流水ですすぐ
パフを洗うときは、洗浄剤を付けてもみこむことより「すすぎ」に重点を置きましょう。すすぎは流水で行います。
パフから濁った水が出なくなれば、すすぎは終わりです。パフをすすぐ手元の下に、ボールや洗面器を置くと、すすいだ水がたまります。たまった水が透明に近付いたら、汚れや泡が落ちたサインです。
また、食器用洗剤を使う場合、パフに残るとメイク後に肌トラブルになりかねません。特にしっかりすすぐようにしましょう。
パフをしっかりと乾かす方法
パフを洗っても水分が残ると、再び雑菌が増殖する危険性があります。ふわふわに洗い上げるためにも乾かし方が重要です。パフをしっかり乾かすコツを解説します。
タオルで挟み水気を取る
洗い終わったパフは、軽く絞った後タオルで挟んで水気を吸い取ります。ギュッと絞ったりタオルの上からたたいたりするのは、パフが傷むので禁物です。水がしみ出てこない程度になるまで優しくトントンと抑えるくらいがよいです。
風通しのよいところで乾かして
パフの湿り気が軽くなったら、風通しのよいところで陰干しします。持ち手が付いているパフは、洗濯ばさみなどで止めて干すのもOKです。持ち手が付いていないパフは、平干し用や洗濯用のネットを使うとパフが傷まず、しっかり乾かせます。
平干しするときは肌に触れる面を上にしましょう。ネットやタオルなどの上でパフを立てて干すときは、数枚のパフで支え合うようにして干すと乾きが早く、おすすめです。
直射日光やドライヤーはNG
パフに残った水分をしっかり乾かすのは大切です。しかし、カラカラになるような干し方は避けましょう。
パフの表面はふわふわで、なめらかな肌触りになるように作られています。パフを干すとき長時間直射日光に当ててしまうと、パフが日焼けして目があらくなったり、劣化したりしがちです。同じ理由で「ドライヤーを使って乾かすのもNG」と覚えておきましょう。
パフを洗うのは短時間で済みますが、しっかり乾かすにはそれなりに時間がかかります。普段から数枚の洗い替えを準備する、メイク後はティッシュで余分な化粧品をふき取るなどして、パフを清潔に保つよう意識しましょう。
洗いやすさがポイント!おすすめのパフ
【貝印】「汚れが落ちやすいパフ 」シリーズ
洗浄時に汚れが落ちやすく、清潔に保ちやすいことで人気の【貝印】の「汚れが落ちやすいパフ」シリーズ。親水性が高い素材は流水でもみ洗いするだけで簡単に汚れを落とせ、繰り返し洗っても長持ち。
また、保湿性のある特殊高分子ポリマーが使用されており、感触はまるでスフレのようにしっとり、ぷるぷる。毎朝のメイクがちょっと楽しみになりそうな心地よさです。
汚れが落ちやすいパフ (リキッド用) ひし形
▶︎汚れが落ちやすいパフ (リキッド用) ひし形 ¥462
小鼻や目尻などの細かいキワまでしっかりカバーできるひし形がポイントの、リキッドファンデ用パフ。適度な弾力によって力が分散されるため、ファンデーションを均一に塗布することができます。
汚れが落ちやすいパフ (パウダー用) 長角形
▶︎汚れが落ちやすいパフ (パウダー用) 長角形 ¥462
同じく「汚れが落ちやすいパフ」シリーズのパウダーファンデ用。清潔に保ちやすいだけでなく、使い心地のよさにもこだわられているのがうれしい。2個入り。
トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com
【監修者】ヘア&メークアップアーティスト
KIKKU
パーマをかけたような天然パーマがトレードマーク。トレンド感度が高く、おしゃれなメイクにモデルからの支持も厚い。ヘアサロン勤務の経験から髪に関する知識も豊富。女性誌やカタログ、広告など各方面で活躍中!
インスタグラム @kikku726
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