽やかさも好き。黒に淡いピンクのストールで色を差す〝ほぼALLブラック〟くらいが、今の私にはちょうどいいんです」(亀さん)ワンピース/Liviana Conti バッグ/ラドロー ストール/アソース メレ 靴/Atp Atelier
シャープな黒こそ甘めに着るのが、アラサー、アラフォー女性にはおすすめ。「黒を着ると怖く見えて失敗しがち」という人は、ワンピースやふんわりスカートで取り入れるとよいかもしれませんね。
(イラスト/いわたまい 取材・文/木戸恵子)
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